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響「全力アマゾン卓球ナイトクルーズ」

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:08:15.36 ID:PLN/j4Hn0

【某日・事務所】 


P「なぁ、響」 

響「なんだ?」 

P「今度の生っすか、響チャレンジなんだけど」 

響「うん」 

P「今回は、放送日が響の誕生日に近いってことで……スペシャルだ」 

響「す、スペシャルか……」 

P「いや、変なことはしないぞ」 

響「え?」 

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:09:08.60 ID:PLN/j4Hn0
P「スペシャルってことで、美希と貴音も参加する。 フェアリーチャレンジだ」 

響「おぉ、フェアリー!」 

P「そして、今回のチャレンジは……」 

響「チャレンジは?」 


P「ミステリーツアーだ」 


響「ミステリーツアー……! すごい、普通のバラエティっぽいぞ!」 

P「ははっ、そうだろう!」 
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:10:08.60 ID:PLN/j4Hn0
P「それで、趣旨的にはどこに行くか不明なんだけど」 

響「そこは……不安だな」 

P「響は、海外パスポート持ってたっけ?」 

響「海外なのか!?」 

P「可能性もあるって話だ」 

響「うーん……確か、この前ロケでフランスに行ったような……」 

P「じゃあ大丈夫だな。 ……でもな、響」 

響「え?」 



P「響にだけ言っておくけど……今回の行き先、実は沖縄なんだ」 
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:11:09.97 ID:PLN/j4Hn0
響「お、沖縄っ!?」ガタン 

P「落ち着け。 ……まぁ、響チャレンジとはいえ、誕生日だしな」 

P「故郷に帰るのも悪くないだろうと思ったんだ」 

響「お、おぉ……ありがとう、プロデューサー!」 

P「それで、ツアーの内容だけど」 

響「うんうん!」 

P「自然に触れ、十分楽しんで……美味しいご飯を食べる、って感じだ」 

響「うんう………って、なんか随分ざっくりしてないか?」 

P「一応ミステリーツアーだしな」 

響「そういうものなのか……?」 
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:12:09.30 ID:PLN/j4Hn0
P「悪いけど、あまり細かい内容は話せない。 サプライズが入る可能性もあるし」 

響「おぉ、サプライズ!」 


響「……それは、言っちゃってよかったのか?」 

P「ははっ、それもそうだな。 忘れてくれ」 

響「ええっ!?」 

P「それじゃ、ロケは来週だからな。 風邪引くなよ?」 

響「それは大丈夫さー! なんてったって自分、かん」 

P「はいはいはいさーい」ガチャッ バタン 

響「うぎゃー! 最後まで聞けー!」 
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:13:11.68 ID:PLN/j4Hn0
響「沖縄、か…………」 


響(沖縄に帰れるんだ……いつ以来かな) 

響(家族のみんなは、元気かな) 

響(海は、今も変わらないのかな) 


響「……」 



響「早くロケの日、来ないかな」 


―――― 

―― 
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:14:17.15 ID:PLN/j4Hn0
【ロケ当日・空港】 


貴音「おはようございます、響」 

響「貴音、はいさーい!」 

美希「ねぇ響、昨日寝た? クマすごいよ?」 

響「えっ!?」 

美希「冗談なの。 ホントに寝てないんだね、あはっ☆」 

響「うぐぐ……」 


P「お前ら、カメラ回ってるぞ……」 
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:15:13.92 ID:PLN/j4Hn0
P「それじゃ、これを着けてくれ」 

響「アイマスクか……まぁ、ミステリーツアーだしね」 

貴音「なんとも、面妖なでざいんですね……」 

美希「どうハニー、似合ってるー?」 


P「あと、これも」 

響「これは……ヘッドホン?」 

P「耳栓代わりだよ、念の為な」 

貴音「……」カポッ 

美希「ねぇハニー、この曲何ー?」 

P「『夜明けのスキャット』だ」 

響「これ、無駄に大音量だぞ……」 
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:16:17.18 ID:PLN/j4Hn0
P「しばらくは会話も無くて辛いだろうけど、我慢してくれ」 


P「……あ、聞こえないのか」 

響「……」 

美希「……」 

貴音「……」 



P「……ふふっ、現地が楽しみだな」 
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:17:21.04 ID:PLN/j4Hn0
ルー ルールルー ルー ルールルー 



響(そろそろ……飛行機に乗ったのか?) 


