4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:17:23.68 ID:UseQsVm70
富樫宅、勇太の部屋
勇太「……」
ぴこ、ぴこ…
勇太(俺は、何てことをしてしまったんだ…)
勇太(六花を押さえつけて、ムリヤリべろちゅーするなんて…)
ぴこ、ぴこ…
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:20:32.26 ID:UseQsVm70
勇太(あの場は、魔力の補給とかなんとか言ってごまかしたけど…)
ぴこ、ぴこ…
勇太(…いや、ごまかせたかどうかは、問題じゃないよな)
勇太(押さえつけてムリヤリべろちゅーなんて、強姦まがいのことした事が…)
…ぴぴぴ、じょーん
勇太「…あっ、あー…ゲームオーバーになっちゃった」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:24:00.26 ID:UseQsVm70
勇太「…はぁ、やっぱゲームにも集中できないな」
ぽいっ
勇太「……」
ごろんっ
勇太(やっぱ、ダメだよな。あんな…)
勇太(…ちゃんと六花に謝ろう。許してもらえるかは分からないけど…)
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:27:29.34 ID:UseQsVm70
六花「…勇太」
勇太「うわぁっ、六花!?」
ビクッ
勇太「…い、いつの間に来てたんだよ」
六花「さっき、窓から入った。ノックしたけど勇太はゲームに夢中で気付かなかった」
勇太「そうか…」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:31:30.01 ID:UseQsVm70
勇太(…まあ、ちょうど良いや。ムリヤリキスしちゃった事、謝ろう)
勇太「…あのさ、六花」
六花「何?」
勇太「……」
勇太(…あれ、どうしたんだ俺?なんか…)
勇太(…また、六花にキスしたくなってきた)
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:34:40.79 ID:UseQsVm70
…ドクンッ、ドクンッ
六花「…勇太?」
勇太(六花が喋るたび、六花の柔らかい唇が動いて…)
勇太(それにむしゃぶりつきたくて、たまらなくなる)
六花「勇太、どうかしたの?」
勇太(…何を考えているんだ、俺は…そんな事…うっ、頭が、ぼーっとして…っ)
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:39:05.82 ID:UseQsVm70
…がしっ、ぐいっ
六花「勇太、何を…」
勇太「はぁ、はぁ…」
勇太(何も…考えられなく…なる…)
六花「勇太、痛い…離して…」
…ちゅっ
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:42:22.57 ID:UseQsVm70
六花「…んっ」
勇太「はむっ…」
ちゅう、ちゅっ…ちゅうっ
六花「ゆ、ゆう…んむっ!」
勇太「はぐ…はむっ、む…にゅっ…」
ちゅうう、ちゅうっ…ちゅっ、ちゅうっ
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:45:38.38 ID:UseQsVm70
勇太「…ぷはっ…はぁ、はぁ」
勇太(…はっ、俺は今何を!?)
六花「…勇太」
勇太「あ、あの…六花、ごめ…!」
六花「また、魔力の補給?」
勇太「…えっ?」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:48:36.14 ID:UseQsVm70
六花「魔力の補給は契約主としての務め、謝る必要は無い」
六花「ただ…いきなりやるのではなく、一言断ってからやって欲しい」
勇太「…あ、ああ…すまない。闇の眷属との戦いで魔力が枯渇しかけていたからな」
勇太(あああ、なに話を合わせてごまかしてるんだ俺!ちゃんと謝れよ!)
六花「分かればいい。それじゃあ…もっと、魔力の補給、する?」
勇太「……!?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:51:24.50 ID:UseQsVm70
勇太(なんだって…!?もっと、六花とキスできる…!?)
