80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 18:21:03 ID:EMG5C/6F0
リト「ララー、洗濯物、これで全部か?」
ララ「うん」
リト「じゃあ、洗うか」
リト(なんかララの下着も見慣れてきちゃったな)
モモ「……」
モモ(お姉様の下着、かなりきわどいやつにしているのに、リトさんのリアクションが薄い)
モモ(マンネリってやつ……?)
モモ(このままの状態ではいつかリトさんはお姉様を『居て当たり前』な存在としてしまうかもしれない)
モモ(それは危険……異性としてみるのではなく、家族として認知するようになったら……)
モモ「お姉様に欲情しなくなる……」
ナナ「おい、声に出てるぞ?」
モモ「何とかしないと……私が……ふふ」
ナナ「おーい……だめだなこりゃ」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 18:30:22 ID:EMG5C/6F0
モモ「お姉様?」
ララ「どうしたのー?」
モモ「お姉様、最近リトさんとお話してます?」
ララ「話?うん、してるけど?」
モモ「どんな?」
ララ「学校でなにがあったとかー、春菜とこんなお話したーとか」
モモ「……はぁ」
ララ「ん?」
モモ「お姉様……それではリトさんの心は離れて行く一方ですよ?」
ララ「なんで?」
モモ「なんでって……ほら、あの、もっと愛を確かめ合ったりですね……」
ララ「あはは、そんなことしなくても、私はリトのこと大好きだし、リトも私のこと大好きだから。だいじょーぶ♪」
モモ(な、なに……この熟年夫婦のような信頼は……!!)
ララ「モモ?」
モモ(まさか、お姉様のほうがリトさんを既に異性としてみてないんじゃぁ……こ、これは不味い)
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 18:35:35 ID:EMG5C/6F0
モモ「うーん……」
蜜柑「どうかしたの?」
モモ「あ、いえいえ」
蜜柑「……」
モモ「なにか?」
蜜柑「別に……」
蜜柑(またろくでもないこと考えてる……絶対)
モモ(ここは一つ、リトさんとお姉様に今一度愛を確かめあってもらう必要があるかもしれませんね)
モモ(その方法はただ一つ……!!)
モモ「夜の情事しかありません!!」
蜜柑「モモさん?」
モモ「そうと決まったら早速……ふふふ」
蜜柑「……じょーじって……なに?」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 18:40:15 ID:EMG5C/6F0
モモ「リートさん♪」
リト「どうした?」
モモ「お姉様がラボで待っていますよ?」
リト「ララが?」
モモ「はい」
リト「分かった。行ってみるよ」
モモ「ふふ……」
モモ「次は―――」
モモ「お姉様?」
ララ「なにー?」
モモ「リトさんがラボでお待ちですよ?」
ララ「え?そうなの?わかったー」
モモ「ふふ……」
モモ(これでよし。今現在、お姉様の部屋は強力な媚香が充満している。一嗅ぎすれば、あっと言う間に抑えきれない劣情が湧いてくる代物)
モモ(そんな場所へ二人の男女が向かえば……ふふ、100%……アレを……ふふふ)
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 18:45:29 ID:EMG5C/6F0
蜜柑「……ララさんてば靴下片方出し忘れてるんだもんなぁ」
蜜柑「いつものことだけど……さてと、ララさんの部屋にあるかな?」
蜜柑「……ん?」
蜜柑「なんだろう……甘い香り……」
ララ「リトー!!何の用事!……あれ?」
蜜柑「あ、ララさん」
ララ「どうしたの?」
蜜柑「ララさん、靴下の片方がまた出て―――」
ララ「……あれ?」
蜜柑「な、なんだろう……からだ、が……あ、つ……い」
ララ「わ、わたしも……」
蜜柑「ララ……さん」
ララ「み、かん……?」
蜜柑「はぁ……♪」
ララ「あ……♪」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 18:52:40 ID:EMG5C/6F0
モモ「さてさて、どんなことに……」
ララ「美柑……♪」
美柑「ララさん……♪」
モモ「なんでぇぇ!?!?」
リト「んー?モモ、どうしたんだ?」
モモ「あ、リトさん!?どうして私より遅いんですか?!」
リト「いや、トイレに行ってて……ララはいるのか?」
モモ「あ、いや……あの……」
リト「なんだよ?」
モモ「だから、その……この先は危険というか……」
リト「とりあえず行くぞ」
モモ「ああ!?!?」
リト「……」
ララ「美柑の胸……かわいいね♪」
美柑「ララさんの足……スベスベ♪」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 18:57:09 ID:EMG5C/6F0
リト「お、おまえらぁぁ!!なにやってんだ!!離れろ!!」
ララ「あ、リトだぁ♪」
美柑「りとぉ……♪」
リト「な……は……な、なんだ……体が……」
モモ「おお……」
モモ「あ、いやでも……美柑さんが一緒か……」
モモ「ん……まいっか」
ナナ「なにがだ、よ!!」
ドン
モモ「きゃぁ!?」
ナナ「あはは、びっくりしたか?誰もいないからさ、ここかなーって」
モモ「……ナナ……なんてことを……私をこの部屋に入れるなんて……」
ナナ「何が?」
モモ「うっ……はぁぁ♪」
リト「あ……え……あ、つい……」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 19:02:31 ID:EMG5C/6F0
モモ(まずい……このままじゃあ……)
リト「……」
モモ「リトさん……」
リト「ララ……正気に戻れ」
ララ「え……?」
リト「美柑も……ここを出よう」
モモ「リト……さん?」
リト「モモも……なんかこの部屋……変だ」
モモ「あ、は、はい……んぁ♪」
リト「どうした?」
モモ「い、いえ……なんでも……」
モモ(自分で蒔いたこととはいえ……歩いて擦れるだけで……もぅ……んっ♪)
モモ(で、でも……なんでリトさんは……平気……なんだろう?)
