1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 18:25:37.54 ID:PFI0cEsY0
とある部屋
一夏「・・・」
サイト「・・・」
金次「・・・」
竜児「・・・」
小鷹「・・・」
上条「・・・」
歩「・・・」
京介「・・・」
純一「・・・」
真尋「・・・」
一同「(空気が重い・・・)」
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 18:39:23.70 ID:7VpiiHBB0
なぜ、リトさんとキリットさんがいない
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 18:49:56.14 ID:PFI0cEsY0
すっかり忘れていましたよ
後ほど混ぜれるようにがんばってみます
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 18:52:01.12 ID:PFI0cEsY0
一夏「(てか、なんでこんな所いるんだ俺?たしか楯無さんとの特訓が終って部屋に戻った所までは思い出せるんだけど・・・)」チラッ
サイト「(それより誰か、この空気を変えてくれ・・・)」チラッ
金次「(いや・・・そうしたいけど・・・)」チラッ
竜児「ふぅーふぅー」ギロ
小鷹「ガタガタガタガタ」ビンボーユスリー
一同(竜・小、以外)「(なんでヤンキーが居るんだよ・・・怖えぇぇぇ)」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 19:08:16.25 ID:PFI0cEsY0
上条「あ、あの~」
歩「!?」
京介「(い、いくのか?)」
上条「と、とりあえず自己紹介でもしま――」
竜児「ゴホッ!ゴホッ!(風邪引いたかな?)」
純一「ひっ・・・」ビクッ
シ~ン・・・・・・
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 19:09:41.69 ID:cRU6yWolO
杉崎は?生徒会の一存の
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 19:16:11.93 ID:PFI0cEsY0
杉崎は出演しますのでしばしお待ちを
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 19:17:10.65 ID:PFI0cEsY0
小鷹「(皆が困っている。こんな空気を変えれれば俺は・・・俺は―――)」ドン!
一同「!?」ビクッ
小鷹「お、オレェは小鷹、羽瀬川小鷹だ。よろしくなァ」ニタニタァ
~羽瀬川小鷹~
・作品「僕は友達が少ない」
一同「」ガタガタ
小鷹「(決まった・・・完璧だったな、特に最後の爽やか100%スマイル。これで好印象だ)」グッ
真尋「(なんなんだよ・・・一人で不気味な笑み浮かべてるよ・・・)」
竜児「(ヤベェ・・・ガチのヤンキーかなんかじゃねーか)」
歩「(メガロにもあんな奴見た事ないぞ・・・)」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 19:26:57.55 ID:PFI0cEsY0
上条「と、とにかく自己紹介。順番にね。」アセアセ
上条「上条、当麻です。えっと・・・よろしく」ペコ
~上条当麻~
・作品「とある魔術の禁書目録」
一同「(ま、マトモだぁ~)」
上条「えっとじゃあ、次の人、お願いします」チラ
歩「あ、俺か・・・え~相川歩です、はい。どうぞよろしく。あとゾンビっす。」
~相川歩~
・作品「これはゾンビですか?」
金次「(ゾンビ……だと……)」
真尋「(クトゥルフ関係か?)」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 19:42:41.32 ID:PFI0cEsY0
京介「次だな・・・俺は高坂京介だ、よろしく頼む。」
~高坂京介~
・作品「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
純一「じゃ、じゃあ僕も、た、橘純一です・・・どうぞ。」
~橘純一~
・作品「アマガミ」
真尋「ん、あ!僕か。八坂真尋です、平和な日常が好きです。」
~八坂真尋~
・ 作品「這いよれ!ニャル子さん」
一同「(スゲェ分かるわぁ・・・)」ウンウン
一夏「おっ、俺の番だな。俺は織斑一夏だ、よろしくな。」ニコ
~織斑一夏~
・作品「IS インフィニットストラトス」
一同「(真の爽やかスマイル頂きました)」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 19:53:14.86 ID:PFI0cEsY0
サイト「お、俺か!えっと、ハルケギニアからきました平賀才人です。どうぞよろしく。」
~平賀才人~
・作品「ゼロの使い魔」
歩「(ハルケ・・・?何処だソレ?)」
金次「俺の番・・・だよな、武偵高校2年A組遠山金次です。よろしく。」
~遠山金次~
・作品「緋弾のアリア」
京介「(これで後・・・)」
純一「(一人・・・)」
竜児「ふ~・・・」ソワソワ
一同「(なんかソワソワしてるな・・・)」
竜児「よしっ!」
一同「!?」ビクッ
竜児「俺の名前は高須竜児だ。こんな顔だけど皆とは仲良くしたいと思っている。これからよろしくお願いします。」ペコリ
~高須竜児~
・作品「とらドラ!」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 20:11:44.55 ID:PFI0cEsY0
金次「(あれ?もしかして)」
サイト「(良い人?)」
上条「と、とりあえず一通り紹介が終ったところで一先ず状況を整理しよう。」
上条「皆、気が付いたら此処に居た。ってことでいいんだよな?」
一同「そうだな」
上条「う~ん・・・これだけの人数を悟られること無く連れ去るなんて・・・一体」
京介「それより此処はどこなんだ?やけに綺麗な部屋だけどホテルか何かか?」
一夏「ん~ダメだ携帯も何も繫がらないや(ISの通信も効かなかったって事は何か細工がされているハズなんだが)」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 20:32:34.86 ID:PFI0cEsY0
竜児「と、とりあえずこの部屋を探そう、何か脱出へのヒントがあるかもしれないし」
純一「そうだね、それがいいとおも――――」
ピンポンパンポ~~ン!
