6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 02:43:33 ID:zuBxnEY+O
ラウラ「フェラチオとは何だ?」
一夏「男女でする大事な儀式みたいなものだな」
ラウラ「そ、そうなのか。男女で……では早速私達もやってみよう」
ラウラ(とはいえ何をしたらいいのだ? 一夏の夫としてあるまじき失態だな……)
一夏「おう、じゃあ今夜俺の部屋で待ってるよ」
ラウラ「了解だ(昼間のうちにフェラチオについて情報収集せねば)」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 02:58:04 ID:zuBxnEY+O
ラウラ(やはりここはクラリッサに聞いてみるのが妥当だろう)
ラウラ(……)ピッピッ
ラウラ(しかし、今までの経験からしてクラリッサに聞くのは危険かもしれない)
シャル「どうしたのラウラ、考え事?」
ラウラ「ん、まあそんなところだ」
ラウラ(一夏は男女で行う大切な儀式と言っていたな。シャルなら知っているだろうか?)パタン
ラウラ「なあ、聞きたいことがあるんだが」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 03:06:00 ID:zuBxnEY+O
シャル「ふぇ、フェラ……チオ?」カァー
ラウラ「そうだ。大切な儀式と聞いたが、どうしてそんなに顔を赤らめているのだ?」
シャル「だって、その……ねえラウラ、誰からそんなこと聞いたの?」
ラウラ「嫁だ。夫婦ともあればさぞ大事な事なのだろうに、私に知識がないのでは嫁に失望されてしまうかもしれない」
ラウラ「その様子なら何か知っているのだろう? よければ教えてほしいのだが」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 03:13:07 ID:zuBxnEY+O
シャル(一夏が、ラウラに……)
シャル「……」
ラウラ「どうした?」
シャル「……なんでもないよ。えっと、フェラチオっていうのはね?」
シャル(このまま教えちゃっていいのかな……そうだ!)
シャル「フェラチオっていうのはね、離婚届を提出する時に行われる儀式のことなんだよ」
ラウラ「そうだったのか。ありがとう……えっ?」
シャル「簡単に言えば離婚しようってことだよ」
ラウラ「」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 03:20:39 ID:zuBxnEY+O
ラウラ「そ、そんな、馬鹿な、それは本当なの、か?」オロオロ
シャル「僕が聞いた話ではそうだったはずだけどなぁ。離婚なんて男女の今後を考えたら結婚の次くらいに重大な事でしょ?」
ラウラ「それはそうだが、その、ではどうして一夏は、私にフェラチオを要求してきたのだ」
シャル「きっと……ラウラに疲れちゃったんだよ。一夏は優しいから、これ以上ラウラが嫌いになる前に切り出したんだと思う」
ラウラ「……」グスッ
シャル(ごめんねラウラ、でも一夏がえっちなのがいけないんだよ)
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 03:29:41 ID:zuBxnEY+O
ラウラ「一夏は私のことが……そうか、フェラチオも知らない私なんか愛想が尽きても仕方ない……よな」グスッ
シャル(ちょっとやりすぎちゃったかな)
シャル「あ、でも国によって違う意味を持つこともあるし、一夏はそんな意味で言ったつもりはないかもしれないよ?」
ラウラ「ほ、本当か! ではまだ私が一夏に嫌われたわけではないのだな!」
シャル「一夏のことだし、ラウラを傷付けるようなことは多分言わないんじゃないかな」
ラウラ「わかった、では早速他の者にも聞いてくる!」
シャル「あ、ラウラ待っ、ってもう行っちゃった。でもこの調子なら後はみんなに任せようかな」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 03:39:03 ID:zuBxnEY+O
ラウラ(ここは箒に聞くのが一番確かな情報を得られそうだな)タタタッ
ラウラ(しかし……なんだか聞いてしまうのが怖い気もする。シャルの言うフランス流と一緒なら私は一夏に……)コンコン
箒「はい、ってなんだラウラか。どうした?」
ラウラ「き、聞きたいことがあるのだが。時間はあるか? 大切なことなのだ」
箒「構わないけど、そんなに改まって珍しいな。さあ、中に入るといい」
ラウラ「すまない」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 03:47:07 ID:zuBxnEY+O
