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アニメSSまとめ速報

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岡部「手を貸すつもりはないだと…」ダル「だお」

1:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:17:16.29 ID:/KlXMFEN0

2010/4/10(土) 

~東京電機大学神田キャンパス~ 

岡部「頼む、お前と俺は"機関"の野望を打ち砕くため、堅い絆で結ばれた仲間ではないか!」 

ダル「厨二の妄想には付き合ってられないお。大体研究所を創るって言っても場所はどうすんの?」 

岡部「そんなものはどうとでもなる!例えば、俺の実家のガレージでだな…」 

ダル「アップルコンピュータですね分かります。つーか僕の家は新小岩だお。オカリンの家池袋だろ?遠すぎだろ常考」 

ダル「それに八百屋のトラック停めとく場所なかったらヤバいんじゃね?親説得できるん?」


2:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:21:02.56 ID:/KlXMFEN0

岡部「ぐっ…ではどうしろと言うのだ!」 

ダル「大体その研究所のコンセプトって何ぞ?それによるんじゃね?」 

岡部「よくぞ聞いてくれた!『未来ガジェット研究所』とは、来たるべき"神々との最終決戦"に際しての最後の砦なのだ!」 

ダル「おーすげーすげー」 

岡部「主な目的は世界の支配構造の変革。活動内容は…アッと驚く華麗なるゲァジェッットを作り出すことだ。」 

岡部「さながら未来からやって来た青狸の取り出すような素晴らしい発明品の数々を、この鳳凰院凶真がこの世にリアルブートする!これが俺の大いなる野望である!」 





4:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:25:28.72 ID:/KlXMFEN0

ダル「つまり奇想天外な道具を作る研究所ってことね。把握しますた」 

岡部「さすがダル!では手伝ってくれる気になったのだな!」 

ダル「おう…ってそんな訳ないだろバーロー。そんな妄想に付き合ってられるほど僕は暇じゃないお」 

ダル「それに大学入ったばっかりじゃん。オカリンよくそんな暇あるなwww…って感じだお」 

岡部「なん…だと…」 





7:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:28:28.97 ID:/KlXMFEN0

岡部「なら大学の近く、秋葉原で空き部屋を探そうではないか。それなら何も問題はない!」 

ダル「オカリン、世間知らずにも程があるお。家賃はどうするん?とてもオカリンには払えないっしょ」 

岡部「それは…実家でバイトをすれば何とか…ならないか」 

ダル「なりませんね。ざんねん!オカリンのぼうけんはここでおわってしまった!」 

岡部「勝手に終わらせるな!」 

ダル「だってどう考えても無理ゲーっしょ。………あ、そろそろ僕は用事があるんで帰るお。オカリン、まあ頑張れ」 

岡部「薄情な奴め…ああ、じゃあな。いつでもお前の入所を待っているぞ」 

ダル「ムショみたいに言うなよ!Yesロリータ、NOタッチが僕の信条なんだお。じゃな」トコトコ 





11:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:31:55.48 ID:/KlXMFEN0

~秋葉原、中央通り~ 

岡部(釣れない奴だ。他に協力者は…) 

岡部(…一人で何とかするしかないか) 

岡部(とりあえず、不動産屋を回るとするか)トコトコ 

岡部「こんにちは」キィ 

不動産屋「やあ、いらっしゃい。どういった物件をお求めですか?」 

岡部「ええと、少しお聞きしたいことがあるのですが…ここら辺でビルの一室を借りようと思うと、一月いくらぐらいになりますか?」 

不動産屋「物件にもよるけど、これぐらいになるかな」 

岡部「何!?一番安い物でも12マンエーンだと?これは暴利だ!吹っかけにも程がある!」 

不動産屋「いやいや…最近何もかも値上がりしてねえ。都市再開発だの何だのと、どこも安く貸したがらなくてねえ…」 

岡部「はあ…すみません声を荒げてしまって。何か裏メニュー的な物はないんですか?」 

不動産屋「うーむ…分かった、気をつけておくよ。お兄ちゃん名前と電話番号、聞かせてもらっていいかい?」 





15:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:35:44.90 ID:/KlXMFEN0

岡部「よくぞ聞いてくれた。我が名は鳳お……コホン、岡部倫太郎といいます。電話は090...」 

不動産屋「オッケー。いい物が見つかったら電話するよ」 

岡部「ありがとうございます。それでは」 

不動産屋「ありがとうございましたー」 

岡部(危ない所だった。鳳凰院は使いどころが重要だからな) 