美希「……」グカー 

貴音「……」スー 

響「……」 


響(時間の感覚が狂うな……) 



ルー ルールルー ルー ルールルー 
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:18:14.20 ID:PLN/j4Hn0
響「……」スースー 

P「………びき。 響! 着いたぞ!」 

響「むにゃ……あ、プロデューサー」 

響(耳栓がない……着いたんだ!) 


P「それでは、現地に到着ということで……」 

美希「……」 

貴音「……」 


P「外して下さいッ!!」 


響「……」ゴクリ 
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:19:13.30 ID:PLN/j4Hn0
美希「………おぉ……!」 

貴音「ここは……面妖な」 


響「……」 


美希「どーりで暑いと思ったの」 

貴音「日本とは、気候が違いますからね……」 


響「…………」 




響「どこだ? ここ」 
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:20:15.99 ID:PLN/j4Hn0
P「今回のミステリーツアー、行き先は……なんと! アマゾンです!!」 


響美希貴音「「!?」」 


響「あ、アマゾン!?」 

美希「ミキ知ってるよ、アマゾン。 便利だよね」 

響「多分、そのアマゾンじゃないと思うぞ」 

貴音「わたくしも存じておりますよ、仮面らい」 

響「そのアマゾンでもないぞ!」 
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:21:14.58 ID:PLN/j4Hn0
響(というか……なんでアマゾン!?) 

響(沖縄のはずじゃ……まさか自分、騙されて) 


貴音「響」 

響「貴音?」 

貴音「何か、不本意なことがあったのでしょうが……」 

貴音「わたくし達は、アイドルです。 そのような表情をしては……いけませんよ?」 

響「貴音……」 


響(そうだな……落ち込んでる場合じゃない) 

響(文句は後で言うとして、今は仕事を――) 



P「これからやるのは卓球だ」 

響「!?」 
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:22:09.43 ID:PLN/j4Hn0
響「たっ、卓球!?」 

P「あぁ」 

響「アマゾンで卓球? この熱帯林で!?」 

P「あぁ」 

響「……」 

P「……あ、川下りしつつだぞ?」 

響「もっと分からないぞ……」 


美希「響、ゴチャゴチャうるさいの」 

貴音「わたくし達は……アイドルですから」 

響「なんでそっちは順応してるんだ!?」 
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:23:18.15 ID:PLN/j4Hn0
P「ボートを担当してくれる、現地スタッフのクリスだ」 

スタッフ「▲◆○☆…♪」 

P「……」 

響「プロデューサー、何て言ってるんだ?」 

P「……」 


P「楽天初優勝おめでとう、って」 

響「絶対違うと思うぞ」 
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:24:13.55 ID:PLN/j4Hn0
P「アマゾン川の風景を眺めながら卓球を楽しむ、というのが今回のツアーだ」 

響「自分、未だに意味が分からないぞ」 

美希「ミキ、卓球久しぶりなの!」 

貴音「ふふ……手は抜きませんよ?」 

響「……」 


P「ちなみに、卓球台が乗るようなボートを用意したぞ」 

響「無駄に大きいな……」 

P「それから、ピラニア等にはくれぐれも注意してくれ」 

響「そもそも何でアマゾンに来たんだ?」 
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:25:10.59 ID:PLN/j4Hn0
P「それでは、出航ッ!」 

スタッフ「……」ギコー 


P「……さて、卓球台を広げてと」ガシャン 

美希「なんか、ワクワクしてくるね」 

貴音「胸が高鳴りますね」 

響「嫌な予感しかしないぞ」 


P「ペアは、俺と響でいいか?」 

美希「えー、ミキはハニーとが」 

P「いーや、決定だ」 
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:26:06.01 ID:PLN/j4Hn0
P「……」 

響「……」 

貴音「……」 

美希「……」 


P「ふっ!」コン 

美希「とうっ!」カコーン 

響「……たぁっ!」スパーン 

貴音「……………っ」 


響「さーっ!」グッ 
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:27:07.55 ID:PLN/j4Hn0
美希「待って、響」 

