1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/07 23:39:32 ID:rBedoMwBI
兄「はいはい、お前は本当に好きだなぁ」
妹「うん、大好き! お兄ちゃんにされるから、だよ?」
兄「そ、そうなのか」
妹「お兄ちゃんの時は特に頭がぽわーっとして、自分の体が自分の物じゃないみたいな感じになるの」
兄「他の人にはこんなことされないのか?」
妹「うん、お兄ちゃんとがいいなぁ」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/07 23:44:42 ID:rBedoMwBI
兄「そ、それよりお前、早く寝なくていいのか? 明日も部活の朝練だろ?」
妹「うん、もうちょっとで寝ることにする」
兄「分かった。じゃあ俺も明日早いし自分の部屋に戻るな」
妹「あ・・・」
兄「どうした?」
妹「まだ、ここに居てほしい・・・。だめ、かな?」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/07 23:49:47 ID:rBedoMwBI
兄「ん・・・分かった、お前が寝るまでな」
妹「わ、ありがとお兄ちゃん」
兄「お前は昔から寂しがりやさんだったからな」
妹「えー? そんなことないよー」
兄「昨日だって、1人で寝られないからって俺の部屋に入って来たじゃんか」
妹「あれは怖い夢みちゃっただけ!」
兄「寂しがりやで怖がり、と」
妹「もう!」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/07 23:54:31 ID:rBedoMwBI
兄「ほら、もうすぐ日付け変わるぞ。そろそろ寝ろ」
妹「うん。今日もありがとうね、お兄ちゃん」
兄「ん? はは、どういたしまして」
妹「おやすみなさい」
兄「おやすみ」
妹(ほんとに、いつもありがとう)
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/07 23:57:41 ID:rBedoMwBI
兄「わー! 妹、起きろ! もう8時過ぎてるぞ!」
妹「ふみゅ・・・ふぇ? わー!」
兄「とりあえず朝ごはんはなんか適当に食って! 俺はバイトいってくる!」
妹「はい! いってらっしゃい!」
兄「行って来ます!」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 00:08:01 ID:o9237j8TI
妹「行っちゃった」
妹「うん、ご飯食べて部活行こう」
妹「よしっ!」
妹友「今日も調子いいね、妹ちゃん」
妹「うん。県の準決勝も近いし、調整はバッチリだよ」
妹友「妹ちゃんはテニス部だけじゃなくて学校からも期待されてるしね。頑張って!」
妹「うん!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 00:11:47 ID:o9237j8TI
妹「ただいまー」
妹「・・・まぁまだ夕方だし誰も居ないよね」
妹「お風呂はいろ」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 00:16:44 ID:o9237j8TI
妹「ふー。今日も疲れたなぁ」
妹「・・・ん、少し胸がふくらんできた?」
妹「もしかして、いつもの特訓の成果が出てきたのかな」
妹「やったっ」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 00:24:04 ID:o9237j8TI
妹「さてご飯作るか」
妹「今日は何にしよう」
妹「材料もあるし、お兄ちゃんの好きなシチューでも作ってみよう」
妹「出来たっ! あとはお兄ちゃんが帰ってくるまで待ってよっと」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 00:33:06 ID:o9237j8TI
兄「ただいまー」
妹「あ、お兄ちゃん! おかえりー」
兄「おぉ、いい匂い、シチューか?」
妹「うん! お兄ちゃん好きでしょ?」
兄「あぁ、大好物だ。 ありがとな」
妹「えへへ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 00:40:38 ID:o9237j8TI
『いただきまーす』
妹「おいしい? お兄ちゃん」
兄「うん、おいしい。なんかいつもより味が濃いな」
妹「あ、コショウを多めにいれてみたんだー。どう?」
兄「少し多すぎるかな? もうちょっと少なくてもいいかも」
妹「あ、ごめんね。次はもうちょっと少なくしてみる」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 00:48:27 ID:o9237j8TI
兄「あ、もう9時か・・・」
妹「ほんとだー」
兄「先風呂入るか?」
妹「うん、シチュー食べて汗かいちゃったし」
兄「じゃあ入ってこい。もうわいてるから」
妹「・・・ねぇ、お兄ちゃん・・・」
兄「ん?」
妹「いっしょに、お風呂入らない?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 00:57:13 ID:o9237j8TI
兄「えっ?」
妹「いっしょにお風呂」
兄「・・・なんで?」
妹「いっしょに入りたくなったから」
兄「いやいや、理由になってなあと思うんだが」
妹「・・・怖くなっちゃって。お兄ちゃんが私の所から居なくなっちゃったらって思うと」
兄「妹・・・お前はいいのか? その、いっしょになんて」
妹「うん。さ、先に行って待ってるからっ」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 01:07:14 ID:o9237j8TI
妹「はぁ、どうしたんだろ、私」
妹「いきなりあんなこと言って、お兄ちゃんもびっくりしただろうな」
妹「お兄ちゃんのことを考えてたらいつもの私じゃなくなるような変な感じ」