岡部(しかし、収穫なしか。ダルの言った通りだったな。俺の考えは甘かったというのか…)ションボリ 





17:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:40:17.46 ID:/KlXMFEN0

岡部(そういえば…ルカ子が何か知っているかもしれないな。聞いてみるか)トコトコ 

~柳森神社~ 

るか「あ、凶真さん。こんにちは。珍しいですね、お一人なんて」 

岡部「ああ。ルカ子よ、少し聞きたいことがあるのだが、いいか?」 

るか「ええ…でも凶真さんがボクに相談なんて…何かあったんですか?」 

岡部「何、大したことではないのだ。ただルカ子がこの近辺で空き部屋がないか知らないかと思ってな」 

るか「部屋…ですか?すいません、ちょっとそういうのはわからないです…お役に立てなくてすみません…ぐすっ」 

岡部(なぜ泣き出すのだ!というかものすごく可憐ではないか!お持ち帰りしたくなるぐらいだ) 

岡部(だが男だ!) 

岡部「いや、気に病むことはないぞルカ子よ。お前は俺の弟子としてよくやっている」 





22:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:43:59.76 ID:/KlXMFEN0

岡部「そ、そうだルカ子よ!お前は趣都・秋葉原を守る聖なる巫女であったな!」 

るか「えっ!?…そ、そう凶真さんに教わりましたけど…」 

岡部「では、来るべき決戰に備えてお前の神器を買いに行こうではないか!さあ、来るのだ!」テツカミ 

るか「ま、待ってください、ボクまだ心の準備が…///」 

岡部(…だが男だ男だ男男男男…) 





24:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:48:14.78 ID:/KlXMFEN0

~武器屋本舗~ 

るか「うわー、色々あるんですねえ。見てください凶真さん、これってモーニングスターっていうやつですよね!」キャッキャ 

岡部(大変なはしゃぎようだな。笑顔が眩しい。だが男だ) 

岡部「ルカ子よ、これなんかどうだ?」 

るか「模造刀、ですか?いいですね!というか、凶真さんにエランデモラエルナラドレデモ...」 

岡部「これお願いします。…何か言ったか?」 

るか「い、いえ!嬉しいです。凶真さんに買って貰えるなんて…すみません」 

岡部「たかが900円ではないか。しかしルカ子が喜ぶなら俺も嬉しいぞ」 

るか「え、それって…///」 

岡部「どうしたのだ?熱でもあるのか?」 

るか「な、何でもないです…」 





26:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:50:54.10 ID:/KlXMFEN0

~柳森神社~ 

岡部「さて、ルカ子よ。その妖刀・五月雨を使いこなすには辛ーく厳しい修行が必要だ。それに耐えられるか?」 

るか「はい!ボク、頑張ります!」 

岡部「いい心意気だ。では素振りを始める!イチ!……ニー!…」 





28:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:53:33.21 ID:/KlXMFEN0

るか「はあっ…はあ…三十!」 

岡部「そこまで!よくぞやり遂げた。流石は俺の弟子だ!」 

るか「はい…やりました!」 

岡部「それでは俺はそろそろ帰るとする。これからも修行を続けるように」 

るか「はい!また来て貰えるよう、頑張ります!」 

岡部(散る汗の飛沫と清々しい笑顔に胸が熱くなる…だが男だ) 





31:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 00:57:26.03 ID:/KlXMFEN0

~池袋~ 

岡部(何だかんだで結構遅くなってしまったな) 

岡部(だが、ルカ子が嬉しそうだったのでよかった) 

岡部(それに、あの後小沢電気商会でニキシー管を安く買うことができた) 

岡部(研究所計画について前進はなかったが、まずまずの収穫だな) 

岡部「ただいまー」 

まゆり「おかえり~ん♪」 





32:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:01:06.76 ID:/KlXMFEN0

岡部「まゆり!?なんでお前がここに居るんだ?」 

岡部母「あら、おかえり。…まゆりちゃんの親御さんに、この土日旅行するからお願いしますって言われてね」 

岡部父「いつも倫太郎がお世話になってるからな。いい恩返しが出来るってもんだよ」 

まゆり「…というわけでまゆしぃは今日オカリンのお家にお泊りなのです!」 

岡部(まゆりの料理の腕は絶望的だからな) 