リト「しっかりしろ、ララ」
ララ「ん……んぅ♪」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 19:07:31 ID:EMG5C/6F0
リト「ナナ、ララとモモを頼む」
ナナ「あ、ああ」
リト「美柑も自分の部屋に戻った方がいい」
美柑「で、でも……りとぉ……」
リト「大丈夫だ。きっとすぐに収まるって」
美柑「う、うん……」
リト「俺も部屋に戻るから」
モモ(お、おかしい……女性にしか効果がないものじゃないはずなのに……どうして……?)
リト「……はぁ……はぁ……」
リト(早く……部屋に戻ろう……)
リト(これ以上、誰かといたら……何するかわかんねえ……)
美柑「リト……?」
リト「だ、大丈夫だ……」
ララ「リトォ……まってぇ……♪」
ナナ「姉上、だめだって。こっちこっち」
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 19:12:13 ID:EMG5C/6F0
リト「ハァ……ハァ……」
リト「は、やく……」
リト「ハァ……」
トントン
リト「……!?」
モモ「あ、あのぉ……」
リト「な、なんだ……?」
モモ「入ってもよろしいですか?」
リト「えと……今は……」
モモ「……失礼します」
リト「ちょ……?!」
ガチャ
モモ「リトさん……やはりお一人で済ませるつもりだったのですか?」
リト「モモ……頼むから、今は一人に……」
モモ「リトさん……私でよろしければ、全てを受け止めてあげますよ?」
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 19:17:50 ID:EMG5C/6F0
ナナ「――にしても姉上の部屋になにが」
ナナ「……特になにもないぞ?」
ナナ「なんだって……お……?」
ナナ「あ……ぇ……ひゃぁ♪」
ナナ「こ、これって……なんだよぉ……はぁん♪」
モモ「―――リトさん……さあ、私が……」
リト「う……やめ……」
モモ「ほら……もうこんなになってる……ふふ」
リト「いや……だから……」
モモ「我慢は体に毒ですよ……?」
リト「よ、せ……」
モモ「……ん」
リト「うぁぁぁ……♪」
モモ「ん……クチュ……チュプ……♪」
リト「ふぁ……ぁ……♪」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 19:23:58 ID:EMG5C/6F0
モモ「ふ……ん……チュ……クチュ……♪」
リト「あ……も、う……ふっ……ぁ……!!」
モモ「んぶ!?」
リト「あ……ぁぁ……ぁ……♪」
モモ「……コクンッ……ふぅ……すごく濃厚でしたよ?」
リト「はぁ……モモ……俺……」
モモ「あ……だめ……リトさん……私はまだ……お気持ちを……」
バン!!
リト「!?」
モモ「え!?」
美柑「……」
リト「美……柑……?」
モモ「あ、えと……これは」
美柑「……リト……ごめん……今回……はむ、り……」
リト「美柑……?」
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 19:29:49 ID:EMG5C/6F0
美柑「――お兄ちゃん♪」
リト「うわ……ん!?」
美柑「ん……チュプ……クチュ……♪」
リト「はぁ……お前……」
美柑「ファーストキスは……ずっと昔にリトにあげてたし……別にいいでしょ?」
リト「美柑……」
美柑「もう一度……キス……して……ん」
リト「ふぐ……?!」
モモ(はぁ……殺されるかと思った)
モモ(でもこれは……ハーレム計画に数十歩ぐらい前進したかも)
ブゥン!!
ララ「リトー!!」
リト「ララ!?!」
モモ「お姉様?!転移してきちゃったんですか!?」
ララ「リト……美柑やモモばっかりずるいよ……わ、たしも……して?」
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 19:39:59 ID:EMG5C/6F0
リト「ララ……」
ララ「リト……大好きだよ……?」
リト「……い、いや……」
ララ「リトォ♪」
リト「ま……くっ……!?」
ララ「クチュ……チュプ……♪」
リト「くぁ……」
美柑「リト……ん」
リト「んぐ……」
モモ「……」
モモ(あ……また疼きだしちゃった……)
モモ(私も……少しだけ……)
リト「ふぁぁぁ……♪」
ララ「リト……リト……♪」
美柑「おに、いちゃん……♪」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 19:45:12 ID:EMG5C/6F0
―翌日―
リト「…………はぁ」
美柑「お、おお……おはよう……リト」
リト「あ、ああ……」
ララ「リトォ?」
リト「なんだ?」
ララ「あの昨日は……」
リト「あ……いや……俺の方こそ……」
ララ「うぅ……」
美柑「リ、リト……あの、これお、お弁当……」
リト「お、おう」
美柑「……き、きのうのことはわ、忘れるから……」
リト「う、うん」
モモ(よしよし……お姉様も美柑さんもリトさんを意識している)
モモ(これは大きな進歩ですよ……)
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 20:14:32 ID:EMG5C/6F0
―学校―
リト「はぁ……」
リト(昨日は本当に疲れたな)
春菜「結城君?」
リト「はる……西連寺……どうかした?」
春菜「ううん……なんだか元気ないなって思って」
リト(春菜ちゃん……相変わらず優しいなぁ)
リト「お、俺は平気だから」
春菜「そう?ならいいんだけど」
ヤミ「……」
唯「……ふん」
春菜「……ん?」
春菜(結城くんから甘い香りがする……香水?)
