1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:35:04.17 ID:8BR45yfU0
※
モバマス 幸子「……」ペロペロ
幸子「……」チュパチュパ
幸子「……」ペロペロ
凛「……何してるの?」
幸子「!?」ガタッ
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:36:11.00 ID:8BR45yfU0
凛「それは……さっきプロデューサーが使ってたお皿とお箸?」
幸子「ち、違うんです。これは……」
凛「これは?」
幸子「これは……そう!」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:37:54.43 ID:8BR45yfU0
幸子「ボクがプロデューサーさんが使っていた食器を綺麗にしてあげてたんですよ!」
幸子「やっぱりプロデューサーさんはボクが居ないと駄目ですね! 食後の後片付けも満足にできないなんて、大人としてどうかと思いますよ!」
凛「……」
幸子「……」
凛「……」
幸子「……いや、その……」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:38:58.48 ID:8BR45yfU0
凛「……貸してよ」
幸子「……はい?」
凛「まだそっちのお皿は舐めてないでしょ? だから、貸してよ」
幸子「い、嫌ですよ」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:40:59.14 ID:8BR45yfU0
凛「……ふーん。そういうこと言うんだ」
凛「……あ、もしもし? プロ」
幸子「!」バシッ
ガチャン
凛「……あーあ。私の携帯が壊れちゃった」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:42:47.25 ID:8BR45yfU0
幸子「あ、あなたが悪いんですよ!」
凛「あれ、高かったんだけどなぁ」
幸子「……」
凛「買い換えないといけないなぁ」
幸子「……」
凛「お金、かかっちゃうなぁ」
幸子「……その」
凛「でも、そのお皿を渡してくれれば許しちゃうかもなぁ」
幸子「!」
凛「どうする?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:43:50.81 ID:8BR45yfU0
幸子「……」
凛「私の携帯代を払うか、そのお皿をこっちに渡すか……」
凛「どっちの方がお得か、わかるよね?」
幸子「……くっ」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:45:45.88 ID:8BR45yfU0
幸子「……どうぞ」
凛「わかってるじゃん」
凛「……」ペロペロ
幸子「……」
凛「……やっぱりプロデューサー汁は美味しいなぁ。こんなの独り占めなんてずるいよ」
幸子「……」
凛「ほら、まだお皿は残ってるよ? 早く舐めないと、また誰か来ちゃうかも」
ガチャ
幸子・凛「!?」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:47:47.52 ID:8BR45yfU0
まゆ「……」
幸子「……」
凛「……」
幸子「……こ、これは……」
凛「……要る?」
幸子「ちょっと!」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:48:36.18 ID:8BR45yfU0
まゆ「……要らないですねぇ」
幸子「ほっ……」
凛「どうして? あれだけプロデューサーのこと好いてるのに、どうして要らないの?」
まゆ「……」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:49:07.10 ID:8BR45yfU0
まゆ「まゆとの間接キス、楽しいですかぁ?」
幸子・凛「!?」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:52:10.01 ID:8BR45yfU0
凛「……」キッ
幸子「ボ、ボクは知りませんよ! ボクはプロデューサーさんが使い終わってすぐのを舐めてただけですから! 本当に知りませんよ!」
凛「そんなこと言って、本当は私のこと騙してたんでしょ! わかってて使用済みのお皿を押し付けたんでしょ!」
まゆ「嘘じゃないと思いますよぉ。まゆも見てましたけど、プロデューサーさんが使った後は、誰も触ってませんでしたから」
凛「……じゃあ、いつの間に……?」
幸子「……まさか……」
まゆ「……うふ♪」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:52:52.89 ID:8BR45yfU0
まゆ「プロデューサーさんが使う前に、まゆが先に舐めてただけですよぉ」
幸子・凛「!?」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:54:41.84 ID:8BR45yfU0
幸子(間接キスを自分から「する」のではなく……)
凛(間接キスを相手に「させる」高等テク……!)
幸子・凛(やられた……!)
