1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:19:15 ID:xT7cNwc40
菫「やっと合宿所に着いたな」
淡「つかれたー」
照「売店行ってくる」
菫「まず部屋に荷物置いて来い」
尭深「カギ貰ってきました」
菫「ありがとう」
菫「それじゃあ一旦解散だな」
誠子「私達も行くぞ大星」
淡「はーい」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:21:03 ID:xT7cNwc40
部屋
淡「わーあ広ーい」
誠子「さすがだな」
淡「これで個室だったらなー」
誠子「しかたないだろ尭深に負けちゃったんだし」
淡「でもさー、あれ?」
淡「ベット一つしかないよ?」
誠子「おかしいな、部長に連絡してお店の人に聞いてみるか 」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:21:44 ID:xT7cNwc40
電話「プルルルル」ガチャ
誠子「すいませんいきなりですが」
菫『どうした?いきなり何か不備でも?』
誠子「はい、こっちの部屋にベットが一つしかなくて」
菫『ふーむ店の方に問い合わせてみる待ってろ『私達どうせひとつしか使わないんだし変わってあげたら?』
菫『お前は黙ってろ』
菫『それじゃあちょっと待ってろ』
誠子「わかりました」
ガチャ
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:22:19 ID:xT7cNwc40
淡「スミレなんだって?」
誠子「少し待ってろだってさ」
淡「これ、私達同じベットなのかなー?」
誠子「もしかしたらな」
淡「やだなー」
誠子「露骨に嫌がられるとつらいぞ」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:22:52 ID:xT7cNwc40
誠子「んじゃちょっと外でも回ってこようかな」
淡「私も行くー」
誠子「おう、じゃいくか」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:23:29 ID:xT7cNwc40
合宿所の近く
誠子「ふー自然も多くて良いところだな」
淡「でも虫がうるさい」
誠子「はは、なれるといいものだよ」
淡「そうかなー」
誠子「大星は虫は嫌いか?」
淡「だって気持ち悪いんだもん」
誠子「なるほど」
淡「先輩は平気なの?」
誠子「まあエサとかにも使うからな」
淡「あー」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:24:01 ID:xT7cNwc40
淡「あ、あんなところにお土産屋さん」
誠子「ほんとだ何か買ってくか?」
淡「うん、お揃いのお守り買おうよ」
誠子「ああ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:24:41 ID:xT7cNwc40
誠子「そろそろ戻った方がいいかな?」
淡「練習は晩御飯の後からだよ?」
誠子「いや、ベットの方も気になるからな」
淡「あー、そうだね」
誠子「よしそろそろ行くか」
淡「うん」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:25:38 ID:xT7cNwc40
合宿所
菫「おお良いところに」
誠子「どうでした?」
菫「ああ、こっち側の連絡に不備があったんだと」
淡「誰だよもー」
誠子「そういえば、大星が」
[淡「はーい私が連絡する―」]
誠子「って言って騒いでたような」
淡「あー、そうだったっけ?」
菫「おい淡」
淡「ひっ」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:26:19 ID:xT7cNwc40
誠子「部長今回は自業自得って事で許してあげてくださいよ」
菫「しかし亦野、お前も」
誠子「いえ、可愛い後輩の失敗ですから」
菫「そうか、大星反省しとけよ」
大星「はい」シュン
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:27:09 ID:xT7cNwc40
菫「それでベットの事なんだが」
菫「いまから違う部屋を確保するのは無理そうなんだ」
誠子「そうですか、それじゃあ二人で寝ます」
淡「しかたないなー」
菫「あまり調子にのってるとロンするぞ」ボソッ
淡「ひっ」ビクッ
菫「まあいい晩御飯は一緒に取る事になってるので忘れずに来いよ」
誠子「はい」
淡「はい」ガクガク
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:27:44 ID:xT7cNwc40
淡「あー怖かった」
誠子「あんまり先輩に軽口を言うもんじゃないぞ」
淡「でも、先輩は許してくれるじゃん」
誠子「それはそれだ」