リト「ど、どうかした?」
春菜「あ、ご、ごめん。なんでもないの!」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 20:21:46 ID:EMG5C/6F0
春菜(もう私ったら……結城くんの匂いを嗅いじゃうなんて……恥ずかしい)
リト「どうしたんだろう……?」
唯「……はい」
リト「え……古手川?」
唯「チョコレートがあ、余ってたからあげるわ」
リト「な、なんで?」
唯「つ、疲れてるときに甘い物は常識でしょ!!」
リト「あ、はい……じゃ、ありがとう」
唯「ふん」
リト(なんで怒ってんだ?)
唯(結城くんから良い匂いがした……なによ……香水は……校則違反よ……まったく。ハレンチだわ)
リト「……」
ヤミ「結城リト……疲れているときは甘いものだそうですね」
リト「ヤミ!?」
ヤミ「どうぞ。タイ焼き、あげます。―――ところで、香水をつけているのですか?」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 20:25:16 ID:EMG5C/6F0
リト「香水?いや、つけてないけど?」
ヤミ「そうですか……クンクン」
リト「ヤミ!?近いって!?!」
ヤミ「……結城リト……図りましたね?」
リト「え?」
ヤミ「こ、こんな……卑怯な……」
リト「ヤミ?どうしたんだ?」
ヤミ「ふっ……ぁ……♪」
リト「お、おい……!?」
ヤミ「結城……リト……ん♪」
リト「んんん!?!?!」
春菜「!?」
唯「な!?!?」
ララ「え!?リト!?ヤミちゃん!?」
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 20:32:09 ID:EMG5C/6F0
ナナ「はぁ……昨日は大変だったぜ」
モモ「なにかあったの?」
ナナ「なにかあったかじゃねーよ。お前、姉上の部屋でなにをばらまいた!?」
モモ「もしかして入ったの?」
ナナ「一晩中、体が火照って仕方なかったぜ」
モモ「どうやって処理したのぉ?」
ナナ「な……!?」
モモ「ねえねえ……」
ナナ「い、いえるか!!バーカ!!!」
芽亜「おはよう!」
ナナ「メア、はよ!」
芽亜「あれ……くんくん……二人とも甘い匂いがするね?香水?」
ナナ「え?いや?」
モモ「甘い匂い……?」
芽亜「うん!……なんか、いけない気分になってきかも♪」
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 20:39:42 ID:EMG5C/6F0
ザワザワ……
リト「お、おい……離れろ、ヤミ!!」
ヤミ「こんな状態にしておいてよくそんなことがいえますね……」
リト「な、なんのことだよ!?」
ヤミ「あなたから発せられているは明らかに媚香のもの……それも強力な」
リト「び、びこう?」
ヤミ「ぁ……こ、こんなえっちぃ……きぶん……い、や……なの、にぃ……♪」
リト「ヤミ……お、おい!」
唯「こ、こら!!なにをやっているの!!やめなさい!!ハレンチだわ!!」
リト「あ、古手川!!助けてくれ!!」
唯「も、もう……本当にあなたは……あなたは……♪」
リト「え……?」
唯「はぁ……はぁ……ゆう、き……くん♪」
リト「古手川まで変だぁ!?」
ララ「これは……」
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 20:47:43 ID:EMG5C/6F0
ララ「リト、こっち!」
リト「ララ!!」
ヤミ「……あ」
唯「ん……ぁ……♪」
ヤミ「……」
唯「……」
ヤミ「古手川唯……」
唯「ヤミ……さん……」
ヤミ「……はむはむ♪あなたの耳、やふぁらかふぃです……」
唯「んぁぁ♪」
春菜「あ、れ……ひゃ……な、なに……?体の奥が……あ、つい……?」
リト「ララ、どうなってんだ!?またなんか発明でもしたのか?」
ララ「違うよ。これはきっとモモの撒いた媚香の所為……。あれは一度吸収しちゃうと、翌日に強力なフェロモンとして分泌されちゃうんだと思う」
リト「な……?!」
ララ「昨日、媚香を嗅いだ私たちは大丈夫だけど、他の人が私たちに近づいたら大変なことになるよ」
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 20:58:29 ID:EMG5C/6F0
リト「モモ!!!」
モモ「あ、リトさん!!」
リト「お前、大丈夫か?」
モモ「え?」
ララ「昨日のあれ、翌日にも効果が出る物だったんでっしょ?」
モモ「流石に気付きますよね……あはは」
リト「モモは誰かに臭い嗅がれてないか!?」
モモ「は、はい……でも」
ララ「どうかした?