岡部「なるほど。で、まゆりはどの部屋で寝るのだ?」 

岡部父「お前、そりゃもちろんお前の部屋だよ。昔はよく一緒に寝てたっけなあ」 





33:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:04:21.01 ID:/KlXMFEN0

岡部「なん…だと…」 

岡部父「まあ頑張りな」 

岡部「何をだ!」 

岡部母「そりゃもちろん…ねえ?」 

岡部「もうイヤだこの両親…」 

まゆり「オカリン、ご飯出来てるよ?みんなで食べようよ」 

岡部「ああ、待たせてすまなかったな。では頂くとするか」 





36:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:09:36.01 ID:/KlXMFEN0

~夕食後、岡部の部屋~ 

岡部「どうしてこうなった」 

岡部「どうしてこうなった!どうしてこうなった!」 

岡部(今俺はまゆりが風呂から上がるのを待っている) 

岡部(家主側の俺は後で入るのだが…しかし、何故俺の部屋でまゆりが寝るのだ) 

岡部(もちろん、子供の頃みたいに同じ布団で寝るわけじゃない。まゆりがベッドで、俺が布団) 

岡部(それでも!) 

まゆり「オカリン、お先なのです♪」 

岡部「ああ、俺も入るとするか…ってお前パジャマがはだけてるではないか!少しは恥じらいの心を持て!」 

まゆり「えっへへ~そっかあ~!オカリン照れちゃってるもんねぇ~」 

岡部「風呂に入ってくる!さらヴぁだ!」 





37:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:13:29.02 ID:/KlXMFEN0

~風呂場~ 

岡部(全く…あれではうちの両親に言われたい放題ではないか!)チャポン 

岡部(しかし久しぶりに見たが……大きくなっていたな) 

岡部(身体だけでなく心も育ってくれると嬉しいのだが)プクブク 

岡部「ふぅ…」 

~その頃、食卓~ 

岡部母「倫太郎もいい加減まゆりちゃんとくっついてくれたら良いんだけどねえ」 

岡部父「今の倫太郎はまゆりちゃんの兄貴にでもなったつもりなんだろう。確かにまゆりちゃん、守ってやりたくなるトコあるからなあ」 

岡部母「あなた、くれぐれも間違いは犯さないでね」 

岡部父「ハハハ!ねえよ!俺には母さんがいるからな!倫太郎にもそれだけの度胸があればいいんだが…」 

岡部母「あなた…///」 

岡部両親「」キャッキャウフフ 

岡部「」 

岡部(風呂から上がったと思ったら両親がイチャイチャしていた…何を言って(ry) 





41:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:17:22.02 ID:/KlXMFEN0

~岡部の部屋~ 

まゆり「あ、オカリン上がったんだ。ねえねえ、それでこの前言ってた研究所の話ってどうなったの~?」

岡部「ククク…聞きたいか?良かろう、まゆりには特別に教えてやろう。未来ガジェット研究所の恐ろしくも偉大なる計画の数々を!」 

(岡部説明中) 

まゆり「わあ~すごいね~!で、そのための部屋を借りる、ってのが大変なんだね~?」 

岡部「ああ。"機関"の妨害によって秋葉原の賃貸料が爆ageされているのだ。おのれ『幻想案内』め、不動産屋まで手玉に取りおって…!」 

まゆり「じゃあじゃあ~、明日まゆしぃと一緒にお部屋を探しに行こうよ!そのついでにまゆしぃのバイト先も行ってさぁ、ダメかな?」 

岡部「ふむ。明日は空いているぞ。いいだろう、付き合ってやる」 

まゆり「ホント~?ありがとうオカリン!楽しみだなぁ~」 





43:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:21:10.18 ID:/KlXMFEN0

岡部「そうと決まれば明日は早起きだな!」 

まゆり「うん♪楽しみだねぇ~」 

岡部「ではそろそろ寝るとするか」 

まゆり「了解なのです!」 

岡部「…電気消すぞ?いいか?」 

まゆり「大丈夫だよ」 

岡部(…まゆりと一緒の部屋で寝ることにあまりにも自分の中で抵抗感がないのに驚いた) 

岡部(まあ、確かにまゆりといると心配ではあるが、落ち着く所があるのも事実だからな) 

岡部(この脳天気な幼馴染は俺といることをどう思っているのだろうか) 





45:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:24:45.33 ID:/KlXMFEN0

まゆり「ねぇオカリン?」 

岡部「どうした?眠れないのか?」 

まゆり「いや、え~とね、今日、ダルくんとは一緒じゃなかったんだね」 

岡部「…………ああ。あいつは色々と忙しいらしいのでな。一応誘ったのだが」 

まゆり「そっか。オカリンもダルくんも、みんなスゴイよね。色々やることがあって。それに比べたらまゆしぃなんてのんびりし過ぎかな?」 

岡部「…………」 

まゆり「オカリンはどんどん先に行っちゃうよね。…最近ね、まゆしぃはオカリンの邪魔になってるんじゃないかな、って思う時があるんだ」 

まゆり「オカリンは優しいからまゆしぃのこといつも気にしてくれてるけど、まゆしぃがオカリンを苦しめてるならもう無理しなくていいんd…」 





46:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:27:22.80 ID:/KlXMFEN0

岡部「そんな事はない!」 

まゆり「え……?」 

岡部「まゆりはただ黙って俺のそばにいてくれるだけでいいんだ。ただ笑ってくれてたらいいんだ。それが俺の望んでいる事なんだ」 

岡部「まゆりが邪魔?そんなことただの一度も思ったことはない。まゆりは俺にとって大切な、…………人質なのだからな!」 

まゆり「オカリン………ありがとう。まゆしぃは嬉しいよ。えっへへ~、なんか嬉しいのに涙が出てきたのです。おかしいな~、えっへへ~♪」 

岡部「泣いていいんだぞ、泣いても、いいんだ…」ヨシヨシ 

~岡部両親の部屋~ 

岡部母「あの子なかなかやるじゃない。声が大き過ぎてご近所迷惑だけど」 

岡部父「まあ、いいじゃないか。…さすがに若いなあいつも。しかし最後にヘタれたのは頂けないよ」 

岡部母「まゆりちゃんは俺の恋人だ、とか何で言えないのかしらね」 





49:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:30:11.32 ID:/KlXMFEN0

~岡部の部屋~ 

岡部「ハックション!」 

まゆり「………」スヤスヤ 

岡部(まゆり…そんな事を考えていたのか…) 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

幼岡部「どこへも行かさないぞ…!まゆりは、俺の大切な人質なんだ…」 

幼岡部「連れてなんて、行かせない…!」 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

岡部(まゆりも、成長しているのだな…成長していないのは俺の方なのかもしれない) 

岡部(…………寝るか) 





53:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:33:32.81 ID:/KlXMFEN0

2010/4/11(日) 

まゆり「……カリン!オカリン!」 

岡部「むむ…」ムニャムニャ 

まゆり「オカリン、トゥットゥルー!すっごくいい天気だよ!早くご飯食べて出かけようよ!」 

岡部「ああ…わかった」 

岡部(すっかり元気になったようだ。良かった) 

岡部母「倫太郎、出掛けるんでしょ?早くご飯食べちゃいなさい。まゆりちゃん待たしたらダメよ」 

岡部「はいはい」 

岡部母「あと、あんたに…どれどれ、天王寺さんから手紙来てるわよ?はい」ハガキテワタス 

岡部「…天王寺裕吾?身に覚えがないが…ハッ!まさか"機関"からの脅迫か!?」 





56:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:36:54.22 ID:/KlXMFEN0

天王寺「初めまして、岡部様。私は秋葉原の雑居ビル、『大檜山ビル』のオーナーです」 

天王寺「この度岡部様が空き部屋を探しているという事を不動産屋から耳にしました。」 

天王寺「そこで、部屋の賃貸契約についてお話したく思い、手紙をお送りしました。よろしければ、こちらまでお越し下さい」 

岡部「ククク…フゥーハハハ!やはり神はこのメアッドサイエンティストに味方しているようだな!」 

岡部「よし、まゆり、すぐ秋葉原に向かうぞ!」カケダス 

まゆり「あ、オカリ~ン、待ってよぉ~!」アセアセ 


岡部母「倫太郎、まゆりちゃんが来てから本当に元気ね」 

岡部父「まったくだ」 





58:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:40:08.47 ID:/KlXMFEN0

~秋葉原~ 

岡部「ここら辺のハズだが…」 

まゆり「ここら辺はメトロの末広町とも近いんだねえ~!どんな所なんだろう?」 

岡部「あ…あそこではないか?」 

まゆり「ん~?ブラウン管工房~?なんか面白そうだね、えっへへ~♪」 

岡部(なんだか凄く入りづらいのだが。…というかよくあんな時代遅れのテナントを経営できるな。隠居した爺さんの道楽か?) 