箒「フェラチオ?」
ラウラ「ああ、何か知っている事はないか?」
箒「そうだな……私もよくは知らないな。どうしてそのフェラチオについて知りたいんだ?」
ラウラ「嫁に要求されてな。夫として応えねばならないと思うのだが、そうか知らないか……」
ラウラ(ホッとしたような、残念なような、妙な気分だ)
ラウラ(しかし箒は知らないのか。男女で行う大切な儀式ということを知らないとは……)
ラウラ「そうか……」
箒「どうしてそんな目で私を見る」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 03:55:41 ID:zuBxnEY+O
ラウラ(うーむ、日本人である箒が知っていればよかったのだが……)テクテク
セシリア「あら、ラウラさん。そんなに肩を落とされてどうしたのですか?」
ラウラ「セシリアか。私は今重大な情報収集の任務をこなしているところなのだ」
セシリア「そうでしたの。私に何か手伝えることはありますか?」
ラウラ「そうだな……うむ、イギリス流を知っておくに越したことはない」
セシリア「イギリス流?」
ラウラ「ああ、実はな――」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 04:06:30 ID:zuBxnEY+O
セシリア「ふぇ、ふぇ、ふぇええええええええ!?!?!?」
ラウラ(おお、何か知っているようだ)グッ
セシリア「ああああ、あの、ラウラさん? 今なんとおっしゃいました? き、聞き間違いかもしれないですし」
ラウラ「フェラチオだ」
セシリア「――――!?!?」バッ
ラウラ「むぐ、どうして私のくちをふさぐのだ」モガモガ
セシリア「口を塞ぐというか口が塞がるというかそうじゃなくてこのような往来でいきなり何を言い出しますの!」
ラウラ「ぷはっ、どうやら何か知っているようだな。教えてくれないか、フェラチオについt」モガッ
セシリア「私の部屋に行きますわよ! それまで口に出さないで下さい!」
ラウラ(やはり何か知っているようだ)
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 04:15:59 ID:zuBxnEY+O
セシリア「はぁ、はぁ……」バタン
ラウラ「そんなに慌ててどうしたのだ? フェラチオとはやはり」モガモガ
セシリア「へ、部屋に入ったからといって、堂々と、言わないで、いただけますか?」ハァハァ
ラウラ「了解した。その、イギリス流ではよほど恥ずかしいことなのだな?」
セシリア「イギリスでなくともそうだとは思うのですが……。ところで、どうしてそのような事を知りたいのですか?」
ラウラ「ああ、実は嫁に要求されたのだ」
セシリア「そうだったんですの。それで……えっ?」
ラウラ「嫁に要求されたのだ」
セシリア「」
ラウラ(今日のセシリアは面白いな)
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 04:23:36 ID:zuBxnEY+O
ラウラ「それで、夫たる者知っておかねばならないと思ってな」
セシリア「」
ラウラ「まずはシャルロットに聞いてみたのだが、その……最初はシャルロットも恥ずかしそうにしていたのだが」
セシリア「」
ラウラ「聞いてみると、どうやらフランスでは離婚の儀式と言われたのだ」
セシリア「」
セシリア「――えっ?」
ラウラ「国ごとに違う意味を持つのかもしれないと言われてな、イギリス流ではどういう意味なのかを教えてほしい」
セシリア(そういうことでしたの。シャルロットさんもやりますわね)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 04:32:52 ID:zuBxnEY+O
セシリア「あら? でもそれなら箒さんにお聞きするのが一番手っ取り早いのではなくて?」
ラウラ「うむ、聞いてみたぞ。でも箒は知らないようで途方に暮れていたのだ」
セシリア(箒さんっぽいですわね)
ラウラ「日本流は後でなんとか調べてみる。その前に、イギリス流を教えて欲しいのだが……」
ラウラ「……」モジモジ
セシリア「どうされました?」
ラウラ「いや、フランスのように別れを意味する言葉だとしたらと思うと怖くてな……」
セシリア「うっ……(下手なことは言えませんわね)」
48: ふぅ…… 2012/04/02 04:51:11 ID:zuBxnEY+O
セシリア「え、えっとですわね?」アセアセ
ラウラ「……」ゴクリ
セシリア「――は」
ラウラ「は?」
セシリア「はだかのお付き合いをしましょうってことですわ」
セシリア(なに言ってますの私はああああああ!!!!)