モモ「ナナが……」
リト「あいつもララの部屋にはいったのか!?」
ララ「それでナナは!?」
モモ「あ、あそこに……」
ナナ「やめろぉぉ!!メアァ!!」
芽亜「ふふふ……ここ、すごい……もう……私……ふぁ♪」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 21:05:54 ID:EMG5C/6F0
リト「なんとかならないのか、モモ!!」
モモ「中和薬を作れば……」
リト「じゃあ、それを作ろう!!」
モモ「わかりました。とりあえず感染者を一か所に集めないと被害が拡大するとおもいます」
リト「分かった。よし、ララ一回教室に戻って古手川とヤミを連れてこよう」
ララ「うん!わかった!!」
モモ「お願いします、リトさん」
モモ(よし、これで全員にリトさんを意識させることができる……)
モモ(場所はやっぱりアソコしかないですよねぇ)
モモ(よぉし♪)
ナナ「あ……そこにゆ、びぃぃん♪」
芽亜「あは♪可愛い声……もっときもちよくしてあげる……ナナちゃん」
ナナ「ふにゃぁぁぁぁ♪」
モモ「……一応、ナナも助けないと」
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 21:12:26 ID:EMG5C/6F0
ヤミ「はむはむ……」
唯「ふぁぁぁ♪」
リト「古手川!!こっちにこい!!」
ララ「ヤミちゃん、行こう!!」
ヤミ「あ……」
唯「結城くん……キ、キス……」
リト「だ、だめだ!!いくぞ!!」
唯「あ……んっ……♪」
春菜「結城くん……♪」
春菜「どうしよう……あん……」
春菜(こ、こんな状態じゃあ……ん、ひっ……)
教師「おーい、席付けー」
春菜(結城くん……助けて……)
春菜「ハァハァ……」
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 21:18:28 ID:EMG5C/6F0
―保健室―
御門「―――なるほど」
モモ「というわけで、少しの間ここを貸して欲しんですが」
御門「わかったわ。それじゃあ中和薬を精製しましょう」
モモ「はい!」
モモ(まあ、リトさんを意識させてからですけど)
お静「わ、私も手伝います!!」
モモ「ありがとうございます。さてと―――もしもし、お姉様?」
ララ『あ、どこにいるの?』
モモ「保健室です。待ってますから」
ララ『わかったー!すぐいくー!!』
モモ「これでよし」
ナナ「よしじゃねー!!たすけ―――ふぁぁん♪」
芽亜「足の指の間も丁寧に舐めてあげるね?」
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/10 21:28:11 ID:EMG5C/6F0
モモ「ところで御門先生?お静さん?」
御門「なにかしら?」
お静「はい」
モモ「もう少し、近くへ……」
御門「……?」
お静「あ、甘い匂い……」
リト「――モモ!!」
モモ「あ、リトさん」
ララ「みんなつれてきた!!」
モモ「ありがとうございます」
リト「で、中和薬は?!」
モモ「今から作ります……ところで」
リト「なんだ?」
モモ「春菜さんはいないんですか?……意外です」
リト「春菜ちゃん……?」
260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 02:27:47 ID:35iroiR20
モモ(てっきり春菜さんも来ると思ったのに……まあ、こればっかりは運だったし仕方ないか)
モモ(さてさて……)
御門「くっ……まさか……」
お静「はぅ!?えぇ!?え……なん、で……?」
モモ(ついでとは言いませんが、側室は多い方がいいので……ふふ)
リト「……なあ、ララ?」
ララ「ん?」
ヤミ「結城リト……」
リト「うわぁ!?ヤミ!?くっつくすぎ!!!」
唯「ハレンチだわ……私の……から、だ……結城くん……」
リト「し、しらないって!?古手川……そこは……」
ララ「ちょっと、だめだってー!!」
モモ「芽亜さん、リトさんのほうへ」
芽亜「えー……まあ、先輩のほうが……いいかなぁ♪」
ナナ「あ……た、たすかった……」
262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 02:32:26 ID:35iroiR20
モモ「ナナもこっちに」
ナナ「な、なんだよ!?」
モモ「ナナだって大人になりたいでしょ?」
ナナ「胸をみながらいうなー!!つーか、あんなケダモノにちかづけるかぁ!!」
モモ「もう……取られても良いの?」
ナナ「い、いや……初めから姉上のものだろ……リトは……」
モモ「それでいいの?」
ナナ「な、何が……」
モモ「私はお姉様の想い人だろうと、好きな人の傍にいたい」
ナナ「な……」
モモ「ナナもそっちのほうが幸せじゃない?リトさんは傍に居る人をみんな愛でてくれるよ?」
ナナ「そ、それは……」
モモ「ふふ……はい」
プシュー
ナナ「んな?!なにふきつけ……あ、この匂い……モモ……ぁあ……♪」
266: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 02:38:30 ID:35iroiR20
お静「リトさん……クチュ……♪」
御門「私としたことが……この疼きをしずめて?」
ヤミ「結城リト……タイ焼きのお礼をお願いします……」
唯「結城くん……ハレンチ……でも、いまは……♪」
芽亜「せんぱぁい♪」
ナナ「くそぉ……な、なんでこんなやつに……はぁぁ♪」
リト「ちょっとタイム!!モモ!!はやく中和薬を!!」
モモ「はぁーい♪」
リト「……」
モモ「……」
リト「つくれよ!?!」
ララ「モモ、リトが困って―――」
プシュー
ララ「え……」
モモ「ごめんなさい、お姉様。今一度、リトさんとお姉様の愛が見たいんです」
267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 02:45:21 ID:35iroiR20
リト「モモ!?」
モモ「中和薬は既に用意しています」
リト「だったら!!」
モモ「でも、暫くはこの状態を楽しんでください」
リト「なにぃ!?」
ヤミ「結城リト……はむはむ……耳、おいふぃでふ」
リト「うぁぁ……ヤミ……そこは……やめ……」
唯「結城くん、こっちも……ん」
リト「こて――んぐ!?」
お静「御門先生……リトさんのここ……とっても熱い……」
御門「そうね……楽にさせてあげないと」