一同「!?」
???「あ~マイクテス・・・よしOK。みなさんこんにちは~わたしは紙です」
金次「なんだ一体?」
???「みなさんは選ばれし人たちです。安心してください危害を加えるつもりはありません。」
サイト「誰なんだお前は!何が目的だ!」シャキーン
???「ちょっ!!刃物をしまって!マジヤヴァイって、ヤバイじゃなくてヤヴァイ!」
???「・・・まぁこの部屋は絶対に破壊等は出来ないけど、危ないからね」
???「それより目的でしょ?私はただ君達を逢わせて、腹を割って話しをしてもらいたいだけんだよ」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 20:47:20.73 ID:PFI0cEsY0
真尋「はあぁ?なんじゃそりゃ?」
???「題して『ハーレム系主人公の会』開幕!!」ドンドンパフパフ
一夏「ハーレム系主人公の会?」
???「とりあえず自由にくつろいで親睦を深めたまえ、食べ物や飲み物も沢山用意したから。なにかあったらそこの引き出しにある『トークBOX』を使って話を広げてね~それじゃあまた―――」プツンッ
小鷹「お、おいちょ!」
一同「・・・」
一夏「どう・・・する?」
竜児「とりあえず、『アイツ』が言ってた箱はあったけど・・・」
上条「くぅぅ・・・不幸だ・・・」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/01(土) 20:49:48.93 ID:PFI0cEsY0
京介「じゃ、じゃあ一回、そのトークBOXとやらを使ってみようぜ」
真尋「なんでまたそんなこと?」
京介「いや・・・『アイツ』は俺達を話し合わせたいんだろ?だったらここで何もしないよりは向こうの手に乗ったほうが脱出の糸口があるかも・・・なんて」
サイト「そうだな・・・確かにこのまま居ても時間の無駄だ。どうだろうみんな?」
一夏「久しぶりのBOY‘sトークか~(賛成だ)」
金次「逆になってないかオイ・・・」
上条「上条さんは賛成ですのよ」
竜児「いいと思うぞ」
小鷹「ゆ、夢にまで見た同年代の男との・・・」グッ
歩「ひぃぃぃ!」
真尋「いいんじゃないかな?」
純一「良い案だと思うよ」
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 10:23:38.26 ID:KYn/v5gg0
京介「よ、よし!じゃあ早速始めるか(俺の意見が通った・・・やったよ皆・・・)」
竜児「しっかし変な箱だな・・・ん?なんだこのスイッチ」ポチ
真尋「おいおい勝手に弄ったら―――」
ピー! カラン!
