1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 05:34:33 ID:oEokqTzd0
姉「私は常々思っていました。妹は、もっと可愛い服を着るべきだと」
妹「またいきなりだな……」
姉「家ではジャージ。外出しても短パンにTシャツ」
姉「ガサツでズボラで、女の子らしい所なんて一つもありません」
妹「…………」
姉「いつも鼻水垂らしてるし」
妹「垂らしてないよ! 言い過ぎだよバカ姉!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 05:40:24 ID:oEokqTzd0
姉「そんな妹も、もうすぐ中学二年生になろうとしています」
姉「私は焦りました。果たしてこの子は、このままでいいのか、と」
姉「身体は二次性徴を迎え、胸も膨らみ始める今日此の頃」
姉「この時期を逸してしまっては、妹が女の子になるチャンスは失われてしまうのでは?」
姉「だから私は決めました。姉であるこの私が、責任を以って、妹を女の子らしい女の子にしてあげようと」
妹「誰に向かって喋ってんの?」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 05:45:19 ID:oEokqTzd0
姉「よくよく見てみれば、この妹、顔は悪くありません。体型はまるで少年のようですが、それはスレンダーと言い換えることも出来るでしょう」
妹「もう黙れ」
姉「加えて、時折見せる甘えた姿はとてもチャーミングです。普段の強気な態度と相まって、私のツボをグイグイと刺激します」
妹「そんな、甘えてないし! もうホント黙ってよお姉ちゃん!」
姉「あっ」
妹「えっ?」
姉「今のイヤイヤ『お姉ちゃん』はいいですね。妹力+5です。流石は妹、私のツボを心得ています」
妹「もうキモい! 本当にキモい!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 05:49:12 ID:oEokqTzd0
姉「と、いう訳で。今から私が、貴女のプロデューサーです。今後は妹の服装や身だしなみ、行動、発言、その全てを私が管理します」
妹「はぁ!? ふざけないでよ、気持ち悪いなぁ!」
姉「では、このまま男女として生きていきますか? 周りがドンドンと大人びていく中、貴女だけ鼻水を垂らし続けるのですか?」
妹「鼻水はもう垂らさない! けど……」
姉「けど?」
妹「…………私が、可愛い服とか着ても……どうせ似合わないし……」
姉「そんな事はありませんっ!!」
妹「わっ! び、びっくりしたぁ!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 05:53:46 ID:oEokqTzd0
姉「失礼。ですが、貴女は間違っています」
姉「お姉ちゃん、妹には、可愛い服がとても似合うと思いますよ」
妹「そんな事……」
姉「あります。断言します。世の中の可愛い服は、全てあなたの為にあると言っても過言ではありません」
妹「それは過言だよ」
姉「何よりも私が、妹に可愛い服を着て欲しい!」
妹「結局それなんだね……。はぁ、もういいよ……。好きにして」
姉「よろしい。貴女はこの瞬間、今までの人生に於いて最も正しい選択肢を選びました。GJ」
妹「……で、でも、いきなり凄いのとかは着れないからね!? は、恥ずかしいし!」
姉「把握しています。全て、この姉に任せなさい」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 05:57:50 ID:oEokqTzd0
姉「では、私は向こう一ヶ月分のスケジュールを整理してきます。十分後、リビングに集合して下さい」
妹「……不安だなぁ……」
~十分後~
姉「これが、今後貴女がこなすスケジュールです!」
妹「ぶあついっ! なにコレ、原稿用紙何枚分!? っていうかこんなの十分で作れる訳ないじゃん!」
姉「貴女が私の妹としてこの世に生まれ落ちた瞬間に、作成を開始していましたから」
妹「……マジ引くわぁ」
姉「私にとっては褒め言葉です」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:01:47 ID:oEokqTzd0
姉「では、まずはコレを貴女に渡しておきます」
妹「……これは、何? 腕時計?」
妹「わっ、ちょっと格好いいかも……。お姉ちゃん、これ、高かったんじゃないの?」
姉「はい。諭吉が何枚か飛ぶぐらいには、高かったです」
妹「そんなもの、私にくれちゃっていいの?」
姉「もちろんです。妹の為に購入したものですから」