淡「それはそれか」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:28:46 ID:xT7cNwc40
誠子「よしっ気晴らしに風呂でもいこーか」
淡「いぇーいお風呂」
誠子「よしっ準備だ」
淡「らじゃー」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:29:29 ID:xT7cNwc40
お風呂
淡「わーい一番のりー」
誠子「あんまり騒ぐな」
尭深「あれ?二人も来たんだ」
誠子「尭深も居たのか」
淡「ちぇー一番じゃなかった―」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:30:13 ID:xT7cNwc40
淡「あわあわ」アワアワ
誠子「わっしゃわっしゃ」ワッシャワッシャ
尭深(淡がアワアワ、ワッシャーがワッシャワッシャ)クスクス
淡、誠子「「どうしたの?」」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:31:16 ID:xT7cNwc40
誠子「ふー良い湯だな」ペターン
淡「まったくもって」ペターン
尭深「そうだね」ボヨーン
誠子「凄いな」
淡「まったくもって」
尭深「?」
淡「どうしてだろおっきなおもちを見ると触りたくなってしまう」ウーム
誠子「空にでも飛んで行っちまえ」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:32:56 ID:xT7cNwc40
>>20
前途中で落ちたから最初からやってる
淡「部屋どうだった?」
尭深「広かったよー」
誠子「いや、うちと同じタイプの部屋だろ」
尭深「あれ?二人は二人部屋じゃないの?」
誠子「まあ色々あってさ」
淡「ギクッ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:33:56 ID:xT7cNwc40
説明後
尭深「なるほど」
淡「タカミーも怒る?」ウルウル
尭深「んーん失敗はつきものだよ」ナデナデ
淡「ありがとうやっぱりタカミーは優しいね」
淡「それに対してあのオババスミレは」チョンチョン
淡「何?」
菫「だれがオババだって?」
淡「...オワタ」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:34:49 ID:xT7cNwc40
淡「ブクブク」
誠子「どうも」
菫「お前らもきてたか」
照「うわぁ悲惨」
尭深「淡ちゃん大丈夫?」ヨシヨシ
淡「タカミーマジ天使」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:35:40 ID:xT7cNwc40
菫「かゆいところにシャープシュート」
照「そこホーンだよ?」
菫「あいたっ」
誠子(なんだか不思議な光景)
尭深(二人仲いいなーもしかして)
淡「菫の胸が心なしか小さくなった気がする」ボソッ
菫「おい、大星聞こえてるぞ」
淡「ひっ」ビクッ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:36:15 ID:xT7cNwc40
照「ドリルでございまーす」ギュルルル
菫「いつも思うがお前のそれは何なんだよ」
照「...ドリル?」
菫「疑問形かよ」
誠子(なんだか不思議な構造)
尭深(回転の速さ凄いなーもしかして)
淡「ルルルってカタカナにするとすんごい回ってるみたい」
照「流すよー」バシャー
菫「ふー」ブルブル
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:36:59 ID:xT7cNwc40
照「ふー良い気持ち」
菫「生き返るなー」
淡「菫、ババアみたい」ボソッ
菫「ああ?」ギロッ
淡「心の底からのごめんなさいをあなたに贈る」
誠子「こら、淡」
尭深「楽しそう」クスクス
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:38:01 ID:xT7cNwc40
菫「そういえば他にも不具合があったやついるか?」
誠子「こっちはベットだけですね」
尭深「こっちも特に」
菫「そうか、連絡を取った奴がアレだしなんか不具合があったら言ってくれ」
誠子「はい」
尭深「分かりました」
淡「ぐぬぬ」
照「尭深印のプリン」ジュルリ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:38:49 ID:xT7cNwc40
菫「これからの日程はさっき言ったとおりだ遅れるなよ」
尭深「はい」
誠子「はい」
淡「晩御飯何かな?」
照「デザートつきがいいな」
淡「私はカニ」
菫「...私は照を担当する、亦野は大星をマークしろ」
誠子「了解しました」
尭深「二人とも頑張って」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:39:49 ID:xT7cNwc40