少女「おじさんたちどうしたの?」 





61:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:43:11.48 ID:/KlXMFEN0

岡部「!?……なんだ小動物ではないか。悪いがお前と遊んでいる暇はない」 

少女「小動物…?ふえぇ…」 

まゆり「オカリン?ちっちゃい子をいじめたらダメなんだよ~?ね~、名前なんて言うの~?」 

岡部(全くまゆりは甘い。こんな事に時間を使っている暇は…) 

少女「えっと…天王寺、綯、です」 

岡部「天王寺?貴様天王寺と言ったか?」ツカミカカル 

綯「ひゃ、ひゃい…やめてください…お父さぁん…!」 

まゆり「オカリン、やめなよ~、怖がってるよ~」 

ガチムチのオッサン「……お前俺の綯に何してくれてんだオイ?」ゴゴゴ 





64:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:46:22.14 ID:/KlXMFEN0

岡部「…やあ、ナイスミドル…いや、これはですね、この小動物が…」 

ガチムチのオッサン「俺はまだ32だ!あと俺の可愛い可愛い娘に手出してんじゃねえ!殺されてえのか!」 

岡部「貴方が…この小動物の…親父さん?」 

岡部(つまりこいつが天王寺裕吾…だと…) 

天王寺「お前。名前言え。さもなきゃ警察行きだ」 

岡部「おおお落ち着いてくれ、俺は鳳凰院…じゃなかった、岡部倫太郎といいます!」 

まゆり「まゆしぃはね~、椎名まゆりっていうんだよ~?」 

天王寺「おめえが…岡部?」 

岡部「…はい」 

天王寺「………そうか。悪かったな。入ってくれ」 

岡部「……ああ、失礼する」 

まゆり「お邪魔しま~す♪」 





65:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:49:25.11 ID:/KlXMFEN0

~ブラウン管工房~ 

天王寺「手荒な事してすまなかったな。まあ茶でも飲んでくれ」 

岡部「ありがとう。…それで、手紙の件なのだが…」ソレデネ... 

天王寺「…そうだな。おめえをここに呼んだのは他ならねえ、部屋が必要ならここの二階を使わないか?ってこった」マユリオネエチャン,スゴーイ! 

岡部「それは有難い申し出だが…肝心の家賃は幾ら程なのですか?」エッヘヘー,アトネ,オカリンハネ... 

天王寺「月々1500円、でどうだ?」 

岡部「どうだって…破格だぞそれは!タダ同然ではないか!さては何か裏があるのだろう!」 

天王寺「何も裏なんてねえよ。強いて言うなら…」 

まゆり・綯「「トゥットゥルー!」」 

天王寺「あのお嬢ちゃんが居たからかもな」 

岡部「…………」 





66:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:52:48.42 ID:/KlXMFEN0

~二階、改め未来ガジェット研究所~ 

岡部「広い…」 

まゆり「見て~!ガスと水道も完備だよ~」 

岡部「ついに時は来た!俺はこの研究所を拠点に、世界を意のままに操ってみせる!」 

まゆり「オカリン、ファイト!」 

~その頃、ブラウン管工房~ 

天王寺「………鈴さん、どうしてあんな若造なんかに…」 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

橋田「人は巡り巡って人に親切にしてもらうことになってる。だから君もだれかに親切にしてあげなさい」 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

天王寺「まあ、俺にわかる訳ねえか…鈴さんのこと、結局よくわかんねえままだったもんなぁ…」 





68:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:55:49.39 ID:/KlXMFEN0

~ブラウン管工房~ 

岡部「ありがとうございます」 

天王寺「おう。何に使うのか知らねえがしっかりやれよ」 

まゆり「綯ちゃん、またね!」 

綯「また来てね、まゆりお姉ちゃん!」 

~蔵前橋通り~ 

まゆり「オカリン、よかったねえ部屋見つかって」 

岡部「ありがとうな、まゆり。しかし本当に良かった…」 

まゆり「ん~?まゆしぃなんかしたっけ~?あ、ここがメイクイーンニャン^2だよ」 

岡部「ほう。これは…いかにもな感じだな…」カランカラン 

フェイリス「いらっしゃいませー!あれ?マユシィ?どうしたのニャン?まさかカレシを連れてここに来たのかニャン?」 

まゆり「フェリスちゃん、彼氏なんかじゃないよ~。この人はオカリンって言ってね、まゆしぃはオカリンの人質なのです!」 





69:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 01:59:03.39 ID:/KlXMFEN0