ラウラ「む? それならもうしているぞ」
セシリア「お待ちになってラウラさんそうではなくて――えっ?」
ラウラ「もっとも裸なのは私だけだが、嫁のベッドで寝起きしているからぬかりはない」
セシリア「」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 05:05:41 ID:zuBxnEY+O
セシリア「ど、どういうことですの! 一夏さんと、裸で!?」
ラウラ「夫なら当然だろう? そういえば箒に血相を変えて怒られたこともあったが、夫婦の絆はそれしきで壊れたりしない」
セシリア(後で一夏さんにお話しすることができましたわね……)
セシリア(それよりも、こ、ここはシャルロットさんに倣った方が得策かもしれませんわ!)
セシリア「その、ラウラさん? 非常に申し上げにくいことなのですが……」
ラウラ「何だ?」
セシリア「もし毎晩その、裸のお付き合いをしているのであれば、改めて一夏さんからお願いされることはないのではないでしょうか」
ラウラ「どういうことだ?」
セシリア「ですからその……イギリス流でラウラさんにふ、ふぇら――を改めてお願いするというのは不自然だと思います」
ラウラ「それもそうだな……うん? ということは」
セシリア「一夏さんとしては、どちらかといえばフランス流の意味のつもりだったのかもしれないということです」
ラウラ「そ、そんな……」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 05:14:33 ID:zuBxnEY+O
ラウラ「やはり私は……一夏に……」グスッ
セシリア(こ、これは見ているこちらも心苦しいですわね……シャルロットさんの心中をお察しします)
セシリア「あの、でもこれはまだ決まったわけではないですし、鈴さんにも聞いてみてから考えてみてはいかがですか?」
ラウラ「ぐすっ……そうする……邪魔したな……」トボトボ
セシリア(ふぅ……後は頼みましたよ)
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 05:22:45 ID:zuBxnEY+O
鈴「あれー、ラウラじゃん。どしたの元気ないわねー」
ラウラ「ちょっとな……お前を探していたところだったのだ」
鈴「あたし? そんな辛気くさくなってまで何の用よ」
ラウラ(セシリアは人気のないところを選んでいたな……私もそうしよう)
ラウラ「聞きたいことがあるのだが、ちょっと部屋まで来てほしい。時間はあるか?」
鈴「よく分かんないけど、いいよ。さっさと行きましょ!」
ラウラ「ああ……付いて来い」トボトボ
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 05:32:11 ID:zuBxnEY+O
鈴「お邪魔しまーっす」
シャル「珍しいね、どうしたの?」
鈴「ラウラに聞きたい事があるって言われて、どうも大事な事らしいのよねー。こんなに暗くなっちゃってさ」
ラウラ「……」
シャル(わっ、僕の時よりも暗くなってる)
シャル「ど、どうしたのラウラ? その様子だとあまり良い事聞けなかったのかな」
ラウラ「まあな……箒とセシリアのところに行ってきたのだが」
シャル(これはセシリアのせいかな?)