妹「わぁ! ありがとうお姉ちゃん! 私、腕時計なんてするの初めてだよ!」
姉「はい。そうでしょうね。ですが、それは正確には腕時計ではありません」
妹「えっ?」
姉「腕時計型のデジタルカメラです」
妹「…………」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:07:12 ID:oEokqTzd0
姉「円盤部分に超小型のレンズを搭載しており、内部の記憶媒体により約4時間の連続撮影が可能」
姉「おまけに太陽光で発電でき充電要らず、いつでもどこでも盗撮できる優れ物です」
妹「…………」ポイッ
姉「何故!?」
妹「何故じゃないっしょ! ふざんな! 堂々と盗撮宣言されて受け入れると思ったのか!?」
姉「盗撮ではありません、観察です。貴女をプロデュースするために、必要な事なのです」
妹「撮った映像はどうするつもりなの?」
姉「私の妹メモリアル、NO,198(番外編)に加わります」
妹「ひゃく……きゅうじゅう……」
姉「番外編では、妹のちょっとアホっぽい姿を収められないかと、大いに期待している所です」
妹「死ねっ!」ガンガン
姉「あっ、ちょ、やめ、壊さないで下さい! 解りました、解りましたから!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:12:49 ID:oEokqTzd0
妹「本当にやめてよ! 後、私の写真とか動画とかも全部消して!」
姉「えぇ~っ……?」
妹「何この世の終わりみたいな顔してんの? 当然っしょ!?」
姉「うぅ、解りましたよ……。後で消しておきます……」
妹(絶対に消さないな、こいつ。隙を見計らって消しておこう)
姉「さ、さぁ。気を取り直して、プロデュースを始めましょー!」
妹「…………もう、気力残ってないんだけど……」
姉「ではまずはじめに、服装から見なおしていきましょうか」
妹「やっとそれっぽくなってきたね……」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:22:06 ID:KlfAIRdc0
姉「妹は、家の中では、中学のジャージを着用していますね?」
妹「うん。楽だし、動きやすいし」
姉「それがいけません。女の子なんですから、家の中でも身だしなみに気を使わないと」
姉「ジャージなんて以ての外です。論外です。もう見飽きました。受け入れられません、私が」
妹「いや、知らんがな」
姉「と、いう訳で、まずは普段着を私チョイスで選んでおきました!」ババーン
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:24:39 ID:KlfAIRdc0
妹「なに、これ……」
姉「なに、と言われても。パジャマですよ、パジャマ」
妹「これ、きぐるみでしょう!?」
姉「はい。フナ○シーです」
妹「のっけから意味が解らないよ! 何で私が家の中でこんなの着ないといけないの!?」
姉「妹がこれを着て、あの意味の解らない動きをしてくれたら、私は最高に幸せです」
妹「いや、知らんがな」
妹「こんなの着るわけないじゃん! もう、ふざけないで真面目にやってよ!」」
姉「あらあら、お気に召さないと。我儘ですねぇ、妹は」
妹「何処が!? 我儘なのはお姉ちゃんでしょう!?」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:29:04 ID:KlfAIRdc0
姉「解りました、解りました。お姉ちゃん、ちょっと調子に乗りすぎてたみたいですね」
姉「では、無難にこのピンクのネグリジュを着てもらいましょうか」
妹「そんなのあるんなら、最初から出せよ……」
妹「うん……。このぐらいなら、私にも着れるかなぁ。ちょっとフリフリが多いけど……」
姉「良かったです。フリフリにも、徐々に慣れていきましょうね」
妹「うん。お姉ちゃん、ありがとう!」
姉「いえいえ、お礼を言うのはまだ早いですよ。早速着てみてください」
妹「うん! じゃあちょっと着替えてくるー!」バタバタ
姉「あらあら、あんなに喜んじゃって……。可愛いったら、もう!」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:34:44 ID:KlfAIRdc0
バタバタ
妹「ど、どうかな、お姉ちゃん!」
姉「はい。とっっっても、似合ってますよ!!」
妹「本当!? へへ、こういうの着たこと無かったけど、凄い軽いんだね! 全然着てるって感じがしないよ!」
姉「そうでしょうそうでしょうとも。何せ、最高級のシルクで特注した、妹専用のネグリジェですからね」
妹「え、そんなに高かったの!? お姉ちゃん、お金大丈夫なの?」
姉「問題ありません。この前株で一山当てましたから」