唯「ん……チュプ……クチュ……♪」
リト「ん……ジュル……チュ……」
ララ「リト……ごめん……が、がまん、できない……」
ナナ「ハァハァ……だめ……だ……は、やく……抱いて……くれよぉ♪」
268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 02:51:28 ID:35iroiR20
モモ(よしよし……)
唯「結城くんはいつもララさんや西連寺さんばかりと話して……私だって……本当は……」
リト「古手川……」
ヤミ「今朝も西連寺春菜と仲良く話してましたね。少しは私たちにも―――」
リト「そ、そうだ!!―――ご、ごめん、古手川!!離れてくれ!!」
唯「きゃ!?え……?」
モモ「リトさん!?」
リト「春菜ちゃんもだ……」
モモ「春菜さん?」
リト「春菜ちゃんも俺の匂い、嗅いでた」
リト「古手川とヤミが真っ先におかしくなったから、忘れてた……」
モモ「まずい……リトさん、急いで春菜さんを!!」
リト「わかって―――」
ナナ「お、おい!!にがせねえぞ……ちゃんとこっちを処理してからいけ……」
リト「ナナ!?!そこは……ぁぁ♪」
272: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 02:57:26 ID:35iroiR20
―教室―
春菜「ハァハァ……」
春菜(どうしよう……さっきから体が変……)
春菜「ふぁ……♪」
春菜(だ、だめ……今は授業中……)
理紗「ん……?――ちょっと、春菜」
春菜「え……?」
理紗「そういうことはトイレでしてきたら?流石に教室でやったらやばいって」
春菜「な、なにが……?」
理紗「い、いや……あんた、股間にボールペン押しあててるから……」
春菜「え!?あ、うそ!?」
教師「どうした、西連寺?」
春菜「あ、す、すいません!!お手洗いに!!!」
未央「ぶっ!?春菜、それは大声でいうことじゃあ……」
春菜「すいません!!」
273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 03:07:20 ID:35iroiR20
―トイレ―
春菜「ハァハァ……ど、どうしちゃったの……私……こんなの……」
沙姫「全く、私としたことが授業中に催すなんて」
綾「だからお茶は控えましょうっていったんです」
凛「はい」
沙姫「し、しかたないでしょう!?喉が渇いてたんだから!!」
春菜(まずい……人が……でも……)
春菜「ハァ……んっ……ハァ……んぁ……ぁ♪」
沙姫「ん?ちょっと、誰かいますの?」
春菜「!?」
沙姫「なんだかとても苦しそうな声を出してますが、大丈夫ですの?」
春菜(で、でなきゃ……)
春菜「は、はい!!―――すいません!!」
ガチャ
沙姫「あら、貴女は確か―――」
274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 03:11:02 ID:35iroiR20
―教室―
リト「西連寺!!」
教師「な、結城!?今までなにして――」
リト「西連寺は?!」
理紗「さっき、トイレにいったけど?」
リト「ありがとう!!」
教師「お、おーい……」
未央「なんかあったのかな?」
理紗「さあ?……でもなんだが面白そうじゃない?」
未央「うん♪……では」
理紗「せんせー、私たちもトイレー」
教師「黙って行け」
理紗「はぁーい♪」
未央「じゃあ、いきましょうか」
理紗「ええ、いきましょう。ふふん」
276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 03:17:13 ID:35iroiR20
―トイレ―
リト「こっちのトイレか……?」
凛「お前、離れろ!!」
沙姫「なにをするんですのー!?!」
綾「きゃー!!」
リト「なんだ!?!」
春菜「ハァハァ……せんぱい……慰めて、ください……♪」
沙姫「ちょっと、離れ―――だめぇ、そこは……ぉぉ♪」
リト「――あ、いた!!」
凛「結城リト!?」
綾「きゃぁぁ!!!今度は覗きぃぃ!!!」
リト「あ、いや……ちょっとスイマセン!!西連寺は今、体調がわるく―――うわ!?」
ツルッ……もにゅ……
凛「ひゃぁ!?!?―――ど、どうしていつも君は……私の胸も揉むんだぁぁ!!!」
リト「スイマセン!!!」
278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 03:23:08 ID:35iroiR20
凛(な、なんだ……)
綾(甘い……いい匂い……)
沙姫「クンクン……これは……」
リト「西連寺!!」
春菜「結城……くん……」
リト「今すぐ保健室につれていくから!」
春菜「ゆうきくぅん……キス……」
リト「ごめん、西連寺……急ごう」
春菜「あ……」
沙姫「ちょっと……」
リト「え……」
綾「はぁ……体が……むせかえりそう……」
凛「な、なにか……したのか?」
リト「ヤバい……」
春菜「結城くん……結城くん……」
280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 03:28:08 ID:35iroiR20
リト(三人も保健室に連れて行かなきゃ……)
リト「三人も俺と来てください!!」
沙姫「え、ええ」
リト「じゃあ、こっちへ―――うわ」
ドン
理紗「わぉ♪相変わらず結城は大胆なんだからぁ♪」
リト「籾岡……!?!」
理紗「もっと胸にうずまってていいんだよぉー?」
未央「あははー」
リト「お、おい!!よせ!!」
理紗「くんくん……結城、香水でもつけてんの?」
リト「!?」
未央「えー、ホントに?……くんくん……あ、いい匂い」
リト「バ、バカ!!」
理紗「……!?―――あ、れ……今、ちょっと濡れた……」
281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 03:35:18 ID:35iroiR20
未央「ひゃぁ!?……なんか、ビクンッってなった」
リト「くそ……二人もこい」
理紗「どこに?」
リト「保健室だ!!」
―保健室―
ララ「モモ……」
モモ「はひゃぁぁあ!?!!」
ナナ「お前のせいで……お前のせいで……」
モモ「あひぃ♪だめぇぇ!!しっぽをこすっちゃ……ぃぃぃい♪」
ヤミ「早くこの異質な感情を消してください……」
唯「ハァハァ……ハレンチだわ」
モモ「あーん、リトさんはやくー!!」
ガラ!!