淡「せっかくお風呂に居るのに部活の話とかつまんないー」
菫「確かにそうだな」
淡「よし、それじゃあ恋バナしようよ」
誠子「恋バナ?」
淡「うん」
誠子「恋バナってお前」
尭深(これは色々探るチャンス)キュピーン
尭深「わたしも興味あります」
誠子「尭深まで」
照「暖かい」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:40:34 ID:xT7cNwc40
菫「そんなこと言ってもな」モジモジ
尭深「先輩は彼女とか居ないんですか?」
菫「そんないきなり」
淡「さあさあハッキリ言っちゃいなyo」
誠子「宮永先輩止めなくていいんですか?」
照「面白そうだからいい」キリッ
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:41:23 ID:xT7cNwc40
淡「何で私だけ」プスプス
菫「調子に乗り過ぎだ」
尭深「収穫なしか...」
誠子「大丈夫か?」
淡「ううーん」
照(これは面白いネタが出来たなー)ジュルリ
菫「?」ゾクッ
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:42:02 ID:xT7cNwc40
誠子「回復が遅いなー」
尭深「淡ちゃーん」ペシペシ
菫「強くやり過ぎたか?」
照「のぼせたんじゃない?」
誠子「あー」
淡「ううー」グッ
誠子「ビンゴみたいですね」
菫「そういえば結構入ってるからな」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:42:51 ID:xT7cNwc40
誠子「それじゃあ先に出てますねー」
尭深「私もそろそろ」
淡「うーん」ヨロヨロ
ガララ ピシャッ
照「菫」ツツー
菫「ヒッ」ビクッ
照「さっき何で私たちの事言わなかったの?」ボソッ
菫「そ、それよりはやくでないか?のぼせて顔が熱く」
照「だーめ、逃がさないよっ」ニコッ
菫「こんなところで」
照「だいじょうぶすぐ終わるよ」クチュッ
菫「ひゃっ」ビクッ
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:43:25 ID:xT7cNwc40
外
誠子「ふう、良い風だな」
淡「やっと生き返ったよ」
尭深(よく考えると今お風呂場には二人きり)
淡「あ、あの星綺麗」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:44:01 ID:xT7cNwc40
誠子「そういえばまだ一回も麻雀してないのか」
尭深「そういえばそうだね」
淡「うわ、憂鬱」
誠子「さてそれじゃあ行こうか」
淡「うん」
尭深「たしか先輩二人の部屋だよね」
誠子「うん、そうだよ」
淡「よしっ出発ー」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:44:43 ID:xT7cNwc40
三年部屋
淡「おじゃまー」
誠子「おじゃまします」
尭深「おじゃまします」
照「うん、いらっしゃい」
菫「うう...」グッタリ
淡「スミレ何でぐったりしてるの?」
菫「なんでもない」
尭深(これは、アレだな)
照「ねぼせちゃったみたい」
淡「へー」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:45:17 ID:xT7cNwc40
夕飯
淡「おいしそー」
誠子「ハリツヤのいい刺身だな」
尭深「おいしそうな野菜」
照「わらびもち」ジュルリ
菫「デザートは最後だ」
淡「あれ、回復してる」
菫「それじゃあ、いただきます」
みんな「いただきます」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:47:09 ID:xT7cNwc40
菫「ごちそうさまでした」
みんな「ごちそうさまでした」
淡「おいしかったー」
誠子「ほんとにな」
尭深「うん」
照「満足」ゲップ
菫「お前らこれからなにするか忘れてないよな」
淡「もちろんだよ」
照「それは」
淡、照「「まくら投げ」」ババーン
菫「ちがう」
誠子「そうですよ食べたばっかりじゃないですか」
尭深「少し休んだ方が」
菫「そういう意味じゃない」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:47:57 ID:xT7cNwc40
菫「麻雀だ麻雀」
淡「ああ..」
照「忘れてた」
菫「まさか、お前らまで忘れてるとは」
誠子「いやすいませんついノリで」
尭深「すいません」
菫「もういいはやく始めるぞ」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:48:27 ID:xT7cNwc40
淡「ああ疲れた」
誠子「さすがに私も疲れました」
尭深「...ねむ...い」
菫「それじゃあ、解散だな」