一同「・・・(カプセルが出てきた)」
一夏「え~と中身は、『身の回りの女難についてト~ク』だって」
サイト「女難って・・・」
上条「とりあえず話してみますか?」
歩「女難ってどんな事話せばいいんだ?」
純一「自分の境遇みたいなのでいいんじゃないかな?」
一夏「なるほど・・・じゃあ俺から順で良いかな?」
一同「異議なし」
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 10:37:08.37 ID:KYn/v5gg0
一夏「サンキュー。女難か・・・とりあえず俺はIS学園って所に通っているんだけど、そこには俺以外の人は全員女子しか居ないんだよ。」
竜児「全員女子って・・・また凄いな・・・」
一夏「そうなんだよ、本来、女子高みたいなものだから男子トイレなんかも全く無くて、大浴場も決まった日にしか使わせてもらえないし、肩身狭い思いをしているわけでさ。」
上条「大変そうですな・・・」
一夏「まあ大事な仲間はできた訳なんだけど、その皆がまた個性が強いって言えばいいのか?まあそんな感じでさ・・・ね?」ゲッソリ
歩「なんとなくだが理解できるぞ・・・」
一夏「5人居るんだけどね、真剣振り回してきたり、料理の味見をしなくて命の危機になったり、大砲ブチ込んできたり、もう一人の男子かと思って浮かれてたら違うし、裸でベットに侵入してきたりともう散々な訳ですよ。」
一同「・・・」
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 10:54:40.04 ID:KYn/v5gg0
一夏「他にもエロい格好でからかって来たりや、皆の騒動の責任取らされたり、休日の過ごし方で血を見る羽目になったりしてさ、なんで皆俺の話を聞いてくれないんだよって思う訳だよ」
一同「分かる!!それ凄く分かるぞ!!!」
一夏「えっ!?」
サイト「皆無防備と云うよりもはや誘ってんじゃない?って格好してるしさ、そりゃ見ちまうだろ!男だもん!それなのに直ぐ人を爆発させるし・・・」
金次「勝手に人を厄介事に巻き込まんでくれよ、奴隷奴隷あんまり言うなっての、それに日常のようになんかある度に銃撃戦するのを止めろ!危ないし後処理全部俺がしてるんだぞ!」
竜児「犬呼ばわりは、まあ良いとしても頼むから直ぐ暴力は止めてくれよ、少しは話を聞いてくれよ・・・」
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 11:18:52.62 ID:KYn/v5gg0
小鷹「俺はただあの場所を壊したくないだけなんだよ、なのにそんな気も知らないでドンパチやって、その度に変な噂が流れて余計に友達なんてできっこなさそうだし」
上条「上条さんだってね、好きでスケベな事してるんじゃないんですよ、話も聞かずにいきなり噛み付くわ、会う度に電撃飛ばしてくるわ、メシメシ五月蝿いし、穀潰しだし、少しは働けや!」
歩「俺は好きであんな女装してる訳じゃないんだよ、仕方が無いんだよアレは・・・皆こっちの苦労もしないで好き勝手して、少しは俺のプライベートも尊重して欲しいんだよ」
京介「妹だからって何様じゃ、罵倒と文句しか言わないじゃん!それに公衆の前でエロゲがどうとか、言い争いとかすんじゃねーよ。めっちゃ白い目で見られるし、殴られるし、蹴られるし、手錠されるしよ・・・」
純一「僕は変態なんかじゃないよ、皆変態変態言って・・・僕はただ世の中の女性の美しさの追究して、それを元にこれからの美学的観点を改めてみようと思っているだけなのに・・・」
真尋「いつもいつも面倒事に巻き込みやがって、僕にはお前らみたいな力なんて無いんだから怖いんだよ、それに朝も昼も夜もべったりで正直恥ずかしいし、鬱陶しい時もあるんだよ、絡んで来る度に2人でバトりだすし・・・」
一同「とにかく俺(僕)は平和な日常を過ごしてみたいんだよ!!!」
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 11:38:51.13 ID:KYn/v5gg0
ピンポンパンポ~~ン!
???「いやぁ~どうだった皆気分は?」
一夏「お、お前は!」
???「どうだい皆?ちょっぴりスッキリしてないかな?」
サイトん?・・・言われてみれば・・・」
小鷹「なんか楽になったような・・・」
???「そうだろ?じゃあ引き続いて頑張ってくれたまへ―――」ブツッ
歩「あっ!ちょっと!・・・」
上条「なんだったんでしょうか今のは?」
京介「取り合えず続けてみるか?」
金次「そう・・・するしかないだろ・・・な」
一夏「じゃあ押すぞ」ポチ
一夏「え~と次は・・・『本当は女子の気持ちに気付いてんだろ?そうなんだろ?wwwwwwそうなんだろ?wwwwww』だって」
一同「」
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 12:10:55.98 ID:KYn/v5gg0
一夏「なん・・・の事かな?」アセアセ
金次「そ、そうだな・・・」アセアセ
小鷹「そんな訳ある訳・・・」アセアセ
上条「か、上条さんは女運なんてものも不幸・・・でして」アセアセ
歩「あいつらがねぇ・・・そんな訳・・・」アセアセ
京介「シンジラレナイナー(棒)」アセアセ
純一「あばばばばば」アセアセ
サ・竜・真「(分かってるなんて言えないな・・・)」