モモ「あ、リトさ―――ふえてる!?」
リト「みんな匂いを嗅いじまった。頼む、モモ!!」
282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 03:39:47 ID:35iroiR20
モモ「え……でも……」
リト「モモ!!」
モモ「わ、私は……」
リト「俺は……こんな西連寺やララをみたくないんだ」
モモ「え……?」
リト「そりゃ……こうやって……甘えてくる西連寺もいいけど……」
春菜「結城くん……・キス、しよ?」
リト「でも、いつもの西連寺が俺は好きだから」
春菜「……!」
モモ「リトさん……」
リト「勿論、ララも古手川もヤミも……みんなだ」
モモ「……」
リト「だから、早く中和を―――」
ヤミ「結城リト……やっと帰ってきましたね?」
唯「結城くん……もっと……してほしい……」
284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 03:51:16 ID:35iroiR20
リト「ちょっ……ヤミ!?古手川!!」
沙姫「ど、どうでもいいですけど……はやいところ、なんとかしてほしいですわ……」
綾「は、はい」
凛「不覚……こんな不埒な気分に犯されるとは……」
リト「モモ、早くしてくれ!!」
モモ「こ、これはみなさんの本心ですよ?――どうして受け止めようとしないんですか?」
リト「本心ってのはこんな風に曝け出すもんじゃないだろ」
モモ「リトさん……」
リト「モモ、それに古手川やヤミは本心なんて俺に見せたくないと思うから」
モモ「……」
リト「だから、早く――」
ララ「リトー!!」
春菜「結城くんのここ……だいすき……・♪」
リト「西連寺、ララ!!やめ――うぁぁ♪」
モモ(ここまでしてもそんなこと言うなんて……全く、リトさんは……はぁ)
285: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 03:57:16 ID:35iroiR20
リト「はーなーれーろ!!!」
ララ「やだー」
春菜「ゆうきくーん♪」
ヤミ「にがしません」
唯「ちゃんとしてくれないと、私がハレンチなままじゃない……お願い」
ナナ「早く……しろよぉ……」
お静「リトさん……」
芽亜「せんぱい……なめなめ、ペロペロしてくださいよ……アソコを」
リト「モモぉぉ!!!」
モモ「分かりました……では……この装置をセットして……」
モモ「スイッチオン」
シュー……!!
リト「それは?」
モモ「媚香の効果を消す中和薬を拡散するものです。すぐに効いてきます」
リト「た、たのむ……このままじゃあ、西連寺やララが……俺の……・んぉ♪」
287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:04:05 ID:35iroiR20
リト「西連寺、大丈夫か?」
春菜「あ、あの……結城くん……私は……その……違うからね?」
リト「ああ、分かってる」
ララ「はぁ……やっと落ち着いたぁ」
唯「わ、私……なんてことを……!!結城くんに……キキキキ……キスまで……いやぁぁ!!!ハレンチぃぃ!!!」
ヤミ「結城リト……勘違いしないでください。あれは媚香の所為で……その……」
リト「分かってるって。ヤミが俺にあんなことするわけないからな」
ヤミ「……」
ナナ「やっと解放された……はぁ」
芽亜「もう少しだったのになぁ……残念」
お静「あ、危なかった……もう少しで貞操をリトさんに……リトさんならいいけど……」
御門「はぁ……凄い効果ね……何かに使えそうなぐらい」
沙姫「もう……何をさせるんですの!?」
綾「はぁ……」
凛(下着……替えないと……このままでは授業に集中できん)
288: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:10:27 ID:35iroiR20
理紗「やっばー、パンツびちょびちょ。ゆうきー、パンツかってきてよー」
リト「な!?」
唯「籾岡さん!!」
理紗「もう、冗談だって」
未央「かわいいねえーコテたんはぁー♪」
唯「きゃぁぁ!?!なんでそこで胸を揉むの!?」
モモ(それにしても……リトさんでこうなるってことは……)
リト「はぁ……でも、なんとかなったな」
ララ「リト、ありがとう」
リト「え?」
春菜「その……嬉しかった」
リト「な、なにが?」
ララ「リトが私たちを本当に大事にしてくれるってわかったから」
春菜「うん……結城くんの本心はちゃんと聞こえてたよ?」
リト「あ、その……あはは……」
289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:14:45 ID:35iroiR20
モモ「お姉様」
ララ「え、どうしたの?」
モモ「あの……今すぐ美柑さんのところに行きませんか?」
リト「美柑……?」
ララ「あ、そっか!!美柑も今頃は大変な目にあってるんじゃない?!」
リト「や、やばい……!!」
ララ「私が行ってくるよ!!」
モモ「私も行きます!!」
リト「ララ、俺も行く……連れていってくれ!!」
ララ「うん!一緒にいこっか!」
春菜「あ、結城くん」
リト「ごめん、西連寺。この件はちゃんと説明するから!!」
春菜「あ、うん……気をつけてね?」
リト「ありがとう。――行こう、ララ!!」
ララ「全速力ー♪」
290: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:19:42 ID:35iroiR20
―小学校―
美柑「ちょっと!!もうおってこいでぇぇ!!!」
「結城さーん!!」
「ハァハァ!!」
美柑(なんか怖い……どうしたら!!)