勇太(…い、いや…そんなのダメだ…ダメに決まってる)
勇太(六花は、魔力の補給だと思ってるんだ…六花の中二病につけこんで、キスをするなんて…)
勇太(…でも)
チラッ
六花「……」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:55:59.22 ID:UseQsVm70
勇太(六花の唇…ぷにぷにで…柔らかい唇…)
勇太「……」
ゴクリッ
勇太「…まだ魔力が回復しきっていない。邪王真眼よ、頼めるか?」
六花「分かった」
勇太「……」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 21:58:45.64 ID:UseQsVm70
ちゅっ…ちゅううううっ…
勇太「はむっ、むにゅ…にゅ、にゅう…」
六花「んはっ…はう、んっ…」
ちゅううっ、ちゅうっ…ちゅうちゅう…ちゅうう…
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:01:36.03 ID:UseQsVm70
翌日、学校
勇太(結局あの後、十花さんが帰ってくるまでひたすら六花とキスしてしまった…)
勇太(俺、最低だ…ごめんなさい十花さん…)
勇太「……」
チラッ
六花「……」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:04:41.94 ID:UseQsVm70
勇太(あの日、六花を押さえつけてムリヤリべろちゅーした時から…)
勇太(俺、六花とキスすることばかり考えてる…)
じーっ…
六花「……」
勇太(六花と、舌と舌を絡めて…唇にむしゃぶりついて…)
勇太(口の周りをよだれでべとべとにしながら、キスする…)
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:08:42.62 ID:UseQsVm70
勇太(…そんな風に、妄想の中で何度も何度も六花にキスをして)
勇太(…そして、次第に…妄想じゃ満足できなくなってくる)
六花「……」
勇太(今も、もう…すぐにでも、ムリヤリにでも…六花にキスしたくなってる…)
勇太(…何考えてるんだよ…今、授業中だぞ…そんな事したら、とんでもない事に)
勇太(…でも、心のどこかで…それでも構わないって思ってる)
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:12:06.74 ID:UseQsVm70
キーン、コーン、カーン、コーン…
勇太(…ふう、何とかガマンできた。後は下校するだけ…問題は部活だな)
勇太(…しばらくの間、部活は休もう。正直、今の状態で六花と接するのは危険だ)
勇太(自分を見失って…皆の前でキスしかねない…そんなことになったら…)
勇太(よし、そうと決まれば一色辺りに部活を休む事を…)
ガタッ
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:16:23.73 ID:UseQsVm70
六花「ダークフレイムマスター」
勇太「のわっ、六花!?」
勇太(ま、まずい!)
六花「本日サバトを開催する。拠点には遅れずに来るように」
勇太(六花の唇が…ああ、また…キスすることしか、考えられなくなる…)
ドクンッ、ドクンッ…
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:19:45.07 ID:UseQsVm70
勇太「…邪王真眼よ、サバトを開催するには魔力が圧倒的に足りない」
六花「補給が必要か、分かった。それじゃあ…」
勇太「…っ!ま、待て。一応…人目のない所が、良い」
勇太「どこで管理局が見ているか、分からないからな」
六花「…分かった。なら、とりあえず別の場所へ移動しよう」
勇太「ああ、それが…いい…」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:23:47.27 ID:UseQsVm70
どこかの空き教室
六花「…よし、不可視フィールドを張り終えた」
六花「これで一般人はもとより、管理局の目もごまかせるはず」
勇太「……」
六花「さあ、ダークフレイムマスター」
勇太「……」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:28:14.57 ID:UseQsVm70
スッ…
勇太(六花…)
…ちゅっ
勇太(気持ち良い…六花とのキス、気持ち良い…)
六花「んっ…はぁ…」
勇太「…あむっ」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:33:06.61 ID:UseQsVm70
勇太(舌、入れて…)
にゅ、ちゅっ…
六花「はむっ」
びくんっ
勇太(六花の口の中…全部、味わう…)
にゅちゅ、ちゅううっ…ちゅく、むちゅう
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:36:47.35 ID:UseQsVm70
勇太(…やばい、止まらない…六花とキスすればするほど、もっとしたくなってくる)
六花「ん、ふぅ…ゆ、ゆう…はむっ」
勇太「ん、ちぅ…にゅう…」
にゅちっ、ちゅう、ちゅく…ちゅく、ちゅく…
勇太(六花…六花…!もっと、もっと…)
六花「んっ…ゆ、勇太!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:39:26.05 ID:UseQsVm70
びくっ!