一同「あははははははは・・・・・・はぁ~」
一同「実は知ってます!すいませんでした!!」
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 12:27:33.24 ID:KYn/v5gg0
一夏「そりゃあれだけしてくれば流石に気付くよ。」
金次「あれだけ『好きですよ』みたいなフラグあるしな」
小鷹「というか全部聞こえているんだよな・・・」
上条「聞こえないフリ、鈍感なフリ・・・もう疲れた」
歩「それにその声に答えれても・・・」
京介「実の妹とか・・・それに・・・」
純一「今の仲間内の関係は必ず歪むし・・・なにより」
一同「自分の身が危ない」
一夏「そうだよな?絶対めんどくさい事になるよな?」
金次「血を見るのは確実だろう」
小鷹「一人暴走して殺しかねない奴いるしな」
上条「不幸な目に会うのは避けられませんのね・・・」
歩「どうすりゃいいんだ―――」
???「うわぁぁぁぁ!!!」ドサ
一同「!?なんだ?」
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 12:37:46.65 ID:KYn/v5gg0
???「イテテテテ・・・何処だよ此処は?たしか家でエロゲして・・・その後は―――」
一夏「お、おい、大丈夫か?」
???「うおぉぉ!?ビックリした~えっと君達は?」
一夏「あぁ、俺は―――」
自己紹介以下略
???「なるほど、ありがとう。あ、俺の名前は杉崎鍵。偉大なるハーレム王だ!」
~杉崎鍵~
・作品「生徒会の一存」
サイト「ハーレム王?」
真尋「ん?なんか落ちてるぞ・・・何々?・・・『特別ゲストだお。自称ハーレム王(笑)の杉崎鍵だお。いろいろと楽しんでね。みんなの神たまより』ってなんじゃそりゃぁぁ!」
杉崎「誰が自称(笑)じゃ!こっちとら死に物狂いでハーレムを作ったんだぞ」
一同「」
杉崎「え?何?この空気、俺なんかした?」
一同「先生ェェェェェェ!!!!!」ダキ
杉崎「うぉぉぉぉ!?なんだいきなり!」
一同「助けてください!!!」
杉崎「へ?」
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 13:10:01.36 ID:KYn/v5gg0
―――
――
―
杉崎「・・・なるほど、好意に気が付いているがどうすればいいのか分からないって事か?」
一同「はい」
杉崎「(やべぇ・・・安請け合いしちまった・・・今更断れないし・・・それに)」チラッ
一夏・小鷹「・・・」センボウノマナザシ-
杉崎「(なんか中目黒と同じ臭いを感じるんだけど気のせいだよね?)」ゾク
一方その頃
??「はっ!!こ、これは・・・」ビクン
??「ん?どうしたんだよいきなり立ち上がって、なんかあったのか?」
??「この気配は、先輩に新たなる物語の始まりが!こうしちゃいられません早速執筆に移らねば・・・」
??「お、おいちょっとまっ―――」
??「行っちまった・・・」
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 13:18:10.21 ID:KYn/v5gg0
杉崎「(ええい、なるようになれだ)ゴホン・・・良いのか諸君?この先の道は修羅となろう」
一同「・・・覚悟の上です。」ゴクリ
杉崎「ふむ、良い顔だ・・・では着いて参れ!早速修行に移るぞ!!」
一同「お・・・オッス!!!」
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 13:34:15.44 ID:KYn/v5gg0
???の部屋
???「皆、旅立ったか・・・それでいい、君達には『俺』のようにはなって欲しくない」
???「己の欲望の為に仲間を傷つけ、全てを狂わせた・・・」
???「そんな間違いをもう起こさない為にも・・・」
???「ふっ、いや、彼等なら大丈夫だろう・・・頼りがいのある?杉崎君も居る。」
????「もういいのかい神様?いや・・・・・・伊藤誠君?」
誠「君か・・・今回の手伝いには感謝しているよ。それにしても懐かしい名前だな・・・全てを呪い壊した者か・・・だからかな?こうやって第二の『俺』を生んでしまわないようにこんな事始めたのかな?」
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 13:49:50.11 ID:KYn/v5gg0
????「さあ?どうでしょう?」ニコ
誠「相変わらず楽しそうだね。―――相馬君」
相馬さん「そうですか?」ニコニコ
誠「まあいいか、それでは次の戦場へ行こうか?」
相馬さん「そうですね。えっと次は、五河士道、真奥貞夫、エレン・イェーガー、横寺陽人、比企谷八幡、長谷川昴、桐ヶ谷和人ってところですかね」
誠「また変わったメンツだな・・・まぁ良い。俺は俺にしか出来ないことをするだけさ(過去に此処を訪れた皆はそれぞれ頑張っているって聞くが、彼等はどうなるだろう?)」
誠「(結城梨斗、岡部倫太郎、キョン、兵藤一誠、満潮永澄、あら・・・あら・・・ありゃりゃぎさん。元気でやっているかな?)」
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 14:02:56.77 ID:KYn/v5gg0