美柑「はぁ……はぁ……どこかに隠れなきゃ……!!」
美柑「―――こっち!!」
バタン!!
美柑「……お、思わず掃除用具ロッカーにはいちゃったけど……大丈夫かな?」
「ハァハァ……」
「結城さーん……結城さーん……」
美柑(これって昨日のアレのせい……?)
美柑(全く、モモさんは……)
「こっちだ」
美柑「!?」
292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:23:39 ID:35iroiR20
美柑(ヤバ……)
「この中か……」
美柑「……っ」
ガチャ
美柑「もう近付かないでぇぇ!!!」
ブンッ!!
リト「え?」
美柑「――リトぉ!?」
ララ「危ない!!」
コンッ!!
美柑「ララさん!!大丈夫ですか!?」
ララ「うん、平気だよ!」
リト「こら!いきなり箒で殴ってくるやつがあるかぁ!!」
美柑「だって……追われてて」
リト「やっぱり……美柑もか」
293: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:26:47 ID:35iroiR20
美柑「え?それって――」
「いたぁ!!」
「結城さーん!!」
美柑「きたぁぁ!!」
リト「同級生か……」
ララ「ど、どうしよう?」
リト「殴るのはあれだし……モモ、早く中和薬を―――」
ヤミ「はっ!!」
シュルル!!
ララ「ヤミちゃん!?」
ヤミ「こうやって私が髪で拘束しておきます。これで危害を加えず、美柑を守れます」
リト「ヤミも来てくれたのか」
美柑「ヤミさん……!」
ヤミ「美柑の危機と聞いたので」
美柑「ありがとう!ヤミさん!」
295: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:31:31 ID:35iroiR20
モモ「リトさーん!」
リト「モモ、どうだ?」
モモ「拡散装置をいたるところに設置してきました。すばらくすれば大丈夫になると思います」
リト「そうか」
美柑「やっぱり、これってモモさんの所為なの?」
モモ「あはは……」
美柑「もう、すっごく怖かったんだから!!」
モモ「ご、ごめんなさい」
リト「美柑、どうする?今日は家に帰るか?」
美柑「え……」
リト「俺も早退しちゃったし……美柑もここにはいたくないだろ?」
美柑「う、うん」
ララ「じゃあ、一緒にかえろ!」
美柑「うん!」
ヤミ「では、私も」
296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:34:48 ID:35iroiR20
―結城宅―
セリーヌ「まうー?」
セリーヌ「まう……」
リト「ただいまー」
美柑「こんなに早く帰ってくるの久しぶりかも」
ララ「なんか得した気分だね」
ヤミ「……」
モモ「この度はご迷惑をおかけしてすいません」
美柑「あ、えと……」
リト「もういいよ。反省してるなら」
モモ「リトさん……」
美柑「リトって本当に甘いよね」
リト「うるさいな」
美柑「ふふ……」
ララ「みかーん、なんかつくってー!」
297: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:39:25 ID:35iroiR20
ララ「さてと……あれの開発でもすすめようかなー?」
モモ「あ、お姉様。あの、お部屋にはしばらく近付かない方が」
ララ「まだ効果が残ってるの?」
モモ「2日間ぐらいは残ると思います」
ララ「そうなんだー」
リト「全く……まあ、いつものことだけど」
ヤミ「美柑、手伝います」
美柑「ありがとう!」
リト「あれ?セリーヌは?」
ララ「そういえばいないね」
セリーヌ「まうーっ!!」
リト「あ、いたいた」
セリーヌ「まうー……ん♪」
リト「んぐ!??」
ララ「あらら」
298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:43:35 ID:35iroiR20
―放課後―
春菜「結城くん、大丈夫かな?」
理紗「様子でも見に行く?」
未央「古手川さんもいくよねー?」
唯「……ま、まあ。今回の謝罪をちゃんとしてもらってないしね」
理紗「そうそう。素直が一番」
唯(で、でも……どんな顔で会ったら……)
春菜「それじゃあ、みんなで行こうか」
理紗「おー」
未央「いえー」
唯(結城くん……)
春菜「よし、行こっ♪」
299: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:46:53 ID:35iroiR20
―結城宅―
ピンポーン
春菜「……」
理紗「出てこないね」
未央「どうしたのかな?」
理紗「もしかしていまごろ……」
ララ『リト!もっと、もっとはげしくしてぇ!!」
リト『ララ!!ララ!!もう……俺……!!」
ララ『ふぁぁ……♪いいよぉ……中に……だし、てぇ……♪』
理紗「みたいな?」
未央「きゃー!ハレンチ!!」
唯「やめてよ!!」
春菜「でも、どうして……留守?」
―――ガチャ
300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:51:58 ID:35iroiR20
モモ「みなさん!?」
春菜「あ、結城くんは?」
モモ「あ、えと……今は……」
理紗「まさか!?」
未央「きゃー」
唯「ちょっと!!」
モモ「あ、いや……それが」
リト『うわぁぁ!!!セリーヌ!!!やめろぉぉ!!』
