9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12 23:15:25 ID:oLyUH4nN0
綾「よ…ようっ……こぉ………」ガタッガタッ
綾「はぁっ…はぁっ………こんなに…好きなのに………っ…………」
カレン(じーっ)
カレン(あやや、一体なにしてるでーす?)
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12 23:19:24 ID:oLyUH4nN0
カレン(忘れ物を取りに教室に戻ったら物音がしたので気になりましたーが…)
綾「」ガタッガタッガタッ
カレン(…なんとなーく入っちゃいけない気がするでーす)
綾「」ガタッガタッガタッ
カレン(でもなにしてるか気になりまーす…)
カレン(ちょっと様子をみるでーす)
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12 23:23:21 ID:oLyUH4nN0
綾「……っく………あぁ……」ガタッガタッガタッ
カレン(なんか…これ何かに似てまーす…)
カレン(あぁ!思い出しまーした!)
カレン(これは馬に乗る練習のはずでーす!)
綾「」ガタッガタッガタッ
カレン(でもわざわざ陽子の机でする必要ありますかー?)
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12 23:29:41 ID:oLyUH4nN0
綾「」ガタッガタッガタタッ
カレン(あやや…いったい何してるでーすか?気になりまーす。)
綾「………うっく……ひっく………」
カレン(あやや…ひょっとして泣いてるでーすか?)
綾「私のバカ……陽子に好きって言えないくせにこんなことばかりして………」ガタガタッガタッ
カレン(へ?あやや…陽子のこ…)
陽子「カレーン!何やってんだー?」
カレン・綾「!!!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12 23:37:16 ID:oLyUH4nN0
カレン「陽子!一体どうしまーしたか?」
陽子「それはこっちのセリフだよ…放課後なのに戻るカレンが見えて気になってさー」
カレン「ただ忘れ物しただけでーす!気にしないでくださーい!」
陽子「お、そうかそうかー…でもなんでウチのクラスを覗いてるんだ?カレンのクラスは隣だろ?」
カレン「なんでもありませーん!気にしないでくださーい!」
陽子「ほんとかー?何かありそ」
カレン「なにもないでーす!帰るでーす!カラスと一緒に帰りましょー!」タッタッタ
陽子「あ、ちょ待てカレンー!」タッタッタ
綾(………二人とも、帰った…?)
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12 23:42:51 ID:oLyUH4nN0
綾(でも…見られなくてよかったわ)
綾(こんなことしてる所を陽子に見られたら陽子に絶対嫌われてた…)
綾(あぁ…助かったわ…)
綾(…)
綾(って!カレンにばれてるかも?!)
綾「あああ!明日どんな顔して学校行けばいいのよー!」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12 23:51:19 ID:oLyUH4nN0
ID変わったかも
-----カレンの部屋-----
カレン(あややが、陽子の事が好き…)
カレン(でも陽子は男の人じゃないでーす)
カレン「おっぱいおっきいし…」
カレン(それより、綾がなんで馬に乗る練習をしてたのか気になりまーす)
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/12 23:56:45 ID:oLyUH4nN0
カレン「目の前に机がありまーす」
机「」
カレン「試しにやってみるでーす、えーと…確か…こうやって角を当てて…」
机「」ギシギシッ
カレン「こんな感じでーすかね?」
机「」ウヒョオタマンネェ
カレン「そこから…こう…上下にゆれまーす」
カレン「」ガタッガタッガタッ
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:01:36 ID:jmeH/ScM0
カレン「…」ガタッガタッガタッ
カレン「…」ガタタッガタガタッ
机「」アァイキテテヨカッタ
カレン「…」ガタガタッガタッ
カレン「………」ガタガタガタガタ
机「」マジサイコウシンデモイイ
カレン「これ………」
カレン「ちょっと痛いでーす…」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:07:48 ID:jmeH/ScM0
今度こそID変わったな
カレン「なんであややはこんな痛いことしてるんでーすか?」
机「」モットヤッテモイイノヨ
カレン「机のせいですかねー?」
机「」ガーン
カレン「なんでこんなことしてるのかさっぱりわからないでーす…」
カレン「今日はもう寝まーす、おやすみなさーい」パチッ
カレン(ひとつ、気になる事がありまーす…)
カレン「あややは…陽子が好き…」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:12:34 ID:jmeH/ScM0
-----次の日-----
カレン「みなさん、おはようございまーす!」
陽子「おー!おはよー」