照「せっかく腕があったまってきたのに」
菫「もう無理だ諦めろ」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:49:16 ID:xT7cNwc40
部屋
誠子「はあ、疲れた」
淡「一番乗りー」ドサッ
誠子「二番乗りー」ドサッ
淡「くーかー」
誠子「はやっ」
誠子「まあいいや、はやくねよっ」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:49:50 ID:xT7cNwc40
夜中
淡「くーかー」ゲシッ
誠子「ぐふっ」ズルッ
ドサッ
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:50:23 ID:xT7cNwc40
誠子「ううん...あれ」ムクッ
誠子「ベットから落ちてる」
淡「ううーん」ムクッ
誠子「起こしちゃったか」
淡「あー、先輩ベットから落ちてる」
淡「寝相悪いなー」
誠子「余計なお世話だ」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:50:56 ID:xT7cNwc40
風呂
淡「今日こそ一番乗り」
誠子「ふぁー」
尭深「おはよう」
淡「うおっはやっ」
誠子「朝はやいな」
尭深「うんいつもの癖で」
誠子「へー」
淡「ぐぬぬ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:51:40 ID:xT7cNwc40
照「みんなはやいね」
淡「テルーおはよー」
誠子「おはようございます」
尭深「菫先輩は一緒じゃないんですか?」
照「うん、まだ寝てるよ」
淡「スミレは朝弱いなー」ハハハ
その頃
菫「んー」ガクガク ブブブ
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:54:58 ID:xT7cNwc40
こっから先は新しく書くから投下ペース遅くなると思う
淡「そういえば夜に何にもなかった?」
尭深「どうして?」
淡「ほら、この旅館結構老舗じゃん?」
淡「こういう旅館って出そうじゃん?」
誠子「何が?」
淡「お・ば・け」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 16:57:22 ID:xT7cNwc40
誠子「は?大星、お前そういうの信じる方だったか?」
淡「もしもだよ、もしも」
誠子「もしもってな」
淡「やっぱり出なかった?」
照「こっちは出なかった」
尭深「こっちも」
淡「つまんなーい」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:01:31 ID:xT7cNwc40
尭深「というより昨日はすぐ寝ちゃったから」
淡「なるほど、なるほどー」
誠子「いや、何がなるほどだよ」
淡「いや、気付かないうちにもう呪われてるかもしれないと思って」
誠子「ないない」
淡「いや、そうなると」ジッ
尭深「何?」
淡「一人部屋のタカミーが一番危ないと思って」
尭深「」ビクッ
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:04:47 ID:xT7cNwc40
誠子「おい、大星あんまり尭深を怖がらせるなよ」
淡「でも私たちとテルー達は一人部屋でしょ?」
誠子「確かにそうだけど」
淡「もしかしたらもう憑かれてたりして」
尭深「・・・」ガクガク
誠子「やめい」ポカッ
淡「あいたっ」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:07:51 ID:xT7cNwc40
淡「でもさー」
誠子「でもじゃない、というかそんなものいるわけないだろ」
淡「わかんないじゃん」
尭深「そんなのいない?」ガクガク
誠子「尭深も間に受けないでよ」
尭深「よかったー」ホッ
淡「むー」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:13:04 ID:xT7cNwc40
淡「それじゃあ、お店の人に聞いてみようよ」
誠子「もしいるとしても言わないだろ」
淡「確かに」
照「・・・」
誠子「あの、宮永先輩さっきから黙って何してるんですか?」
照「大丈夫、鏡で見る限り誰にも憑りついてはなかった」
誠子「憑りついては?」
菫「はあ...はあ...」ガラッ
淡「あーやっと起きたのー?」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:17:13 ID:xT7cNwc40
淡「遅かったねー」
菫「ああ、今起きたところだ」ハアハア
誠子「具合悪そうですね」
菫「少しな」ハアハア
尭深(何か事件(性的な)のにおいがする)
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:24:57 ID:xT7cNwc40