フェイリス「ニャニャ?人質とはこれまた凝ったプレイニャー。そこに痺れる」 

岡部「憧れるな!あとまゆりよ、その紹介の仕方はやめろ。大抵の人が勘違いしてしまうからな」 

まゆり「そっかぁ~、今度から気をつけるよ!」 

フェイリス「マユシィのカレシじゃないならあなたは何者なのニャン?ニャフフ…」 

オカリン「そうか…聞きたいか…。ならば教えてやろう…」 

岡部「我が名は!鳳!凰!院!凶真!世界の支配構造の掌握を野望に持つマッドサイエンティストなのだ!」 

フェイリス「ニャ、ニャんだって!?千年に一度現れるという伝説の救世主が現れたと言うのかニャ?」 

岡部「いかぁーにむぉー。さあ、この俺を崇め称えるがいい!フゥーハハハ!」 





72:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:07:31.92 ID:/KlXMFEN0

フェイリス「フェイリスはこんな話を聞いたことがあるニャ。ミレニアム・タイタンがヤツらに勝つためには『萌えの精神武装』が不可欠」 

岡部「なにっ!?そんなものがあったのか?クソッ…"機関"の連中め、情報を規制しているな…」 

フェイリス「そうなのニャン。だからキョーマは趣都・秋葉原でフェイリスと血の契約を結ぶ必要があるのニャン!」 

フェイリス「つまりフェイリスとキョーマは前世から固ーい絆で結ばれた魂の相棒で…」ニャニャニャニャニャニャー 





73:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:10:36.47 ID:/KlXMFEN0

~帰り道~ 

岡部「…あのフェイリスというネコ娘、随分と骨のある奴だったな。流石まゆりが認めた同胞と言うべきか」 

まゆり「オカリンとフェリスちゃんが仲良くなってまゆしぃは嬉しいのです!」 

岡部(一方的にやり込められただけの気もするが) 

岡部「いいバイトを見つけたな、まゆり」 

まゆり「えっへへ~、オカリンに褒められちゃったのです。えっへん!」 

岡部「さて、俺のほうも未来ガジェット研究所を発展させなければな!」 

まゆり「オカリン、それ覚えにくいから短くしようよ~」 

岡部「……確かに。まゆりよ、何か案はあるか?」 

まゆり「え~とね、この前ケーブルテレビでね、男の子が大きな研究所ですっごいメカを作るアニメをやってたのです!」 

岡部「ほう。それは憧れるな。研究者を名乗る以上は是非とも果たしたい夢だ」 

まゆり「それでね、研究所のことを『ラボ』って言ってたんだけどどうかな~?」 

岡部「ラボ…ラボラトリーの短縮形か。うむ。なかなか知的な響きではないか。採用しよう」 





74:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:13:47.39 ID:/KlXMFEN0

まゆり「やった~!役に立てて嬉しいよ、オカリン!」 

岡部「ああ、まゆりは本当に俺の役に立ってるさ。だから気にするな。……邪魔だなんてちっとも思っていないのだからな」 

まゆり「ありがとう、オカリン。…あれ、何だかオカリンにお礼言ってばっかりだねえ~♪」 

岡部「………俺もまゆりには感謝してるさ」 

まゆり「…………うん。ありがとう」 





75:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:16:37.42 ID:/KlXMFEN0

まゆり「ねえ、オカリン」 

岡部「何だ?」 

まゆり「これから、ラボに行ってもいいかな?」 

岡部「…………ああ。まゆりなら大歓迎だ。何なら毎日だって来てくれてもいい」 

岡部「そうだな…ではこうしよう」 

岡部「椎名まゆりよ!」 

岡部「お前は今日からラボメンNo.002だ!いつでもラボを訪れるがいい」 

まゆり「了解なのです!」 

岡部「ちなみに、ラボメンというのは『ラボラトリーメンバー』の略だ」 

岡部「そしてNo.001は勿論この俺、鳳凰院凶真!」 

まゆり「ふふっ、オカリンは変わらないねえ」 

岡部「今こそ言おう!」 

岡部(そう、何も変わらない。昔と変わらず、俺の隣にはまゆりがいてくれる) 

岡部「これが、運命石の扉の選択だよ…!」 

おしまい 





77:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:26:41.83 ID:SPTRFwmg0

乙乙 





80:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:40:26.22 ID:uhumIyKy0

もうちょいダルも絡めて欲しかった 





81:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:41:29.55 ID:c4Gh4T1H0

そういやダルほぼ空気だったなww 





83:以下、魔王にかわりまして勇者がお送りします:2012/03/06(火) 02:46:16.22 ID:YmLvSu2C0

 
まゆしぃがかわいかった
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