アリス「おはよー、カレン!」
忍「おはようございます、カレン。今日も可愛いですねー」
カレン「いやー、それほどでもー」ポリポリ
アリス「しの?!私は!?」
忍「もちろんアリスも可愛いですよー」
アリス「しのぉ…」パァァ
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:22:08 ID:jmeH/ScM0
カレン「あれー?あややはー?」
陽子「なんか風邪ひいたみたいだよ、さっきメールが来た」
忍「まぁ大変…心配だわ…」
アリス「放課後になったらみんなでお見舞いにいこうよ!」
陽子「それがさー、ひどい風邪らしくてね。うつっちゃうといけないからってお見舞いは大丈夫だって」
アリス「えぇ?!でも…」
忍「アリス、綾ちゃんは私達に気を使ってのです。今はそっとしておきましょう?元気になったらみんなでまた遊べますよ」
アリス「しの…そうだよね!元気になるようにお祈りしなくちゃ!!」
カレン(あやや…)
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:29:33 ID:jmeH/ScM0
-----綾の部屋-----
綾「はぁぁ…」
綾(つい…体調が悪いって嘘ついて学校を休んじゃった)
綾(仕方ないよね…ひょっとしたらバレてるかもしれないんだもん)
綾「…」
綾(やっぱり…カレンにばれちゃったのかな…)
綾(どんな顔してカレンに会えばいいの…)
綾「」チラッ
机「」
綾(いやいや…しないわよ…)
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:32:05 ID:tYEPkAFw0
何故あややはオナニスト扱いされることが多いのか
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:33:07 ID:7d2vLt5Q0
>>64
一人えっち大好きって顔に書いてあるから
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:34:19 ID:3qaqqpIs0
>>64
むっつり臭いから
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:39:00 ID:jmeH/ScM0
-----放課後-----
忍「あぁ…今日も終わりましたねー」
アリス「そうだよねー、長かったよねぇしの」
陽子「うーし!帰ろーぜ!!」
カレン「…」
アリス「カレン?どうしたの?」
カレン「ちょっと忘れ物しましたー!先に帰っててくださーい!」
陽子「また忘れ物かよ!しっかりしろよ!」
カレン「ごめんなさーい!」タッタッタ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:44:57 ID:jmeH/ScM0
-----綾の部屋-----
綾「はぁはぁ…」
机「」イヤジブンナニモシテナイッスヨ
綾(本当に風邪っぽくなっちゃったかも…)
綾(いや別にそんなことしてないから!)
ピンポーン
綾「誰かしらこんな時に…はぁーい、今出まーす」ガチャ
アリス「来たーーー!!!」
綾「ええっ?!!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:45:47 ID:DM7A2qRB0
アリス元気だなぁ
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:46:09 ID:PTH4bZ4Q0
わろた
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:51:32 ID:jmeH/ScM0
アリスじゃなかった、カレンだ
綾「ええっ?!カレン?なんでぇ!??」
カレン「お見舞いに来まーした。あやや、大丈夫?」
綾「あ、あたしは大丈夫だけど…ってお見舞いはいいってメールをしたけど」
カレン「あれ?そうだっけ?」
綾(いやそれはどうでもいいのよ…問題は昨日のこと…)
カレン「まぁ立ち話もなんでーすし?上がりまっしょー」
綾「それこっちのセリフ!」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 00:56:25 ID:jmeH/ScM0
-----綾の部屋-----
机「」
カレン「あ、机だ」
綾「か、カレン?!」
綾(やっぱり…昨日の見られてたんだ…!)
カレン「ねぇ…あやや?」
綾「はぁいぃぃっ!」
カレン「昨日放課後の教室でなにしてたでーす?」
綾「えっと!あれはそのべつにそういうものじゃ!!!」
綾(あぁ…終わった…もうダメだあたし…!)
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:00:21 ID:jmeH/ScM0
カレン「あんなところで馬に乗る練習をしてちゃダメですよー?」
綾「うん………へっ?」
カレン「私に言ってくれればパパの馬をあややに貸してあげたでーす」
綾「いや…あれはその」
カレン「実際やって見ても痛いだけでーした」
綾「実際…ってえぇっ?!」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:03:47 ID:jmeH/ScM0
綾「ダメだよそんなことしち…」
綾(って、あたし人のこと言えないじゃないー!)