淡「もう、菫が来るの遅くてのぼせるところだったよ」
誠子「昨日みたいになるなよ」
淡「分かってるよ」
尭深「私もそろそろつらいな」
誠子「それじゃあ私たちはそろそろ上がろうか」
淡「えー、まだいるー」
誠子「だめだ、また倒れるかもしれないだろ」
淡「ちぇー」
尭深「それでは」
菫「ちょっま」
ガララ ピシャッ
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:29:09 ID:xT7cNwc40
菫「」
照「菫、体洗ってあげるよ」ツツー
菫「ひゃっ」ビクッ
照「遠慮なんてしなくていいからね」ツツツー
菫「えんりょなんて...」
照「菫」スッ
菫「や...め...」
照「愛してる」クチュッ
「あああああああ」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:34:17 ID:xT7cNwc40
旅館ホール
淡「ぷはー」
誠子「風呂上りはこの一杯に限るなー」
尭深「」コクコク
誠子「そういえば旅館の売店にはまだ行ってなかったなー」
淡「行きたーい」
誠子「それじゃあ、一回戻って財布を持ってこないとな」
誠子「尭深も一緒に行く?」
尭深「」コクコク
誠子「それじゃあ、部屋に迎いに行くから」
尭深「ふう...わかった」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:39:43 ID:xT7cNwc40
部屋
誠子「さってとー」
淡「お菓子何があるかなー」
誠子「宮永先輩はもういったんだっけ?」
淡「言ってたねー」
誠子「財布はー」
コンコン
淡「もー誰?」ガチャッ
淡「はーい」
尭深「あの、来ちゃった」
誠子「早いね」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:43:20 ID:xT7cNwc40
淡「いらっしゃーい」
誠子「いらっしゃい」
尭深「お、おじゃまします」
誠子「それにしてもはやいね」
尭深「ちょ、ちょっとね」
淡「あ、もしかして」
尭深「」ビクッ
淡「さっきおばけとか、からかったせい?」
尭深「」コクン
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:48:07 ID:xT7cNwc40
淡「ははは、タカミーはかわいいなー」
尭深「ううう」
誠子「おい、大星あんまり尭深をからかうんじゃない」
淡「だっておばけ信じてるんだよ?」
誠子「...そうか、大星は信じてないのか」
淡「あたりまえじゃーん」
誠子「それじゃあ、尭深と部屋交換するか」
淡「へ?」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:51:47 ID:xT7cNwc40
誠子「よしっ決まりだな、尭深今日からよろしく」
尭深「よ、よろしく」
淡「ちょ、ちょっと待ってよ何でいきなり決まってるの?」
誠子「いいじゃないか、昨日一人部屋が良いって言ってたし」
淡「そ、そうだけど」
誠子「それに、おばけと会えるかもしれないぞ」
淡「お、おばけ」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 17:55:34 ID:xT7cNwc40
イメージ映像
おばけ「あははは麻雀ってたのしいよね死ぬまで一緒に楽しもうよ」
淡「いやーーーー」
あばけ「カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン」
終了
淡「あわわわわわわわ」ガクガク
誠子「どうした?一人でも怖くないんだろ?」
淡「ごめんなしゃい」ヒッグヒッグ
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:00:35 ID:xT7cNwc40
誠子「反省してるか?」
淡「うん」ショボーン
尭深「わたしも一人はいや」プルプル
誠子「確かにそうだな、かといって先輩達に迷惑はかけたくないし」
淡「タカミーも一緒に寝ようよ」
誠子「狭くないか?」
淡「大丈夫だよ、ベット広いし」
誠子「まあ、そうだな」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:06:02 ID:xT7cNwc40
誠子「それじゃあ勝手に決めちゃったけど尭深は大丈夫?」
尭深「うん」
誠子「それじゃあ荷物は全員分、尭深の部屋においとこっか」
淡「そうだね、これでいっぱいお菓子が買えるよ」
誠子「どんだけ買う気だよ」
誠子「あっ結構時間経ったなそろそろ行こうか」
尭深「うん」
淡「おっけー」
誠子「よいしょっと」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:08:31 ID:xT7cNwc40
誠子「鍵を閉めてと」ガチャガチャ
淡「あっ先輩」
誠子「ん、何?」