妹「恋、とか? ・・・ま、まさかね」
妹「まぁ、お兄ちゃんが居なくなったら怖いってのはホントだし、ウソのはついてない・・・よね?」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 01:20:49 ID:o9237j8TI
妹「お兄ちゃん、ビックリしてたな・・・」
妹「あ、つい小さい頃の感じで誘っちゃったけど、お兄ちゃんももう19歳なんだよね・・・」
妹「我ながらとんでもないことを言っちゃったなぁ」
兄「妹ー? は、入ってもいいか?」
妹「! い、いいよー」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 01:23:59 ID:o9237j8TI
兄「お、おじゃまします」
妹「ど、どうも」
兄「・・・」
妹「た、立ってないで体あらっちゃえば?」
兄「そ、そうだな。そうするよ」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 01:29:04 ID:o9237j8TI
妹「・・・」
兄「・・・」
妹(会話が無い・・・)
兄「か、体洗い終わったけど・・・」
妹「! あ、うん。じゃ、こっちくる?」
兄「う、うん」
兄「じゃあ失礼、と。ふぅ、気持ちいいなぁ」
妹「そうだね」
兄「なんか恥ずかしいな・・・」
妹「う、うん」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 01:35:15 ID:o9237j8TI
妹「昔はよくいっしょに入ってたのにね」
兄「結構前の話だな」
妹「あの頃は楽しかったなぁ・・・皆でわいわいと騒いでたよね」
兄「そうだな・・・。楽しかった」
妹「・・・ねぇお兄ちゃん」
兄「ん?」
妹「あの時お風呂でよくしてた遊び、覚えてる?」
兄「遊び?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 01:45:36 ID:o9237j8TI
妹「相手の身体をくすぐって、声が出たら負けってやつ」
兄「あぁ、そういえばしてたな」
妹「あれ、今してみない?」
兄「え?」
妹「どうせすることないんだしさ、せっかくのお風呂なんだから楽しめた方がいいでしょ?」
兄「それはそうだけど、なにもあの遊びじゃなくても・・・」
妹「昔に戻りたいの。お願い」
兄「・・・分かった。やるか。でも、俺は手は抜かないからな?」
妹「うん! いざしょーぶ!」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 01:58:46 ID:o9237j8TI
兄「じゃ最初は俺の攻撃からな」
妹「うん」
兄「じゃあ1分間、よーいスタート」
兄「まずは腋から。コチョコチョー」
妹「・・・」
兄「じゃあお腹」
妹「っ!」フルフル
兄「おっと、まだ粘るか? じゃあ耳に・・・はむ」
妹「んぁっ!!」ビクッ
兄「はは、俺の勝ちだな」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 02:05:13 ID:o9237j8TI
妹「むー、次は私の番!」
兄「いつでもどうぞ」
妹「スタート! まずはお腹から・・・」
兄「」
妹「じゃ次は・・・胸を!」グリ
兄「!?」
妹「しぶといなぁ・・・じゃあ最後、ここ!」
兄「うぉ!」
妹「へっへーん、どうだ、参ったか!」
兄「・・・股間ってありなのか?」
妹「私みたいにくすぐるようにやればありだよ」
兄「いやさっきグリって摘ままれたわけだが」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 02:11:23 ID:o9237j8TI
妹「じゃとりあえず勝負は引き分けってことでまた再戦」
兄「そうだな。じゃ、そろそろ出るか。のぼせるといけないし」
妹「うん。じゃあ私、先に出てるね」
兄「あぁ。ちゃんと体拭けよ?」
妹「わかってるって。じゃ」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 02:15:08 ID:o9237j8TI
兄「ふー、今日はなんだかいつも以上に疲れたな・・・」
兄「妹は普段よりにテンションが高かったし」
兄「そ、それにしても、妹も大きくなったな」
兄「タオルで隠れてたからあまり見えなかったけど、胸も成長してきてるんじゃないか?」
兄「って、俺は何を考えているんだ」
兄「俺もそろそろ上がるか」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 02:24:29 ID:o9237j8TI
妹「あ、遅かったね。何してたの?」
兄「ちょっと妹のこと考えてたんだ」
妹「わ、私のこと?」
兄「うん。まぁいろいろと」
妹「そ、そうなんだ。あ、それでお兄ちゃん、お願いがあるんだけど・・・」
兄「また添い寝か?」
妹「う、うん。ダメ?」
兄「別に良いぞ。明日は日曜だしな」
妹「ありがとっ。じゃ、部屋で待ってるねっ」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/08 02:42:18 ID:o9237j8TI
兄「よっ。寂しがりやで怖がりな妹の為にやってまいりました」
妹「も、もう、いつまで言ってるの?」
兄「・・・まだ怖いか?」
妹「う、うん。最近、パパやママの夢をよく見るの。もしお兄ちゃんもって考えたら・・・」
兄「妹・・・大丈夫だ、俺はどこにも行かないから」ナデナデ
妹「ふぁぅ・・・お兄ちゃんの手、おっきい」
兄「お前が俺をいらないって言うまで、絶対にお前のそばに居るから」
妹「じゃあ、ずっといっしょだね。私、いらないって言わないもん」
兄「妹・・・」ナデナデ
妹「ん・・・もっとして、お兄ちゃん」
兄「うん。お前が寝るまでこうしててやる。だから安心して寝ろ」
妹「お兄ちゃん、いつもありがと。おやすみなさい」
兄「おやすみなさい」
おしまい
- 関連記事
-