響「え?」 

美希「あの掛け声、やっぱり言うの?」 

響「掛け声……あぁ、自分卓球やってたからな。 習慣みたいなものさー」 

美希「それ、ダサいって思うな」 

響「!?」 

美希「せっかく響は沖縄出身なんだから、こう、はいさーい、とか」 

響「そういう意味で使う言葉じゃないぞ、それは……」 
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:28:29.48 ID:PLN/j4Hn0
響「……」 

美希「……」 

P「……」 

貴音「……」 


響「……たぁっ!」バコーン 

美希「っ!」 

P「やった!」 


響「はいさーい!!」グッ 


美希「……やっぱりナシで」 

響「ええー……」 
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:29:25.04 ID:PLN/j4Hn0
貴音「美希」 

美希「ん?」 

貴音「何を戯れに興じているのです……わたくし達は、遊びに来たのではありませんよ」 

美希「貴音……」 

貴音「全力で、あの二人を叩き潰すのです。 出来ますか?」 

美希「……モチロン、なの」 



響「え? これって遊びじゃないのか?」 

P「少なくとも俺は全力だ」 
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:30:12.47 ID:PLN/j4Hn0
貴音「それでは、全力で……」スッ 

美希「……」コキッ コキッ 

響「あれ、サーブ貴音なのか?」 

P「そこら辺はノリだ」 


貴音「……行きますよッ!」スパーン 

P「うおっ!?」パコーン 

美希「おおっ!」 


響「ドンマイドンマイ、当たってたぞ!」 

P「……おお、卓球っぽい」 

響「卓球っぽい……?」 
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:31:08.74 ID:PLN/j4Hn0
響「プロデューサー」 

P「ん?」 

響「もう一回あのサーブが来たら、返せるか?」 

P「……無理だな。 体が追い付かないよ」 

響「……」 

P「まぁ、美希のサーブなら……いや、それも本気出されると……」 

響「分かった。 自分が返す」 

P「出来るのか?」 

響「なんくるないさー!」グッ 

P「……おお、沖縄っぽい」 

響「ぽいも何も、沖縄の言葉だぞ……」 
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:32:04.81 ID:PLN/j4Hn0
貴音「作戦会議は……終わりましたか?」 

美希「むー、後でペア交換したいの」 

響「……」スッ 

P「まぁ、後々な……」 



貴音(前衛に響……ですか) 

貴音(しかし、誰が相手であろうと……) 


貴音「……やることは依然、変わりませんッ!」スパーン 

響「覇ッッッ!!!!」バシュゥン 

貴音「!?」 

P「やった!」 
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:33:11.40 ID:PLN/j4Hn0
貴音「………~~ッッッ」 

P「ナイス響!」 

美希「いい掛け声だったの!」 

響「……突っ込まないでほしいぞ」 


貴音「ふふ……それでこそ響、です」グラッ 

響「貴音?」 

貴音「かはっ……美希、後………は」ドサッ 

響「え、ええっ!?」 

美希「……!」 
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:34:11.04 ID:PLN/j4Hn0
響「ちょ、ちょっとっ! 貴音!?」 

P「いいんだ、響」 

響「えっ、でも、貴音が」 

美希「貴音は、負けたの。 だから、しょうがないって思うな」 

響「しょうがない、って……」 

美希「ほら、続きしよ? 3人になっちゃったから、シングルスだね」 

響「何言ってるんだ美希、そんなの」 

美希「ハニーは最後にとっておきたいから……響、勝負なの」 

響「……」 
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:35:15.65 ID:PLN/j4Hn0
響(さっきまで普通に卓球してたのに、突然貴音が倒れた) 

響(これが、プロデューサーの言う……ノリなのか?) 


美希「ほら響、早くー」 

P「……」 


響(だったら……うぐぐ、こんな企画にノリたくないけど……) 

美希「響ー?」 

響「……ってやる」 

美希「え?」 


響「やってやる! 美希もプロデューサーも……みんな、みんな倒して! 勝ってやる!!」 
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:36:19.61 ID:PLN/j4Hn0
美希「へぇ……いい顔なの、響」 

響「……」 

美希「でもね、勝つのはミキだよ」 

美希「ミキが……ミキが! 最後に! キラキラするのッ!!」バコーン 

響「……!」パコーン 



P「……」 

P(やべ、ツッコミ居なくなった) 
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:37:29.97 ID:PLN/j4Hn0
美希「ふっ!」パコーン 

響「……」カーン 

美希「てりゃっ!」パカーン 

響「……っ」コーン 

美希「……」パコーン 


美希(響のショット、遅いの) 

美希(これなら……楽勝ってカンジ?) 