妹「へー、よく解らないけど。とにかくありがとうね、お姉ちゃん!」
姉「いえ、お礼を言うのは、寧ろ私の方でしょう」
妹「えっ?」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:38:34 ID:KlfAIRdc0
姉「妹、ちょっとこちらに背中を向けてください」
妹「えっ、こう?」クルッ
姉「えいっ!」シュル
妹「ん? 今首触った?」
姉「いいえ? もうこちらを向いても大丈夫ですよ」
妹「うん。――って、どうしてそんなに鼻息荒いの?」
姉「な、なんでも……なんでもありません……!」
妹「そう? 何か変だよ、お姉ちゃん」
姉「そんな事は! そんな事は、あああああありませんよ!」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:41:09 ID:KlfAIRdc0
妹「いや、絶対おかしいって……。まっ、いっか!」
妹「じゃあ私、ちょっと鏡で見てくるね!」バタバタ
姉「あっ、ちょ、待っ!」
妹『ええっ!? なんで私ハダカなの!?』
姉「…………」
バタバタ
妹「こんの、クソ姉がぁ!」ドカッ
姉「アヒンッ」
妹「なにコレどういうこと!? いつの間に脱がしたの!?」
姉「さっき……背中向けた時……首の紐を解けば、全部パージされるように設計したから……」
姉「…………綺麗なピンクですね。GJ」
妹「死んでしまえっ!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:45:05 ID:KlfAIRdc0
妹「もう! 何がしたいんだよお姉ちゃんは!」
妹「っていうか全然気付かなかった自分に腹が立つよ!」
姉「気付かれないように、重さも肌触りも、殆ど感じない特注のシルクで作りましたから、何も恥じることはありませんよ?」
妹「ふざけんなっ! もうヤダ! 私止める! お姉ちゃんなんか大っ嫌い!」
姉「はうっ……! そ、そんな、大嫌いなんて言わないでください……。私は、妹の為を思って……」
妹「違うじゃん! 全部自分の為じゃん! 私のハダカなんて見て、何が楽しいの!?」
姉「た、楽しいのではなく、とても、興奮するのです……」
妹「変態! 変態! 変態! 変態!」
姉「くっ、そこまで悪しざまに罵られると、少し、気持ちが昂ってきますね……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:50:19 ID:KlfAIRdc0
妹「信じらんないっ! とにかくもう止める! お姉ちゃんなんかにプロデュースして欲しくないよ!」
妹「ネグリジュなんてもう着ない! 可愛くなんてならなくったっていい! ずっと男女でいいし! ずっと鼻水垂らしてやる!」
姉「いや、鼻水は拭いた方が……」
妹「バーカ! バーカ!」バタバタ
姉「あらら……。泣きながら行ってしまいましたね……」
姉「流石に、やり過ぎたでしょうか……」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:54:42 ID:KlfAIRdc0
~その日の夜~
姉「妹、部屋に入ってもいいですか?」
妹「入ってくんな!」
姉「まだ怒ってるのですか……」
妹「当たり前じゃん!」
姉「このままでは埒が明きませんね。失礼します」ガチャ
妹「はぁ!? 勝手に鍵開けるとか、信じらんない! っていうかなんで鍵開けられるの!?」
姉「マスターキーを持ってますから」
妹「もうやだ! ドアノブの鍵替えてやる!」
姉「まぁ、落ち着いてください。今、論点はそこではありません」
妹「うるさい! 出て行け!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 06:59:10 ID:pdn+KpZt0
姉「私は昼間、貴女の事を酷く傷つけてしまいました。その謝罪をしたいと思います」
妹「今更なんなの!? もう謝って欲しくないし! 顔も見たくないっ!」
姉「……私は確かに、世間一般で言うところの“姉”とは、少し、違うのかも知れません」
妹「急に語りだすな! 人の話聴けっ! そういう所も大っ嫌い!」
姉「ですが、これだけは言えます。私は、世界中のどんな人よりも、貴女の事を愛しています」
姉「愛しています」
妹「……なんで二回言った……」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 07:05:11 ID:pdn+KpZt0
姉「その愛情の分だけ、気持ちが空回りしてしまって、その結果、今日、貴女を傷つけてしまったようです」
妹「そうだよ……。本当に、信じらんない……」