誠「ところで、相馬君―――その手に持ってるの何?」
相馬さん「知らないんですか?通信機ですよ、通信機♪」ニコ
誠「いやそれは分かるよ。何してるの?」
相馬さん「いや、そりゃあ通信ですよ。通信機ですし。」
誠「誰と?」アブラアセー
相馬さん「誰って・・・此処に来た人達の知り合いですけど」
誠「はぁぁぁぁ!?ちょっと何してくれてるの?」
相馬さん「大丈夫・・・大丈夫だから!向こうからの音は入らないから」
誠「余計悪いだろ!」
相馬さん「すみません・・・悪気は無かったんです・・・ただ・・・」
誠「ただ?」
相馬さん「だってこんな面白そうな事無視するなんて僕に―――」
誠「言葉・・・GO」
言葉「了解☆誠君♪」
相馬さん「ちょっと待ってそれはマズイって!アレ聞いてる?何処見てる?お~い言葉ちゃ―――」ブシャァァ
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 14:13:24.96 ID:KYn/v5gg0
その頃GIRL’sは・・・
『真剣振り回してきたり、料理の味見をしなかったり、大砲ブチ込んできたり、もう一人の男子かと思って浮かれてたら違うし、裸でベットに侵入してきたり―――』
箒・セシ・鈴・シャル・ラウラ「」
『皆無防備と云うよりもはや誘ってんじゃない?って格好してるしさ、そりゃ見ちまうだろ!男だもん!それなのに直ぐ人を爆発させるし・・・』
ルイズ・ティファ・タバサ・シエスタ・アンリエッタ「」
『勝手に人を厄介事に巻き込まんでくれよ、奴隷奴隷あんまり言うなっての、それに日常のようになんかある度に銃撃戦するのを止めろ!危ないし後処理全部俺がしてるんだぞ!』
アリア・レキ・白雪・理子・ジャンヌ「」
『犬呼ばわりは、まあ良いとしても頼むから直ぐ暴力は止めてくれよ、少しは話を聞いてくれよ・・・』
大河・実乃梨・あーみん「」
『俺はただあの場所を壊したくないだけなんだよ、なのにそんな気も知らないでドンパチやって、その度に変な噂が流れて余計に友達なんてできっこなさそうだし』
夜空・瀬奈・理科・幸村・小鳩・マリア「」
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 14:15:31.66 ID:V05vQbPFo
これ・・・やばくないか・・・
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 14:20:54.91 ID:KYn/v5gg0
『上条さんだってね、好きでスケベな事してるんじゃないんですよ、話も聞かずにいきなり噛み付くわ、会う度に電撃飛ばしてくるわ、メシメシ五月蝿いし、穀潰しだし、少しは働けや!』
インスタントさん・美琴・神裂・ステイル・姫神・妹達×10000以上・他多数「」
『俺は好きであんな女装してる訳じゃないんだよ、仕方が無いんだよアレは・・・皆こっちの苦労もしないで好き勝手して、少しは俺のプライベートも尊重して欲しいんだよ』
ハルナちゃん・ユー・セラ・トモノリ・サラス「」
『妹だからって何様じゃ、罵倒と文句しか言わないじゃん!それに公衆の前でエロゲがどうとか、言い争いとかすんじゃねーよ。めっちゃ白い目で見られるし、殴られるし、蹴られるし、手錠されるしよ・・・』
桐乃・黒猫・あやせ「」
『僕は変態なんかじゃないよ、皆変態変態言って・・・僕はただ世の中の女性の美しさの追究して、それを元にこれからの美学的観点を改めてみようと思っているだけなのに・・・』
裏表の無い人・梨穂子・薫・七咲・妙江・森島「」
『いつもいつも面倒事に巻き込みやがって、僕にはお前らみたいな力なんて無いんだから怖いんだよ、それに朝も昼も夜もべったりで正直恥ずかしいし、鬱陶しい時もあるんだよ、絡んで来る度に2人でバトりだすし・・・』
ニャル子・クー子・ハス太「」
「「「「「「「「「「行くか・・・」」」」」」」」」」
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 14:26:43.31 ID:KYn/v5gg0
そのころ
杉崎「まずは彼女達の愛に応えられる肉体が必要だ!愛す者が多くとも己の身体は1つしか無い!だからそれを補うために肉体強化が必要だ!まずは腕立て・腹筋・スクワット・背筋を250回を4セットだ」
一同「オッスッッ!」
杉崎「次は予想能力だ!我々は清く美しい童貞だ!それ故にいざデートとかとなると身体がうまく動かん、なので今の内にシュミレーションをし、万全の体制を敷くのだ!」
上条『教官ってハーレム王なのに童貞な―――そげぶ!!』ベキッ
杉崎「なんか言ったか?あァァ!」
上条「い・・・え、なにぼ・・・」
杉崎「では、始め!心に思う人と何を望むか魂に描け!!」
一同「・・・オッス!」
金次「(望みか・・・アリア・・・!?)ぶぶっ!!」ハンジダラー
歩「センセー金次くんが興奮して鼻血を出しました~」
杉崎「しっかりしろキンジィィ~!」
金次「ふふ・・・はは・・・」
金次(神)『ヒャッッフォォォォォ!!!最ッッ高にハイって奴だぜェェェ!!!』
杉崎「マズイ!金次の金児が覚醒モードに・・・包茎の形に留まっていたナニがズル剥けの状態に戻りつつある・・・サードインパクトが始まる・・・」
ワーニゲロー! ジンルイハ… メヲサマセェェェェ!! イチカァァァ!オマエノロンギヌスノヤリデツラヌケェェ ウホッ!?