美希「たぁっ!」バコーン 

響「……」 


響「ふんッッッ!!!!」ズドン 

美希「……!?」 
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:38:23.93 ID:PLN/j4Hn0
美希(え、ウソ、速) 

パッカーン 

美希「……………そん、な」ドサッ 


響「……」 

P「すごいな、響。 今のはどういう技だ?」 

響「いや、普通に思いっ切り打っただけさ。 眉間に行っちゃったけど……」 

P「……なるほど」 

響「プロデューサー、休んでいいか? 色々疲れたぞ」 
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:39:16.86 ID:PLN/j4Hn0
スタッフ「……」ギーコ ギーコ 



響「……っぷはぁ!」 

P「……」 

響「なぁ、プロデューサー」 

P「ん?」 

響「結局、今回はどういう企画なんだ?」 

P「響チャレンジ、アマゾン編だ」 

響「……」 

響(沖縄、行きたかった……) 
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:40:07.34 ID:PLN/j4Hn0
P「まぁ、沖縄なら後でいくらでも連れてってやる」 

響「え?」 


P「生きて帰れたら………な」 


響「ちょ、それってどういう」 

P「周りを見ろ」 

響「え?」 


ギー ギャーオ ア"ァーオゥ 


P「アマゾンの生物たちだ……俺たちを狙ってるみたいだな」 

響「なんで!?」 
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:41:22.53 ID:PLN/j4Hn0
響「アマゾンの……って、人間には慣れてるんじゃ」 

P「わからん……卓球は、目立ち過ぎてしまったのか……」 

響「そういう問題か?」 

P「何より、怖いのはな」 

響「え?」 



ドサァッ 

猿「ア"ア"ア"ア"ァア"アァァァアァ"ア"ァーーッ!!!!」 

P「こんなのは、予定にないってことだ……!」 

響「なっ……!?」 
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:42:08.12 ID:PLN/j4Hn0
猿「グルルォゥ……」ザッ 

P「響、何て言ってるか分かるか?」 

響「……ちょっと待ってくれ」 



猿『女……その手に持っているものは……何だ……?』 


響「……」 

響「卓球に興味があるみたいだぞ」 

P「マジで?」 
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:43:13.94 ID:PLN/j4Hn0
響「これは……卓球に使う、ラケットだ」 

猿『タッキュウ……? ラケット……?』 

響「……」 

P「おい響、どうにか説得を……」 

響「分かってるさ」 



響「……こう使うんだよッ!」バッコーン 

猿『!?』 

パカーン 

P「!?」 
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:44:12.45 ID:PLN/j4Hn0
P「何やってんだ響!」 

響「先手必勝だぞっ!」 

猿『……』 

P「……いや、美希を葬った技だ……もしかしたら……」 


猿『今のは……痛かったぞ……』 


響「!」 

猿『痛かったぞぉおおおおお!!!』 

P「き、効いてない! むしろ怒らせたか……!」 
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:45:06.89 ID:PLN/j4Hn0
響「……」ブン 

猿『あぁン? これは……』 

響「ラケットだ。 ねぇ、キミ」 


響「自分と、勝負しないか?」 


猿『……』 

P「何言ってんだ響、そんな要求が……」 

猿『いいだろう』 

P「通ったっぽい!」 
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:46:05.53 ID:PLN/j4Hn0
響(正直、ここに来てから意味不明なことばっかりだ) 

響(ツッコミが追い付かない、っていうか……挙句、猿と卓球?) 