春菜「結城くん!?」
理紗「なになに?」
唯「ちょっと上がらせて」
モモ「あ、だめです!!」
春菜「ごめんなさい、お邪魔します」
モモ「あぁ……」
301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 04:59:05 ID:35iroiR20
セリーヌ「まうぅ……クチュ……チュク……♪」
リト「んぐ……?!!?」
ヤミ「結城リト……もういい加減に……」
美柑「リトォ……ハァハァ……」
ララ「モモ……は、はやく……」
春菜「こ、これは……?!」
唯「は、ハレンチだわ!!!」
モモ「セリーヌが媚香を部屋中に拡散させちゃって……でも、セリーヌが体内で成分を変えたみたいで、中和薬がまだできてないんです」
春菜「え……拡散?」
モモ「はい……男性には効かないんですけど、そのかわり女性には数倍の効果が」
理紗「んぁん!?!?」
未央「ひにゃん!?」
モモ「……私も下着がはけなくて……」
春菜「ちょ……はぁ♪……ま、さか……もう……?」
唯「かっ……う、そでしょ……ま、た……?」
304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 05:05:27 ID:35iroiR20
リト「……おぉ♪」
ララ「リト……リト……」
春菜「結城くん……みて……もうここ……凄いの♪」
唯「結城くんの所為なんだから……ハレンチになったのは……」
美柑「もうだめ……おにいちゃん……♪」
ヤミ「結城リト……はやく、ください……」
理紗「結城ぃ……ほら……綺麗でしょ?」
未央「こんな体じゃあ……家に帰れない……ちゃんと処理して……」
リト「う……モモ……は、やく……」
モモ「……リトさん。この熱を冷ましてからでいいですか?」
リト「モモ?!」
モモ「もう我慢できません!!」
リト「うわぁぁ!!!」
モモ「んっ……んく……んっ♪」
リト「もうやめてくれぇぇ!!……・ふぁぁ♪」
306: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 05:09:24 ID:35iroiR20
―夜―
リト「美柑、もう平気か?」
美柑「う、うん……」
ララ「リト……ごめんね?」
ナナ「なにがあったんだ?」
モモ「別に……」
モモ(はぁ……色々と失敗しちゃった)
モモ(でも、古手川さんも春菜さんもヤミさんも……もうリトさんを意識しない日はなくなったはず)
モモ(私の計画は数歩前進した……今回はこれでよしとしましょう)
リト「セリーヌも大丈夫か?」
セリーヌ「まうー!!」
リト「そうか」
ナナ「なんとなく居なくてラッキーだったんだな」
モモ「ふふ……ナナもね」
ナナ「な、なにがだよ」
307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 05:13:41 ID:35iroiR20
―リト自室―
リト「すぅ……むにゃ……」
モモ「お邪魔しまーす……ふふ、今日もお願いしますね。リトさん♪」
リト「……」
モモ「今日はどんなことを―――」
リト「……モモ」
モモ「!?」
リト「モモ!モモ!!」
モモ「きゃぁ!?!!?リトさん!!?そこはだ、ひゃぁ!!?」
リト「ん……チュパ……チュ……♪」
モモ(な、何で今日に限ってこんな大胆に……)
モモ「ふにゃぁぁ♪」
リト「モモ……モモを抱きたい……」
モモ「へぇ!?!」
モモ(こ、この目……正気じゃない……ま、まさかセリーヌの効果が一晩おいて効いてきたの!?)
309: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 05:17:51 ID:35iroiR20
リト「もう駄目だ……一度モモを大たら歯止めが効かなくなっちまった……」
モモ「あぁん♪だめえ!?リトさん!!正気にもどって!!」
リト「モモ!モモ!!」
モモ「あひぃ♪」
ガチャ
美柑「―――こらぁぁ!!!なにやってるの!!?」
モモ「美柑さん……たすけ―――あぁぁん♪」
リト「クチュ……チュパ……♪」
モモ「おぉぉ♪しっぽをぉぉ♪」
美柑「ララさーん!!たすけてー!!リトがぁぁ!!」
ララ「どうしたの?―――リト!!??」
モモ「お、おねえさま……」
ララ「リト!!このショックガンで正気に戻って!!」
ララ「えいっ!!」
リト「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!!」
313: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/11 05:22:10 ID:35iroiR20
ララ「リト、大丈夫?」
リト「うん」
美柑「もう……リトのばーか」
ナナ「ったく、やっぱりケダモノだな」
リト「……モモ、ごめん」
モモ「あ、いえいえ……」
モモ(はぁ……それにしても少し強引にされたからって私が取り乱してしまうなんて)
モモ(将来の側室として情けない……)
モモ(リトさんだけじゃなく、私も精進が必要みたい……)
モモ「リトさん?」
リト「ん?」
モモ「(……偶には襲ってくれてもかまいませんからね♪)」
リト「な!?!」
モモ「それじゃあ、今日も一日がんばりましょうね、リトさん♪」
END
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