116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 14:34:36.97 ID:KYn/v5gg0
―――
――
―
金次「・・・あれ・・・ここは・・・?くっ!なんか尻が痛むな・・・」
杉崎「おお、良かった!目を覚ましたぞ!!」
一同「フォォォォォ!」
一夏「・・・・・・(なんだろう大変なことを忘れているような?)」
杉崎「次は走り込みだ!向こうにある海岸を走るのだ!これは将来の『捕まえてごら~ん』の為にもなる一石二鳥だ」
一同「オォォォォォ!!!」
「ここね・・・」
ドカーン!!!
「い~ち~か~!!!」
「サ~イ~トォォォ~!!!」
「キ~ン~ジィィィ!!!」
「竜~児ィィィ!!!」
「あの・・・タカ(小鷹)・・・その・・・今までごめんなさい!!!」
「と~う~ま~!!!」
「バユム・・・その、今まで悪かったよ・・・これから頑張るから、嫌いにならないでよぉ・・・」
「・・・何か私と桐乃に言い残すことは?」
「橘く~ん?ちょっと話し合わないかしら?」
「真尋ざ・・・ん・・・ご、ごめんなざい・・・反省してますから・・・」
一同「ん!?」
121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 14:46:30.10 ID:KYn/v5gg0
アハハハハハ! 待て待て~! 捕まえてごらん~
彼女達は恐ろしい光景を目にした。
野郎共が、海パン一丁で浜辺をスキップしながら追い駆け合っているのだから。
その何と言えばよく分からない光景を必死に理解しようとしたが理解が出来なかったのでやがて彼女達は考えるのを・・・止めた・・・
123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 14:50:37.14 ID:KYn/v5gg0
理科「ウホォォォォォォ!!!やっぱり最高過ぎますよ小鷹先輩!!!ペンが走りますよぉぉぉぉ!!」ハァハァ
真冬「やはり先輩のハーレムは此処にあったんですね。真冬、遂に桃源郷に辿り着いたんですね!!」ハァハァ
約2名を除いて・・・
125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 14:57:08.37 ID:KYn/v5gg0
杉崎「目指せ理想郷!!!」
一同「オォォォ!!!」
金次「これで・・・皆を守れる」
歩「なんだろう?太陽に当たっても平気だ・・・これが愛の力・・・LOVE JUSTICE!!」
純一「あぁ・・・気持ちいい・・・なんて開放的な気分だ・・・」
一夏「(これだよ、こんな男同士の楽しみを俺はずっと・・・)」
小鷹「(これが仲間・・・なんだろう心がポカポカする・・・)」
杉崎「ハーレム最高ゥゥゥゥ!」
完ッッ
130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/02(日) 15:15:23.77 ID:qcFvGUhNo
もうちょっと続いてほしかったが、乙!