まゆ「うふふ♪」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:55:35.62 ID:8BR45yfU0
ガチャ
P「ただいまー……って、何してるんだ? 三人揃って」
幸子「……」
凛「……」
まゆ「……」
P「うん? 何で机の上にさっき俺が使った食器が置いてあるんだ?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 12:59:07.85 ID:8BR45yfU0
幸子「……これは……」
凛「プ、プロデューサー! 食べた後はちゃんと片付けないと駄目でしょ!」
まゆ「……」
P「あちゃー、置いたまま行っちゃったのか? すまんすまん」
幸子「そ、そうですよ! これからは気を付けてくださいね! でも、ボクは優しいので、今回は許してあげます!」
P「はいはい。……でも、妙に綺麗な気が……」
凛「つ、次からは気をつけてよね!」
まゆ「……」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:01:49.43 ID:8BR45yfU0
P「……まゆ?」
まゆ「はぁい?」
P「さっきからずっと黙ってるけど……調子悪いのか?」
まゆ「まゆは元気ですよぉ」
P「そうか、それなら良かった」
まゆ「でも……」チラ
幸子・凛「!」ビクッ
P「ふたりがどうかしたか?」
まゆ「……いえ、何もないですよぉ」
P「そうか。じゃあ俺は食器を洗ってくるよ」
まゆ「わかりました♪」
幸子・凛「……」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:02:33.87 ID:8BR45yfU0
ガチャン
まゆ「……さて」
幸子・凛「!?」
まゆ「どうしてあげましょうかぁ?」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:04:08.16 ID:8BR45yfU0
幸子「ボ、ボクは悪くないですよ! 元はと言えば、あんな美味しそうな汁を残していくプロデューサーさんが悪いんですから!」
凛「そ、そうよ! 私は悪くない!」
まゆ「誰に言い訳してるんですかぁ?」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:05:04.68 ID:8BR45yfU0
幸子「……いつからやってたんですか」
まゆ「もちろん、この事務所に来てからずっと……」
凛「じゃ、じゃあ……」
まゆ「ええ、そうですよぉ」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:06:02.90 ID:8BR45yfU0
まゆ「あなたが吸ってたプロデューサーさんのバスタオルも、既にまゆ汁が染みついていたってことですよぉ♪」
凛「!?」
幸子「そ、そんな……」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:08:24.94 ID:gHN84KtG0
ダメだこの事務所…早く何とかしないと…
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:09:19.65 ID:8BR45yfU0
まゆ「……このまま、のうのうと生かしておくのも問題よねぇ。だって、プロデューサーさんはまゆと永遠の時を過ごすことになるんだから……。その時に、邪魔者が居たら、折角の楽しい時間が台無しになってしまうかもしれないものねぇ……」
幸子「い、命だけは……」
まゆ「誰も殺すなんて言ってませんよぉ?」
凛「……じゃあ、何が目的?」
まゆ「別に目的なんてないですよぉ。でも、何もしないっていうのも面白くないわねぇ……」
幸子「……」ビクビク
凛「……」ビクビク
まゆ「……そうだわ」ニヤリ
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:11:22.82 ID:8BR45yfU0
後日
バラバラバラバラ
幸子「……」
凛「……」
P「……ふたりとも、本当に大丈夫か?」
幸子「だだっだ大丈夫ですよ! ボボボッボクは2回目なので!」
凛「わわわ、私が何で、ここっここんなことしなくちゃならないわけぇ!?」
P「いや、お前らがスカイダイビングしたいって言ったんじゃないか。ははーん、まさか、怖気づいたのか?」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:13:48.40 ID:8BR45yfU0
幸子「まままさか! ボッ、ボクが怖気づくわけないじゃないですか! ボボボクは勇敢なので!」
P「……凛」
凛「ひゃいっ!?」
P「顔色悪いぞ? こういうのは体調悪い時はやめておいた方が……」
凛「!? いや! 大丈夫だから! いやー! スカイダイビング超楽しみ! ふふ、ふふ、ふふふふふ」
幸子(壊れた!?)
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:15:07.95 ID:8BR45yfU0
P「……あ、はい。じゃあ、もうそろそろ落ちる準備しとけよー」
幸子「え!? も、もうですか! 早くないですか!」
P「何言ってるんだ。前の時もこんな感じだったじゃないか。さ、行くぞー。せーの!」
幸子・凛「ぎゃあああああああああああああああ」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 13:15:38.05 ID:8BR45yfU0
まゆ「……うふ♪」
お わ り
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 14:13:17.58 ID:lA6GzC1io
果たしてパラシュートはちゃんと開いたのか
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 15:31:28.14 ID:B2PF/1Nw0
なんにせよ、乙でした!
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/13(日) 17:19:10.89 ID:cdOkLB69o
レベルの高い事務所ですね
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