カレン「それはさておき…」
カレン「あややにひとつ質問があるでーす」
綾「えっ…なに?」
カレン「馬の練習中に言ってた、陽子が好きってホント?」
綾「!!!!!!!」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:07:27 ID:jmeH/ScM0
カレン(おぉー顔が真っ赤でーす)
綾「」カァァァァァ
カレン「あやや?」
綾「ひゃい!?」
カレン「陽子のこと…好き?」
綾「いやそのそれはえっと………」
綾「……………すき…です」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:13:24 ID:jmeH/ScM0
カレン「あらー…そーでしたかー」
綾「おかしいよね…私は女の子で陽子も女の子なのに…」グズッ
カレン「そんなことあーりませーん!」
綾「!」
カレン「好きな人ができただけでーす!そんなことだれでもありまーす!」
綾「でも…二人とも女の子…」
カレン「そこは問題あーりません!イギリスではドーセーコンが認められてまーす!」
綾「ドーセーコン…って同性婚?!!」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:18:05 ID:jmeH/ScM0
カレン「そう!ドーセーコン!だから…二人で幸せになりたかったらイギリスに来ればいいでーす」
綾「ううっ…カレン…ありがとう………」グズグズッ
カレン「私、あややのこと応援してまーす」
綾「カレン…」
カレン「あややが陽子と付き合えるように、私がんばりまーす」
綾「そこは私が頑張るところ…」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:23:05 ID:jmeH/ScM0
カレン「さぁ!善は急げでーす!明日告白しましょー!」
綾「ええええ?!ちょっとそれは急過ぎない?」
カレン「あややなに言ってるでーすか!決心が固まったらすぐ行動するものでーす!」
綾「いやいやいやいや!あたしまだ決心してないし!」
カレン「えー?」
ピンポーン
綾「誰かしら…ちょっと見てくるわね」
カレン「はーい」
綾「はーい、今開けまーす…」ガチャ
陽子「おー、綾ー!風邪大丈夫か?」
綾「」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:28:34 ID:jmeH/ScM0
綾「ようこおおおおおお?!なんでここにいいいいい?!?!!」
陽子「いやー、さっきカレンからメールがあってさ。『大切な話がありまーす、すぐにあややの家に来てくださーい』ってあったから…」
綾(カレン…もぉぉぉ…!)
タッタッタ
カレン「ようこー!」
陽子「おーカレン、ダメじゃないか病人の家に押しかけて」
カレン「さーさー…立ち話もなんですから上がってくださーい」
綾・陽子「それカレン(おまえ)が言うのかよ?!」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:36:43 ID:jmeH/ScM0
-----綾の部屋-----
陽子「お邪魔しまーす…泊まりに行った時以来だなー」
綾「」ドキドキドキ
綾(さっきのあの話をしたばっかりだから心臓が…もうカレンったら!)ジー
カレン「…んぉ?」ピコーン
カレン「さーさー、後は若い二人でよしなに…私は退散しまーす」
綾「ちょっとぉぉぉカレン!!!」
カレン(あやや、頑張るでーす)ガチャン
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:42:40 ID:jmeH/ScM0
陽子「カレン行っちまったなー」
綾「…うん」
陽子「でも大切な話があるって言ってたけど…あれは何だったんだ?」
綾「それは…私からあるの…」
陽子「ふんふん、綾から…ってえ?」
綾(もう…なるようになれよ!)
綾「わたし…私陽子のことが好きなの!」
陽子「あーそっかー、綾は私の事が好きなのかー…ってえええええ?!!」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 01:50:50 ID:jmeH/ScM0
陽子「いやいや!なんで?!」
綾「中学生のころから!」
陽子「期間はわかった!ていうか私女だよ?!」
綾「わかってる…それでも…好き……なの………」ポロポロ
陽子「綾…」
綾「中学生のころ…転校してきたばかりで不安だったよ…」
綾「けれど…陽子がいてくれたから大丈夫になったんだよ…」
綾「陽子は…私にとって大切な人…だから…だから好きなの…」
綾「あなたが好きです…付き合ってください…」ポロポロ
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 02:01:40 ID:jmeH/ScM0
陽子「と、とりあえず…泣き止んで?な?」
綾「ごめんなさい…止まらないの…」ポロポロ
陽子「そっか…えっと、その。返事だけどさ」
綾「迷惑…だよね」
陽子「そんなことないよ」
綾「えっ…?」
陽子「ま、まぁ確かにほっとけない子だなーとか思ってたよ。心のどこかで綾を意識してた。…好きだったのかな?」
陽子「だ、だからさ!………付き合うよ。いや、付き合ってください…かな」
綾「よ、ようこぉ…」
陽子「ごめんな、綾。気づいてやれなくって」
綾「ううん…いいの…」
陽子「これからも…よろしくな」
綾「うん…!」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 02:03:30 ID:dib48Ras0
キマシ
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 02:10:49 ID:jmeH/ScM0
ガチャ
カレン「あやや!告白はうまくいったよーですねー?」
綾「うん、ありがとカレン。あなたがいなかったら付き合えてなかったわ」
陽子「こ、この度は付き合わせていただくことになりました…」カァァァ
カレン「なんで敬語ですかー?おかしいでーす」
綾・陽子・カレン「あははははは」
カレン「あ、あややー、私から一つしつもーん」
綾「なあに?カレン」
カレン「結局、放課後に陽子の机でなにしてましたかー?私、気になりまーす」
陽子「へ?私の机…えっ?!綾?!」
綾「え、あ…ちょっ…か、カレーーーーン!!!!!!!!」
机「おしまい」
121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 02:11:36 ID:7d2vLt5Q0
ガチレズ綾ちゃんが幸せそうで何より
乙
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 02:11:41 ID:WgZSM2xt0
乙
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 02:13:32 ID:tYEPkAFw0
ってなんで机くんが?本当にありがとうございました!
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/13 02:17:16 ID:dib48Ras0
乙乙!
最高だったわ
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