勇太「あっ…」
六花「ま、まだ…するの?」
勇太「あ、ああ…ごめ…」
勇太「…いや、もう大丈夫だ邪王真眼よ。十分に魔力は補給できた」
六花「…そう…なら、拠点へ急ごう」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:42:15.87 ID:UseQsVm70
ガラッ
凸守「マスター!やっと…って、ニセモリサマーじゃないデスか。チィッ」
森夏「舌打ちすんな中坊。小鳥遊さんと富樫くん、まだ来てないんだ」
一色「ああ。それがどうかしたか?」
森夏「いや、二人で教室出て行く所を見たから、先に来てるのかと思ってたのよ」
一色「なっ…二人で、だとぉ!?」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:46:07.40 ID:UseQsVm70
一色「高校生の男女が、放課後二人っきりで人目を忍んでやることと言ったら…」
凸守「闇の眷属との死闘!?マスター、凸守も加勢に…!」
森夏「あんたは黙ってなさい」
ペシィ
凸守「デコォ…」
森夏「…でも、こっちに来てないとなると、あやしいわよね」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:49:47.00 ID:UseQsVm70
ガラッ
勇太「なんか騒がしいな…何かあったのか?」
六花「……」
一色「おい勇太!今まで小鳥遊さんとナニしてたんだ!?」
凸守「マスター!闇の眷属との死闘はどうなったのデスか!?」
勇太「…はぁ?」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 22:56:19.21 ID:UseQsVm70
勇太「俺はただ…こいつの中二病に付き合ってただけだって」
一色「本当かー?」
勇太「本当だって。ほら」
六花「大丈夫、凸守。連中との決着はまだ先の話。今日はその下準備をしていただけ」
凸守「おお…備えも怠らないとは流石マスター」
勇太「…な?」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:02:06.75 ID:UseQsVm70
一色「…本当みたいだな」
森夏「まぁ、そんなことだろうと思ったけどね」
勇太(…本当の事なんて言えるわけないよな)
勇太(六花の中二病を利用して、ムリヤリキスしてたなんて)
勇太「……」
くみん「うーん、変な猫が…チンゲン菜…むにゃむにゃ…」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:07:36.78 ID:UseQsVm70
勇太(それからも、俺は周囲の目を盗みながら、六花の唇をむさぼった)
勇太(いけない事だと、頭では分かっていても…)
勇太(六花を前にすると正気でいられなくなる。自分が自分でなくなる)
勇太(それで一度でもキスしてしまうと、もうおしまいだ)
勇太(六花のあの柔らかい唇が、ざらついた舌が、俺の頭をしびれさせて…)
勇太(自分では止める事ができないくらい、俺はキスに夢中になってしまう…)
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:12:54.31 ID:UseQsVm70
富樫宅、勇太の部屋
勇太「…これじゃだめだ。もっと強い気持ちを持って、キスをやめないと」
勇太「…って、なんかタバコをやめられない人みたいだな、俺」
勇太「…いや、そんな変わらないのかもしれないな」
勇太(ニコチン中毒ではないけど…六花とのキス中毒だってことは…)
勇太(もう疑いようのない事だから…)
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:18:00.66 ID:UseQsVm70
六花「勇太」
勇太「り、六花…また勝手に俺の部屋に…っ!」
ビクッ
勇太(今日は学校ではなんとかガマンできたのに…今来られたら…)
ドクンッ…ドクンッ…
勇太「か、帰れよ、今ちょっと…忙しいんだ」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:21:46.03 ID:UseQsVm70
六花「忙しい?何もしていないように見える」
勇太「それは、その…」
勇太「そう!闇のダークソウルを集めるためにこれから6時間の瞑想に入るところなんだ!」
六花「…本当に?」
勇太「…えっ?」
六花「…それが本当なら、いい…けど、今日の勇太は何か様子がおかしかった」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:26:06.00 ID:UseQsVm70
勇太「そ、そうだったか?」
六花「そう。妙にそわそわしたり、そうかと思ったら激しく頭をかきむしったり」
勇太(キスをガマンするのに必死だったからな…)
六花「それに…会の活動にも来なかった」
勇太(六花と顔を合わせたくなかったからな…)
六花「…魔力の補給も、今日はまだしてない」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:30:19.78 ID:UseQsVm70
勇太「……っ!」
ドクンッ…ドクンッ…
勇太(やめてくれ、六花…それについては触れないでくれ…)
六花「勇太、魔力足りてる?私が補給してあげなくていい?」
ずいっ
勇太(ああ、顔を近づけられると…六花の唇が、こんな近くに…!)
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:34:36.43 ID:UseQsVm70
勇太「り、六花!」
がしっ!
六花「!」
びくっ
勇太「……っ」
六花「……」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:37:24.98 ID:UseQsVm70
勇太(ダメだ、こんなこと…六花は何をしてるのか分かってないんだ…)
六花「……」
勇太(六花の中二病を利用して、キスするなんてダメだ!)
勇太「…六花」
六花「……?」
勇太「魔力の補給は、もうしない。必要ないんだ」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:40:29.51 ID:UseQsVm70
六花「…え?」
勇太「六花、ゴメン…俺、今まで六花にウソついてたんだ」
勇太「アレは…魔力の補給とか、そういうものじゃないんだ」
六花「……」
勇太「あんなこと、もうやらなくていいんだ。だって、あれは…」
六花「…やだ」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:44:18.42 ID:UseQsVm70
勇太「…え?」
六花「…必要なくない。やりたい」
勇太「…あのな六花、だから」
六花「やだっ!」
ぎゅううっ!