一夏「ハーレム系主人公の反省会」
1: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/14(金) 23:31:44.66 ID:It8N6PmB0
前作 一夏「ハーレム系主人公の会?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1370078737/l50
の後日談みたいなものです。
とある喫茶店
一夏「・・・久しぶり」グッタリ
サイト「・・・あぁ」ボロボロ
金次「・・・おう」チマミレー
竜児「・・・まぁな」ナマキズ
小鷹「・・・よぉ」ゲッソリ
上条「・・・ぁぁ」ヒョロヒョロ
歩「・・・ひさし・・・ぶ」カッサカサ
京介「・・・ひょうも(どうも)」ホウタイグルグル
真尋「・・・うん」ゲッソリ
一同「(・・・また空気が重い・・・)」
4: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/14(金) 23:41:13.43 ID:It8N6PmB0
一夏「えっと・・・あれから3ヶ月だっけ?」チラッ
サイト「だいたいそうだな・・・」チラッ
金次「皆あの後・・・どうよ?」チラッ
竜児「それは・・・」チラッ
小鷹「聞くだけ・・・」チラッ
上条「や・・・ぉ―――」バタッ
歩「お・・・おぃ・・・だいじょ・・・ぶっ―――」サラサラ
京介「ふぉ、ふぉい!ふっかりすろ!!(お、オイ!しっかりしろ!!)」モガモガ
真尋「あは・・・あははは・・・はは」
一同「・・・」ズーン
5: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/14(金) 23:45:11.58 ID:It8N6PmB0
一夏「ん?あれ?へんた―――純一君は?」
サイト「そう言えば・・・居ないな・・・」
竜児「どうかしたのか?」
金次「それなんだけど、実は―――」
6: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/14(金) 23:46:56.52 ID:It8N6PmB0
―――――
――――
―――
純一「いい波着てるな・・・」
UMHR「乗りますかい大将?」
純一「あぁ!行くぞ梅原!」
UMHR「ヒャッホウ!」
数時間後、全裸で監視員に連れて行かれる橘純一の姿が―――
―――――
――――
―――
金次「って話を学校の繫がりで聞いたんだけど・・・」
一同「(変態紳士ィィィ・・・何したんだよ・・・)」
17: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/15(土) 18:51:45.18 ID:91tpJWsj0
真尋「と、とりあえず何か頼まないか?」
一夏「そ、そうだな!じゃあ俺は・・・あ!」
サイト「どうしたんだ?」
一夏「金が・・・ねえ!」ドン
上条「だい・・・じょ・・・水は・・・タダです・・・よ」
竜児「お、オイ上条、お前本当に大丈夫か?スゲェガリッガリだけど」
歩「水を・・・はや・・・く・・・干から―――」バタ
京介「ひゃってほ!ふひひゃへん!むじゅほーむじゅほふあひゃい!!(待ってろ!すみません!水をー水を下さい!!)」モガモガ
小鷹「何言ってんのかソレわかんねぇよ・・・」
金次「すみませーん!!!取り合えず水を!店員さぁぁぁん!!!」
18: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/15(土) 18:56:59.42 ID:91tpJWsj0
閑話休題
歩「ふぅ・・・潤いが・・・」ツヤツヤ
上条「あぁ・・・水は美味しいな・・・やっぱりミネラルが―――」
竜児「何があったんだよお前ら・・・」
歩「いやぁ・・・ゾンビ故に日光浴びると干からびちゃうんスよね///」
京介「ほぉうばったま、まふへれたわ(そうだったわ、忘れていたわ)」モガモガ
一夏「じゃあ俺と席変わるか?此処なら日はあんまり当たらないぞ」
歩「ありがたいっす」
19: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/15(土) 19:05:41.49 ID:91tpJWsj0
サイト「ハハッ・・・それより上条は・・・」
金次「お前は何があったんだよ?エジプトで遭難して死に掛けてる人みたいじゃねぇか・・・」
上条「いや、上条さん的には、血塗れの金次さんの方が気になるんですけど・・・」
金次「それなら、あのミイラ男の方が気になるだろ!」
京介「んま!?ひやひや、ふぉんなきょと(んな!?いやいや、そんなこと)」モガモガ
小鷹「いや、どっちもどっちなんじゃ・・・」
金・京「え?なんだって?」ポカーン
小鷹「」
20: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/15(土) 20:04:56.25 ID:91tpJWsj0
一夏「と、取り合えず各自のその後を話そう。あの日の別れる時にそう決めたしさ」
サイト「でもその約束決めた杉崎先生は?」
歩「たしか―――」
―――――
――――
―――
杉崎「よし、お前らに俺の全てを教えた!後はお前ら次第だ!じゃあ3ヵ月後に集まって各自の成果を報告してみよう。ま、俺のラブラブハーレムには敵わないだろうがな!」
一同「イラッ」
杉崎「それじゃあ皆、三ヵ月後!喫茶店でwwwwww」ドン!!