淡「今日は寝相悪くしないでよー」
誠子「ああ、わかってるって」
淡「まったく」
尭深「?」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:13:14 ID:xT7cNwc40
売店
淡「ご当地お菓子がいっぱい」
誠子「結構品揃え多いな」
尭深「うん」
淡「これとーこれとー」
誠子「これとか美味しそうだな」
尭深「うん」
店員「よろしければどうぞ―」
誠子「あっはい」
淡「何々ー?」
尭深「何かあるの?」
誠子「えーと」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:20:03 ID:xT7cNwc40
誠子「へー夏祭りだって」
淡「夏祭りー?」
誠子「昨日近くを回った時はそんなのなかったよな?」
淡「うん」
尭深「小さい神社でやるみたい」
誠子「そこまでは行ってなかったなー」
淡「うんー」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:25:32 ID:xT7cNwc40
尭深「でも、時間が練習と被っちゃう」
誠子「あー、たしかに」
淡「えー、こんな時間まで練習するの?」
誠子「そこかよ」
尭深「一回先輩達に相談してこようか」
誠子「そうだね」
淡「うん」モシャモシャ
誠子「いつの間にそんなに買ったんだ?」
淡「話してる間に」ドッサリ
尭深「少し持つよ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:29:20 ID:xT7cNwc40
誠子「すいません」
コンコン
照「どうしたの」
誠子「あの、部長も今いらっしゃいますか?」
照「うん」
誠子「少し相談したい事があるんです」
淡「お願いテルー」
照「うーん、とりあえず入って」
淡「おじゃましまーす」
誠子・尭深「しつれいします」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:33:05 ID:xT7cNwc40
菫「ど、どうした?」ハアハア
尭深(完全に事後だ)
誠子「この夏祭りの事なんですけど」
照「チラシのやつ?」
誠子「はい、みんなで行きたいって事になって」
淡「おねがーい」
尭深「おねがいします」
照「どうしようか?」
菫「...はあ...はあ」
菫「だめだ」
淡「えー」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:36:55 ID:xT7cNwc40
菫「こん...かいは....れん...しゅうに..きたんだぞ」
誠子「そうですか」
淡「やだー夏祭り行きたい」
尭深「仕方ないよ」
照「それなら今から練習しようよ」
菫「えっ?」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:40:16 ID:xT7cNwc40
淡「そうしようよ」
誠子「たしかにそれなら練習の時間は確保できますね」
尭深「準備します」ガタッ
照「それじゃあ今から」
菫「ちょっまて」
照「何?」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:45:31 ID:xT7cNwc40
菫「私はコレを入れて打てと言うのか?」ボソボソ
照「だって後輩の頼みは聞いてあげたくなるものでしょ?」
菫「し、しかしだな」ボソボソ
照「ちなみに」
照「トイレで抜いて来ようとしたりしたらお仕置きだから」ボソッ
菫「なっ」ビクッ
誠子「準備できましたよー」
淡「やっちゃうよー」
尭深「お手柔らかに」
照「それじゃあまず菫から」
菫「ううう...」ブブブ
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:47:31 ID:xT7cNwc40
練習後
誠子「疲れたー」
尭深「ふー」
照「ふふふ、がんばったね、菫」
菫「はあ...はあ...」
淡「わーもうすぐはじまっちゃうよー」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:54:34 ID:xT7cNwc40
神社
ピーヒャラピーヒャラ ドコドンドコドン
淡「うわー凄いねー」
誠子「小さい神社でやるっていうからもっと小さいのかともったな」
尭深「うん」
淡「先輩私の浴衣姿かわいい?」
誠子「ああ、かわいいかわいい」
淡「じゃあタカミーは?」
誠子「綺麗だよ」ニコッ
尭深「」ポッ
淡「むー」
淡「でも、ほんとによかったの?先輩だけ浴衣借りなくて」
誠子「まあ、私はそういう固い服きらいなんだ」
淡「へー、あっそうだ」
淡「ふっふっふ」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 18:57:55 ID:xT7cNwc40
淡「えいっ」ガシッ
誠子「なっ」
淡「タカミーはそっちね」
尭深「う、うん」
誠子「ちょ、何すんだよ」