姉「ですから、謝罪致します」
姉「本当に、ごめんなさい……」
妹「……出てってよ……」
姉「いいえ、出て行きません。まだ、仲直り出来ていませんから」
妹「勝手なこと言わないでよ! もうお姉ちゃんの事なんて、大っ嫌いなんだから!」
姉「…………」
妹「出てってよ! 出て行け! 顔も見たくない! どっか行っちゃえー!」
姉「…………解りました」スッ
妹「…………」
姉「ごめんね、妹ちゃん」
バタン
妹「あっ……」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 07:07:15 ID:pdn+KpZt0
妹「…………」
妹「もう、寝よう……」
~三時間後~
妹「全然寝らんないし、喉乾いた……。頭痛いし……」
妹「これも全部バカ姉のせいだ……」
妹「…………」
妹「やっぱり、もう一言、文句言ってやろう!」
ドタドタ
妹「お姉ちゃん! ちょっと部屋入るよ!? お姉ちゃん!」ドンドン
「…………」
妹「……お姉ちゃん?」
妹「居ないの? お姉ちゃんってば!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 07:10:06 ID:pdn+KpZt0
リビングにも、トイレにも、台所にも、お風呂にも。お姉ちゃんの姿は見当たらなかった。
時刻は深夜を回っている。
日付を跨ぐような時間に外出していた事がないお姉ちゃんが、この時間になっても家に居ない。
嫌な予感が、私のナイ胸を締め付ける。
「もしかしたら、部屋で寝ているのかもしれない」
そう思い立った私は、苛立ちと焦燥を抱えたまま、私の部屋の扉に差しっぱなしになっていたマスターキーを使って、お姉ちゃんの部屋へ入る事にした。
室内に、お姉ちゃんは居なかった。
ラベンダーの香りが、私の鼻腔を刺激する。甘い、嗅ぎ慣れた、お姉ちゃんの匂い。
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 07:15:28 ID:pdn+KpZt0
妹「……何処に行っちゃったんだよ、あのバカ姉……」
妹「人の話聴かないし、変態だし、あと変態だし……」
妹「でも、それが私のお姉ちゃんなんだよね……」
妹「私を好きだっていう気持ちは、痛い程伝わってくるし……」
妹「…………」
妹「やっぱり、仲直り、したいな……」
妹「お姉ちゃん、会いたいよ……」
姉「その言葉を待っていました」
妹「すわっ!」
姉「その悲鳴は可愛くないですね、-4点です」
妹「一体何処から……!」
姉「ベッドの下に潜んでいました。まだまだ修行が足りないですね、妹」
妹「い、意味が解らないよ……」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 07:19:07 ID:pdn+KpZt0
姉「とにかく。仲直り、という事で、よろしいですか?」
妹「あっ……」
妹「う、う……」
ペラリ
妹「……あれ、何か落ちたよ?」
姉「あ、それは……!」
妹「これは……『妹、プロデュース計画書』?」
姉「あ、読まないでください! 読まないでください!」
妹「これ、中身が……日記になってる?」
妹「一体、どういうこと……?」
9月8日
妹、最高。
9月9日
妹、ラブリー
妹「…………」
姉「…………」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 07:22:13 ID:pdn+KpZt0
妹「……裏表紙にも、何か書いてあるけど……」
姉「あっ……!」
『妹、愛してる。マジLOVE』
姉「…………てへっ」
妹「……もう。お姉ちゃん、どんだけ私の事好きなのよ……正直、ウザいし、引く」
姉「そ、そんな……!」
妹「けど……」
妹「けど、こんなガサツで、ズボラな私を好きでいてくれるのは」
妹「凄く、嬉しい……」
姉「妹ちゃん……!」ガバッ
妹「ちょ、お姉ちゃん、苦しいよ……」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/11 07:24:18 ID:pdn+KpZt0
姉「あー、もう、可愛すぎます! キスしてもいいですか?」
妹「はっ?」
姉「いいえ、もう断られてもしてしまいます! 何故なら私の中の衝動が抑えきれないから! 行きます! 行ってしまいます!」
妹「ちょ、やめ――」
姉「むちゅ~!」
妹「やめろって言ってんだろバカ姉!」ゴッ
姉「アヒンッ」
妹「はぁ……はぁ……」
姉「…………むちゅー」ピクンピクン
妹「………………」
妹「……………………やっぱり、気持ち悪い」
終劇!
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