1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22 01:21:38 ID:gHbnOXrVO
ﾊﾞｰﾝ!
セシリア「大変ですわ一夏さん!!早く逃げませんとー!」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
一夏「はぁ?」ｸﾞｸﾞｯ
セシリア「悠長にストレッチなんかしている場合じゃありませんわ!早く!」ｸﾞｲｸﾞｲｯ
一夏「な、なんだよどうしたんだセシリア」
セシリア「空襲ですわ!!早く避難しませんと!!」ｸﾞｲｸﾞｲｯ
一夏「空襲?」
セシリア「どこの国が攻めてきたんですわ!」
ｺﾞｵｫｫｫｫ
セシリア「ま、また来ましたわ!!お早く!!」ｸﾞｲｸﾞｲｯ
一夏「・・・この風のことか?」
セシリア「そうです!早く避難、もうっ、一夏さん!!なにをへらへらしているんですのこの緊急事態に!」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22 01:27:13 ID:gHbnOXrVO
ｺﾞｵｫｫｫｫｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
一夏「へらへらもなにもただの台風だろ」
セシリア「タイフーン!?やっぱり戦闘機ですのね!」
一夏「いや台風だよ台風。たいふう」
セシリア「たいふう?」
一夏「英語だとなんて言うんだ?ハリケーンか?低気圧が連れて来る強風大雨のことだよ」
セシリア「たいふう・・・」
一夏「日本じゃ珍しくないんだけどな。だから心配いらないぞ」
セシリア「空襲じゃないんですの?」
一夏「違うよ」
セシリア「・・・ｺﾎﾝ。し、知ってましたわそれくらい。冗談で言ってみただけですわ」
一夏「・・・」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22 01:33:07 ID:gHbnOXrVO
セシリア「一夏さんの危機管理能力を試しただけでs」
ｺﾞｵｫｫｫｫｫｫｫ
セシリア「ひっ!」ｷﾞｭｯ
一夏「・・・」
セシリア「あ、今のは別にたいふうに驚いたわけではなく、本能でですね」
一夏「くっ・・・」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
セシリア「一夏さん?」
一夏「・・・あーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!台風を空襲って!」
セシリア「わ、笑わないで下さい!」
一夏「あひぃーっひゃあーはっはっはっはっくひっくけけけかひっ!!」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ
セシリア「も、もうっ!笑わないで下さいったら!」
一夏「ひぃーっひひひーっ!!ぶほあはははは!!」
セシリア「笑わないd、笑いすぎですわ!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22 01:39:32 ID:gHbnOXrVO
セシリア「もう!ひどいですわ!わたくしはたいふうなんて知らなかっただけなのに!」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
一夏「いやーすまん、まさかの天然ボケだったから」
セシリア「もう!まったくレディに対して失r」
ｺﾞｵｫｫｫｫｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
セシリア「ひいっ!」ｷﾞｭｯ
一夏「怖いのか?」
セシリア「い、いけませんか!このような得体の知れない嵐怖くて当然ですわ!」
一夏「開き直るなよ、あははっ」
セシリア「笑わないで下さい!」
一夏「ごめんごめん。風おさまるまで傍にいてやるから」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
セシリア「あ・・・ぅ・・・」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22 01:45:15 ID:gHbnOXrVO
ﾊﾞｰﾝ!
ラウラ「避難するぞ!!!」ﾋﾞｯﾁｮﾘ
一夏「・・・外出たのかラウラ」
ラウラ「この風と雨は異常だ!米国の新兵器に違いない!来い!」ｸﾞｲｸﾞｲｯ
一夏「つめたっ」
セシリア「ちょっとラウラさん、ただの台風になにを大騒ぎしているんですの?」
ラウラ「タイフーン!?ユーロの戦闘機が来ているのか!?」
一夏「誰かさんと同じボケだな」ﾆﾔﾆﾔ
セシリア「と、とにかく!これは日本ではこの季節に何度かある天候不良で、ただの嵐ですわ」
ラウラ「そうなのか?」
一夏「そうだよ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22 01:50:01 ID:gHbnOXrVO
ラウラ「そうか、ならばよかった」
一夏「とりあえずシャワー浴びて、風邪引くから」
ラウラ「む、では借りるとしよう」
ｶﾞﾁｬｯ
ラウラ「ふぅ、スッキリだ」ﾎｶﾎｶ
一夏「ちゃんと頭拭いたか?」
セシリア「服を来なさい!!なんで一夏さんも普通に話し掛けてるんですの!」
ラウラ「わたしの服は濡れてしまったのだ」ﾌﾝ
セシリア「なんでちょっと偉そうなんですの」
一夏「とりあえず俺のTシャツとジャージでいいか」
ラウラ「うむ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22 01:55:52 ID:gHbnOXrVO
ﾊﾞｰﾝ!
シャル「うわーんいちかー!台風こわいy・・・」
ラウラ「どうしたシャルロット」
セシリア「どうしたんですのシャルロットさん」
一夏「どうしたシャル」
シャル「・・・先を越されたか・・・」ﾎﾞｿｯ
シャル「あ、あのね。台風こわいから一緒にいてもいい?」
ラウラ「いいぞ」
セシリア「なんでラウラさんが答えるんですの」
一夏「流石にベッドに4人はキツイから、シャルは椅子にでも」
シャル「僕は狭くても平気だよ」ｸﾞｲｯ
セシリア「ちょ、ちょっと、押さないで下さいまし」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22 02:02:08 ID:gHbnOXrVO
その頃鈴は
鈴「・・・」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
普通に漫画を読んでいました
セシリア「ちょっ、なんなんですのシャルロットさん」
シャル「セシリアの大きいお尻が邪魔だなって」ｸﾞｲｸﾞｲｯ
セシリア「大きくありませんわ!なんで無理矢理入ってくるんですの!端っこに座ればよろしいのに」
シャル「セシリアはもう十分でしょ?」ｸﾞｸﾞｸﾞ
セシリア「なにが十分なのかわかりませんわ」ｸﾞｸﾞｸﾞ
一夏「お茶飲むかラウラ」
ラウラ「うむ」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22 02:03:12 ID:gHbnOXrVO
終わり
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