淡「ふっふっふ、先輩は鈍すぎるね」
誠子「は?」
淡「こんなに可愛い子を両手に花にしてるというのに」ババーン
誠子「え、ああ」
尭深「なっ」カァァ
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:02:25 ID:xT7cNwc40
誠子「いきなりとってつけたように、しかも尭深に至っては自分からしといて恥ずかしがってるし」
淡「いいじゃん別に楽しいんだから」
尭深「えー」
誠子「まあ、こうしてるのもいいかもな」
淡「でしょ」
誠子「それじゃあ何屋さん行きたい?」
淡「うーんわたあめ」
誠子「尭深は?」
尭深「野菜の直売り」
淡「え」
誠子「それは」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:08:19 ID:xT7cNwc40
部屋
誠子「たのしかったな」
淡「うん」
尭深「でも明日で終わりだね」
淡「まだいたいー」
誠子「まあ、無理だろうな」
淡「むー」
誠子「でも、来年も校内一位なら来れるぞ」
尭深「そうだね」
淡「よしっ来年も頑張ってまたこよーね」
誠子「ああ」
尭深「うん」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:09:46 ID:xT7cNwc40
誠子「それじゃあおやすみなさーい」
尭深「おやすみなさい」
淡「おやすみー」
カチッ
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:12:37 ID:xT7cNwc40
淡「zzz」ゲシッ
誠子「ぐふっ」ズルッ
ドサッ
淡「うーん」ガシッ
尭深「すーすー」ブチッ
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:16:51 ID:xT7cNwc40
誠子「うう...んあれっ今日もか」ムクッ
誠子「ってなんで尭深は下着なの?」カァァ
尭深「えっ?」ムクリ
淡「うるさいなーって」
淡「なんで尭深は下着なの?」
尭深「これは」カァァ
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:19:22 ID:xT7cNwc40
風呂場
淡「三度目の正直だー」ガラッ
菫「おお、淡かおはよう」
照「おはよう」
誠子「おはようございます」
尭深「おはようございます」
淡「もー」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:23:17 ID:xT7cNwc40
淡「それで、二人の寝相が悪くてさー」
誠子「いつもはこんなに悪くないんだけどなー」
尭深「うん」
菫「まあ布団が変わればそんな事もあるんじゃないか?」
誠子「そういえばお二人は今日は朝早いですね」
菫「まあ、普通なら私は早いからな」
誠子「普通なら?」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:27:47 ID:xT7cNwc40
菫「今日は朝ごはんを食べたらもう練習だからな」
誠子「はいっ」
尭深「はいっ」
淡「今日は頑張っちゃうよー」
照「今日はやる気だね」
誠子「あーなるほど」
尭深「私も頑張ろうっと」
淡「テル、スミレ」
照「何?」
淡「来年も頑張るからね」
菫「ふっ、ああがんばれよ」ナデナデ
淡「ふふん」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:31:20 ID:xT7cNwc40
バスの中
誠子「と言ってもすぐ力尽きるんだけどな」ハハハ
尭深「うん」フフフ
淡「zzz」
菫「もう荷物はつんだか?」
誠子「はい」
尭深「はい」
照「モグモグ」コクコク
菫「それじゃあお願いします」
運転手「わかったぞー」ワハハ
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:34:37 ID:xT7cNwc40
誠子「寝てると淡もかわいいのになー」
淡「ううーん」ゲシッ
誠子「ぐふっ」
尭深「だ、大丈夫?」
淡「うーん」ガシッ
尭深「え?」
淡「フンッ」ブチッ
尭深「きゃー」プルン
誠子「こ...これって」
尭深「うん」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:38:25 ID:xT7cNwc40
誠子「淡が一番寝相が悪いんじゃないかー」
尭深「淡ちゃんのが寝相が原因だったんだ」
淡「...全く二人は寝相悪いなー」ムニャムニャ
カン
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/22 19:39:31 ID:xT7cNwc40
運転手「ワハハ―」キキー
みんな「ギャー」
もいっこカン
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