ラウラ「箒には知らないと言われて日本流については聞けなかったのだが、イギリス流についてはセシリアに教えてもらったぞ」
シャル(やっぱりなあ)
鈴「ちょっとー、何の話よ?」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 05:47:22 ID:zuBxnEY+O
ラウラ「そうだな、中国流の意味も知っておきたかったのだが」
鈴「さっきから流って何よ流って、料理の話?」
ラウラ「フェラチオの意味を知りたいのだ」
鈴「ぶはっ! げほげほっ」
ラウラ「知っているのか?」
鈴「知ってるというか何と言うか、ちょっとシャルロット! どういうことよこれ!」
シャル「ぼ、僕に聞かれてもなあ」
鈴「まったく、どこで聞いたか知らないけど、あんまり声を大きくして言えるものじゃないのよ?」
ラウラ「うむ、それは何となくわかっている。それで……」
鈴「……教えろって?」
ラウラ「頼む」
鈴「わかったわよ。そうねぇ……」
60: >>58 ありがとう、お礼に鈴をやろう 2012/04/02 05:54:20 ID:zuBxnEY+O
鈴「その、例えば一夏がいるとするでしょ?」
ラウラ「ああ」
シャル(大丈夫かな……)
鈴「それでその、ね? まずは服を脱いだ状態で――」
ラウラ「うむ」
シャル(……)ハラハラ
鈴「一夏……一夏の一夏を口にね?」テレテレ
ラウラ「……ん?」
シャル(!?)
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 06:02:45 ID:zuBxnEY+O
ラウラ「ちょっと待て、それはどういう――」
シャル「あ、あはははははー! いきなり何を言い出すのさ鈴、僕何も聞こえなかったよ?」
鈴「あんたこそ何言ってるのよ。でね、咥えたらこう――」
シャル「ぼ、僕急用ができちゃった! 一緒に来てもらっていいかな鈴!」
鈴「ちょ、何すんのよあんたが教えてやらないから今あたしが――」
ラウラ「」ポツーン
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 06:19:06 ID:zuBxnEY+O
鈴「ああもう、何よ! せっかく人が恥を忍んで教えてあげてるところなのに!」
シャル「ご、ごめんね! でも今は教えちゃ駄目だと思うんだ」
鈴「はあ?」
シャル「ラウラはね、一夏に言われて――それの意味を知ろうとしてるんだよ」
鈴「一夏? えっ、何で一夏が出てくるのよ」
シャル「それは……ラウラの話だと、一夏にしてって頼まれたらしいんだ」
鈴「」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 06:20:53 ID:zuBxnEY+O
シャル「でね、今本当のこと教えちゃったら、ラウラはどうすると思う?」
鈴「……あー、そういうことか」
鈴「って、あの馬鹿は何でそんなことラウラに頼んでるのよ!」
シャル「それはわからないけど、とにかくラウラには秘密にしようと思って」
鈴「そういえば変なこと言ってたわね、中国流とか。あんたの入れ知恵だったの」
シャル「う、うん。思い付きだったけど、セシリアも僕の意図を汲んでくれたみたいだからさ」
鈴「なんとか誤魔化せてるってわけね。……って、それじゃあたしさっきどこまで言っちゃった?!」
シャル「たしか一夏の一夏を……ぷっ」クスクス
鈴「笑うなー!」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 06:30:15 ID:zuBxnEY+O
鈴「つ、つまり中国流とやらを吹き込んでラウラを思いとどまらせればいいんでしょ?」
シャル「うん。僕はそれがいいと思う」
鈴「そうねぇ、でもさっき途中まで言っちゃったし誤魔化せるかなー」
シャル「そうだね……たしか口がどうってまでラウラには聞こえちゃったんじゃないかな」
鈴「となると……。そうねぇ、こんなのでどうかな?」
シャル「?」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 06:39:15 ID:zuBxnEY+O
~~その夜
一夏「勢いで言っちまったけど、結構ノリ気だったよなーラウラ」
一夏「あの副官もいることだし、もしかしたら昨晩はお楽しみでしたねとかリアルに聞かれそうだ」
一夏「そろそろ横になるか……」
一夏(寝たフリして待っていよう。楽しみだ……)
カチャ パタン
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 06:48:30 ID:zuBxnEY+O
一夏(来たようだな……)
ラウラ「……嫁よ、もう寝てるのか?」コソコソ
一夏「…………」
ラウラ「そうか、なら仕方ない。こちらで勝手にやらせてもらうぞ」コソコソ
一夏(いよいよか……!)
