1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:01:42 ID:HoVTH8Np0
海馬「フンッ 所詮はガキのゲームではないか… くだらん」
モクバ「ねぇ兄さま!見てよこのポケモン!パルキアっていうんだけど」
海馬「俺はそんなものになど興味は」チラッ
海馬「こ、これは…ホワイトドラゴン…」
海馬「…フッ まぁいいだろう、モンスターを用いたゲームにおいて
この海馬瀬人に敵う者などいるはずがない それを証明してやる」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:03:28 ID:HoVTH8Np0
モクバ「それじゃあ兄さま!ぼくのソフトを貸してあげるね!」
海馬「いや、その必要は無い デッキと同じように、パーティも一から自分で組んでやる」
・
・
・
海馬「ほう、『ドラゴン』ポケモンというのがいるのか 俺にふさわしい種族だな」
海馬「種族値と呼ばれるステータスも申し分ないようだ いいだろう、貴様らを我がパーティに加えてやる」
海馬「なに、ポケモンを使用するにはわざわざゲーム内で捕獲する必要があるというのか…?」
海馬「ラティオスは夢の跡地、フカマルは迷いの洞窟… フンッ 子供騙しの割にはなかなか凝っているではないか」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:04:29 ID:HoVTH8Np0
海馬「ハッハッハッハッハ!! ついに捕獲してやったぞラティオスめ!
これからは我が配下にくだり雑魚共を粉砕するのだ!」
・
・
・
海馬「おいモクバ、デュエルだ DSを用意しろ」
モクバ「DSって… あ、ポケモンだね!いいよ!」
海馬「言っておくが、手加減などしたら許さんぞ 全力でかかってこい」
モクバ「わかったよ兄さま!でも僕結構強いからね」
海馬「フンッ 所詮はお子様同士の戦いにおける話だろう 俺の敵ではない」
海馬・モクバ「「デュエル!!」」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:06:12 ID:HoVTH8Np0
海馬「モクバのパーティは…ラティオス、バンギラス、キノガッサ、ハッサム、水ロトム、ラッキー、か…」
海馬「フンッ、ラティオスとバンギラスを選んだのはなかなか評価できるが、残りの4匹は有象無象の雑魚ではないか
我がアルティメットラティアスで粉々に砕いてくれるわ」
モクバ「(うわぁ…兄さまのパーティ、ドラゴン統一じゃないか…)」
・
・
・
海馬「よし、互いに選出は済んだな それでは始めるぞ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:07:47 ID:HoVTH8Np0
海馬・モクバ「「デュエル!!」」
テッテッテーン テッテッテッテッテー
モクバはキノガッサを繰り出した!
ゆけ!ラティオス!
海馬「ハッハッハッハ! そんな雑魚はラティオスの敵ではない!
ゆけ我が僕よ! アルティメットサイコキネイスゥゥゥウウウ!」
モクバはキノガッサをひっこめた!
海馬「フハハハハハ! 恐れをなして逃げたな!
いいだろう、誰が来ようとも完膚なきまでに叩き潰してくれる!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:08:51 ID:HoVTH8Np0
モクバはバンギラスを繰り出した!
海馬「ゆけアルティメットラティオス!!」
ラティオスのサイコキネシス!
バンギラスには効果が無いようだ…
海馬「な、なんだと…?」
モクバ「兄さま、エスパータイプの技は悪タイプには効かないんだよ…」
海馬「き、貴様あああああ!!!! 正々堂々戦え!それでも我が弟か! 見損なったぞ、モクバ!!」
モクバ「…」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:10:33 ID:HoVTH8Np0
海馬「(少し分が悪いようだな… ここは引くか…)」
海馬「フハハハハ! 残念だったな弟よ! 卑劣な手を使って勝ったつもりになっているのだろうが、
その戦法、俺も使わせてもらうぞ! ゆけ!我が漆黒のダークドラゴン!!」
海馬はラティオスをひっこめた!
バンギラスのおいうち!
こうかはばつぐんだ!
ラティオスは倒れた…
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:12:30 ID:HoVTH8Np0
海馬「くぁ…ラ、ラティオスが… これは一体…」
モクバ「に、兄さま… おいうちっていう技があって…」
海馬「きっっっっさまあああああああああああああああ!!!!!!!!!」
モクバ「ぃひぃ!…」
海馬はサザンドラを繰り出した!
海馬「許さん、許さんぞモクバよ… ダークフレイムでその忌々しいDSごと焼き尽くしてくれる…」
モクバ「(ダークフレイム…? 馬鹿力は持ってないのかな… ダークだから多分悪タイプだろう…)」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:14:26 ID:HoVTH8Np0
海馬「ゆけ!サザンドラよ! 滅びのダークフレイム!!」
モクバはバンギラスをひっこめた!
海馬「またか…っ!」
モクバはキノガッサを繰り出した!
サザンドラの悪の波動!
効果はいまひとつのようだ…
海馬「…!」プルプル
モクバ「に、兄さま…ごめんなさい…」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/06 22:15:24 ID:HoVTH8Np0
モクバ「(にいさま、相当怒ってるな… 多分大文字覚えてるだろうし、ここは一匹倒させてあげよう…)」
海馬「ハ、ハハハハ! 我がドラゴンがそのようなみすぼらしいキノコ風情に負けるはずがない!
ダークドラゴンよ!ボロボロに焼き尽くせ!」
キノガッサはキノコの胞子を使った!
海馬・モクバ「「!?」」
モクバ「(お、おいおい兄さま… 個体値粘ってないのかよ… いや、この遅さはひょっとして努力値すらも…)」
海馬「な、なんだこの技は…?」
サザンドラは眠ってしまった!
海馬「眠りだと? フンッ、我がドラゴンパーティにそんな小細工は通用しない!
ゆけ!あの忌々しいキノコを焼き払うのだ!」
サザンドラは眠っている!
海馬「ぐああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
海馬の戦いはまだ始まったばかりだ!
~fin~
- 関連記事
-