響(分からない。 これで合ってるのか、分からないけど……) 



響「言っとくけど、自分完璧だからな! かかってこいエテ公っ!!」 

猿『なんだと……!?』 



響(全力で……全力でやってやるッ!) 
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:47:19.19 ID:PLN/j4Hn0
響「……はっ!」パコーン 

猿『……』 

P「よし、サービスエースだ!」 


猿『……なるほど、そうやるのか』 

響「え?」 

猿『……よっ、と』バコーン 

響「な……っ!」 

P「なにぃッ!? 一瞬で、今のプレーだけで、もう学習しているッ!」 
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:48:30.44 ID:PLN/j4Hn0
猿『よし……ガンガンいこうぜ』バコーン 

響「っ!」パコーン 

猿『ほっ』パコーン 

響「……」パコーン 


P「まずいな……押されてる。 このままだと……」 

響「なんくるないさー」ボソ 

P「え?」 
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:49:15.32 ID:PLN/j4Hn0
猿『チョロイな、まったく……』バコーン 

響「どうだかなっ!」カッ 

猿『フン…………』スカッ 


猿『なにっ!?』 


響「さて、と……ガンガンいくぞ!」カッ 

猿『……っ』バコーン 

響「ふっ!」カッ 

猿『ゴラァ!』スカッ 


猿『クソッ、どうなって……』 
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:50:07.86 ID:PLN/j4Hn0
響「そりゃ、仕方ないと思うぞ」カッ 

猿『なに……?』パコーン 

響「だって自分……」カッ 

猿『……』スカッ 


響「カットマンだからな!」 


猿『カッ……何だ?』 

響「知らなくてもいいぞ」カッ 

猿『……チッ、とにかく、この曲がりの対策を……』パコン 

響「……」 


響「とどめだッ!!!」バコォン 
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:51:07.10 ID:PLN/j4Hn0
猿『う……目が…………目がァあぁああああ!!!』 

響「フフン、自分の勝ちだな!」 

猿『クソが……覚えていやがれ!!』バシャァッ 



P「………響」 

響「なんだ?」 

P「カットマンって割には……最後スマッシュ打ったな」 

響「嘘も方便さー!」 

P「……」 


―――― 

―― 
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:52:12.48 ID:PLN/j4Hn0
【アマゾン・展望台】 


P「さて、みんな……本当にお疲れ様!」 

美希「結局、ハニーと組めなかったの」 

P「また今度な。 貴音も、変な役回りで悪かった」 

貴音「いえ、わたくしは構いませんよ」 


P「そして……響」 

響「……」 
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:53:31.66 ID:PLN/j4Hn0
響「プロデューサー」 

P「うん?」 

響「最後のエテ公も、ドッキリだったのか?」 

P「……どうだかな」 

響「……」 



P「響。 今回の響チャレンジはな……『全力』がテーマだったんだ」 

響「全力……?」 

P「ああ」 
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:54:19.16 ID:PLN/j4Hn0
P「最近、響も仕事が増えてきて……昔を思い出してほしかったんだ」 

響「昔、って……」 

P「響チャレンジで無茶してた頃だな」 


P「今日は、みんな頑張ってただろう。 貴音も、美希も……響も」 

響「……」 

P「どんな仕事にも、全力で挑む……それが我那覇響の真骨頂だと、俺は思う」 

響「……へへ、なんか照れるぞ」 
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:55:06.49 ID:PLN/j4Hn0
美希「ねぇ、ハニー見て!」 

P「ん? ……おぉ!」 

貴音「これは……何とも綺麗な……」 

響「日の出だ……!」 

P「……よし、みんな」 

響「え?」 

P「日の出も見れたところで……いくぞ」 




「「響、誕生日おめでとう!!」」 
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:56:05.69 ID:PLN/j4Hn0
響「お……おおぉ……!!」 


美希「響、今年もよろしくね!」 

貴音「ぜひ、よしなに……」 

響「2人共……ありがとう! 嬉しいぞ!」 


P「響」 

響「プロデューサー……」 

P「俺からのプレゼントだ。 貰ってくれ」 

響「……うん」 
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:57:17.12 ID:PLN/j4Hn0
響「よし、開けるぞ……!」 


響「……」カパッ 



響「これ、って……」 




P「ピラニアのフライだ」 

響「なんでだ!!」 


終わり 
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:58:14.71 ID:PLN/j4Hn0
以上です。読んで下さって、ありがとうございました。 


やっつけアンドぐちゃぐちゃだけど間に合ってよかった。響、誕生日おめでとう!
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:58:17.65 ID:DrEy47u9o
ワロタwww乙
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 23:59:14.97 ID:KSA0zwSDO
面妖な…乙
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/11(金) 01:17:16.63 ID:AsKEqCFho
勢いがwwww乙!
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損切り
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