ラウラ「夫婦でありながら、今まで我慢させていたのかもしれないな。もう少しだけ待っていてくれ、すぐ準備する」コソコソ
一夏(服でも脱いでるのか、なんか緊張するな)
ラウラ「よし、ではいくぞ」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 07:05:52 ID:zuBxnEY+O
ラウラ「まず嫁の口を開けて……」クイッ
一夏(来いよラウラ! 服なんか捨ててかかってこい、ってあれ?)
ラウラ「一気に流し込む、っと」
一夏(何だ? 何か口の中に入ってき)
一夏「があああああああああああああああああああああああああ!」
一夏(辛い! 目茶苦茶辛い! 舌が犯されるうううううううう)
ラウラ「おお、効いているようだな。鈴の言う通りだ」
一夏(鈴、だと……?)
ラウラ「中国流と日本流は似ていると聞いてな。精が出る酢豚を鈴に作ってもらったのだ」
一夏(なんだとおおおおおおおおおおおおおおおおお!!)
ラウラ「無理やり咥えさせると嫁もなお興奮するらしいのだが、そうなのだろう? ほら、どんどん食べるといい」グイグイ
一夏「や、め、ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ビクンビクン
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 07:16:14 ID:zuBxnEY+O
ラウラ「うむ、次はもっと濃くてドロドロとしてる酢豚を流し込もう」
一夏(まだあるのかああああああああああああ!)
一夏「あうあ、おう、あええうえ!」ジタバタ
ラウラ「精が出てきたか? まだまだたっぷりあるからな。今夜は寝かせないぞ」
一夏「ぐ、う、っあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
チュンチュン
ラウラ「ん? もう朝か……くしゅっ」
一夏「」
ラウラ「よほどよかったのだろうな、嫁が満足なら私も嬉しいぞ――くしゅん」
ラウラ(裸になる意味はなかったな……次は服を着てからやろう)
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 07:27:25 ID:zuBxnEY+O
――
シャル「それで、一夏は医務室に?」
ラウラ「意識が回復しないようなのでな、精も根も尽き果てたといった感じだった」グズッ
シャル「あんなの食べたら誰でもそうなるよね……。それより風邪でも引いたの?」
ラウラ「うむ、セシリアに教わったイギリス流も参考にして私は裸になったのだが、あまり意味がなかった」チーン
シャル(セシリアは何を吹き込んだんだろう?)
シャル「そ、そっかあ。それじゃあそろそろご飯食べに行こうか」
ラウラ「そうだな。……私は当分中華は食べないぞ」
シャル「あはは――」
コンコン
ラウラ・シャル「?」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/02 07:39:52 ID:zuBxnEY+O
――
箒(あの後鈴に聞いてみたが、フェラチオとは恋人を作る前に相手の家族にする挨拶のことのようだ)
箒(まさかそんなしきたりがあるとはな……ラウラのおかげで出遅れるところだった)
箒(シャルロットにも聞いたがそれで間違いないらしい。きっと他の連中ももうとっくにすませたのだろう)
箒(善は急げだ、私だけ遅れを取るわけにはいかない!)コンコン
?「入れ」
箒「失礼します。……織斑先生」
千冬「どうした篠ノ之、こんな朝から何の用だ」
箒「用と言いますか、とあるご挨拶をしにきたのですが……」
箒(落ち着け私、鈴に教わった通りに言えばいい……!)
箒「い、一夏にフェラチオさせてください!」
千冬「」
おわり
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