六花「…私は、もっと勇太と…キス、したい」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:48:27.72 ID:UseQsVm70
勇太(考えてみれば、当たり前のことだった)
勇太(いくら六花が中二病で、普通の人よりそういう事にうといからと言って…)
勇太(キスまで知らないなんて、ありえなかったんだ)
勇太(にもかかわらず、六花は拒まなかった。自分から求めることすら…)
勇太(それは、つまり)
勇太「……」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:51:52.06 ID:UseQsVm70
勇太「…じゃあ、最初に押さえつけてムリヤリべろちゅーしちゃった時も」
六花「うん、イヤじゃなかった…勇太と舌を絡めてキスするの、すごく気持ちよくて…」
六花「だから、もっとしたくて…それで、勇太の部屋に行ったら…」
勇太「…また、俺に有無を言わさずキスされたわけだ」
六花「…そう」
勇太「まぁ…それなら良かったよ。六花の事、傷つけちゃったかもしれないって思ってたから」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:54:31.85 ID:UseQsVm70
六花「それはありえない。何故なら、勇太は邪王真眼と契約している」
六花「契約者は、邪王真眼の持ち主たる私を傷つける事はできなくなるから」
勇太「そうか、それはよかった」
六花「だから、勇太になら何をされても平気」
勇太「うぐっ…そ、そういう事言うとだな…」
ぼふっ
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/08(土) 23:59:01.46 ID:UseQsVm70
六花「…また、キスする?」
勇太「ああ、もうガマンできない…いいよな?」
六花「うん、いいよ勇太。キスして」
六花「いつもみたいに、私の唇も、舌も、口の中も」
六花「全部、全部…勇太のモノにしてっ」
…ちゅうっ!
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/09(日) 00:03:23.32 ID:UseQsVm70
後日、部室
ガラッ
勇太「よーっす」
六花「……」
森夏「あら、今日も二人一緒なのね」
一色「勇太…お前、本当に何もないんだろうな?」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/09(日) 00:06:36.53 ID:gOjfzmlZ0
勇太「何も無いって。何度も言ってるだろ、六花の中二病に付き合ってるだけだって」
六花「今日は管理局の襲撃に会った…」
凸守「襲撃があったのデスか!?凸守を呼んでくだされば…」
六花「いや、邪王真眼の力を持ってすれば、大したことのない相手だった」
六花「助力が必要な時はちゃんと連絡する。安心して、マイサーヴァント」
勇太「…まぁ、こんな感じだ」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/09(日) 00:09:28.46 ID:gOjfzmlZ0
一色「うーん…でも何かあやしいんだよなぁ」
森夏「そうそう。なんか、雰囲気って言うか、オーラって言うか…」
森夏「二人を取り巻くそういうモノが、今までと違う気がする」
勇太「な、何も無いってば!」
勇太「……」
勇太(あの日以降、キスすることをガマンする必要の無くなった俺達は…)
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/09(日) 00:14:25.46 ID:gOjfzmlZ0
勇太(今まで以上にたくさんキスするようになって、部活前に1回するだけでは物足りなくなり…)
勇太(今では部活前の他に、登校中、朝のHR前、昼休み、下校中…と)
勇太(とにかく、隙をみてはキスしまくるようになった)
勇太(正直いつバレやしないかハラハラするが…だからと言ってやめる事もできない)
勇太(まあ、幸いまだバレる様子は無い…薄々感づかれてる気はするけど…)
勇太(だけどそれでも、流石に真相は思いもよらないことだろう…)
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/09(日) 00:17:15.29 ID:gOjfzmlZ0
勇太(家に帰ってからも、食事中や風呂とか…どうしようもない時以外はキスしっぱなし…)
勇太(なんか、冷静に考えるとすごく乱れた生活しているような…一線は越えていないとは言え)
勇太(…まぁいいか…六花と気持ちの通じ合ったキスするの、気持ちいいし…)
勇太(こんなキス漬けな生活も…悪くない…)
六花「勇太、どうかした?」
勇太「…ん?」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/09(日) 00:20:17.73 ID:gOjfzmlZ0
六花「ぼーっとしてたみたいだから」
勇太「ああ、なんでもない。さっきの…魔力の補給について考えていただけだ」
六花「えっ…ゆ、勇太、みんなの前でキスなんて…」
一色「えっ」
森夏「えっ」
凸守「デコっ?」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/09(日) 00:23:54.03 ID:gOjfzmlZ0
勇太「り、りりり六花!な、ななな何を言っているんだお前は!」
六花「え?…あっ、ごめんなさい、この事は秘密だった…あっ」
一色「おい、勇太これはどういうことだ」
森夏「全部ゲロするまで開放しないからね」
凸守「マスター、魔力の補給とはなんデスか?凸守にも教えて欲しいデス」
勇太「カンベンしてくれえぇー!」
くみん「むにゃむにゃ…シュラバは強力な結界魔法だよー…」
オワリ
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/09(日) 00:25:11.51 ID:gOjfzmlZ0
オマケ、小鳥遊宅
十花「ただいま…」
シーン
十花「…六花は…また、富樫勇太のところか」
十花「…まったく、ここのところ毎日だな」
十花「…まあ、キスだけで済んでいる内は、大目に見ておいてやろう」
オワリ
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/09(日) 00:28:15.54 ID:eB1ctNBc0
乙デス
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