―――――
――――
―――
一夏「あの後大変だったな・・・」
サイト「そうだな・・・」
金次「忘れようぜ、過去は変わらないさ・・・」
26: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 13:55:33.47 ID:Ftmm5rZo0
真尋「あ!」
竜児「どうしたいきなり?」
真尋「鍵さんから留守電、預かってたんだ」
小鷹「本当か?それで一体なんて?」
真尋「えっと、『スマン、今ハーレムメンバー(まだ未定)にカッター当てられてて、ちょっと取り込んでるから今日行けそうにないわ・・・あ!ちょっと首斬られ―――』って・・・」
一同「(オイィィィ!ハーレム王!!!)」
28: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 14:07:39.53 ID:Ftmm5rZo0
一夏「・・・しょうがないから、先生の言ってた通り、報告みたいなのしてみるか?」
京介「ほうほれべひいんばぁなひか?(もうそれでいいんじゃないか?)」モガモガ
サイト「・・・そうだな、折角だし、それにいろいろと気になるし・・・」チラッ
一同「だな!」
一同「・・・」
一同「・・・」
一同「・・・」
歩「あの~みなさん?なんで急にだんまりして・・・」
サイト「いやぁ・・・だって・・・」
金次「なあ?・・・」
真尋「・・・うん」
一同「思い出すと・・・なんか寒気が止まらないんだよね」ガタガタ
歩「」
31: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 14:23:31.88 ID:Ftmm5rZo0
歩「えっと・・・一言で説明するなら?」
一夏「俺の人生が1秒単位で管理されだした」
サイト「そろそろ爆発がヤバくなって来た」
金次「毎日、防弾フルフェイス+超防弾アーマーの装備が必要になった」
竜児「インコちゃんが・・・インコちゃんが・・・」シクシク
小鷹「友達は・・・友達づくりは・・・“性功”しました・・・」
上条「ホームレス高校生に」
京介「ひほった(事故った)」
真尋「ストレスかなんかで少し禿げてきた気が・・・」
歩「」
33: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 14:32:15.79 ID:Ftmm5rZo0
歩「み、みなさん・・・ステキな生活をしてますね・・・」
一同「あぁ!?」
歩「ひっ!すみませんっす・・・」
一夏「そう言えば、歩はどうだったんだ?」
歩「俺か?俺は・・・」
サイト「俺は?」
歩「俺の全裸等が世界中に配信された・・・」
一同「なんだそんなもんか」
歩「ちょっ!酷くない!?」
34: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 14:52:49.20 ID:Ftmm5rZo0
お店のカウンター
歩鳥「ねえねえ、あそこのテーブルなんだけどさ」
俊子「どうしたのよって?うわぁ・・・男だらけ・・・なんかむさ苦しい」
歩鳥「あれって今流行のBLって奴だったりするのかな?」
俊子「い、いや~それはなんとも・・・」
ウキ「駄弁ってないで仕事しな、あと歩鳥」
歩鳥「ん?何ばあちゃん?」
ウキ「外、見てみ」
夏彦「」ゴゴゴ
歩鳥「げ、モリアーキー・・・」
夏彦「あ~ら~し~や~ま~」ゴゴゴ
夏彦「今日は補修だと散々言った筈だ!」
歩鳥「あ!・・・わすれて―――」
ニガスカ! ウギャアァァァァァ!!!
35: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 15:01:04.61 ID:Ftmm5rZo0
一夏「ん?なんか聞こえなかったか?」
金次「いや、なんにも」
小鷹「俺、難聴なんでー(棒)」
真尋「こ、こいつら・・・」
36: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 15:39:49.84 ID:Ftmm5rZo0
竜児「で、一通り話した訳だが、とりあえず京介、お前はなんでそうなったんだよ」
京介「ふぁあ、ひふはな―――(あぁ、実はな)」
―――――
――――
―――
数日前
京介「おじゃまします」
あやせ「あ!いらっしゃい、お兄さん」
京介「あぁ、それで話ってなんだ?」
あやせ「この前の話、ありがとうございました。」ペコリ
京介「あ、あぁ・・・(てっきり始末されるかと)」
あやせ「私の気持ちにも気付いてくださって・・・」
京介「い、いやぁ・・・まあ、その」
38: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 16:01:52.16 ID:Ftmm5rZo0
あやせ「それで私色々考えたんですよ。」
京介「うんうん」
あやせ「やっぱりハーレムってダメですよね」
京介「う・・・ん!?」
あやせ「それに結局、桐乃の事認めるんですね」
京介「ま、まあな。」
あやせ「近親相姦」
京介「!?」
あやせ「私、お兄さんと桐乃を犯罪者にしたくないんです。」
京介「あやせ・・・お前・・・色々と考えてくれて・・・」
あやせ「だから・・・ハーレムなんか無視して私と既成事実を作りましょう」
京介「ん?んん?」
39: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 17:31:09.93 ID:Ftmm5rZo0
あやせ「大丈夫です。これなら桐乃を守れて、お兄さんをハーレムや近親相姦みたいな道に外させないですし。」
京介「あやせ・・・さん?」
あやせ「だから」ガチャ
京介「うおっ!て、手錠!?あやせ一体何を!」ガチャガチャ
あやせ「ダイジョウブデス・・・スクッテミセマスカラ・・・ネ?」
あやせ「ダカラ、ワタシト、オニィ・・・キョウスケ」ニコ
京介「俺は・・・俺は・・・」
桐乃『京介、二人で一緒に―――』
京介「俺は!俺は!こんな結末、望んじゃいねぇ」
40: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 17:46:33.93 ID:Ftmm5rZo0
あやせ「ニガサナイヨ?スベテノミチ、タッテアルカラ」
京介「甘いわ!この俺を見縊るな!!」バリーン
あやせ「なっ!窓から!?」
京介「HAHAHA!残念だったなあやせ!この俺に勝つのは、まだは―――」ドカ
???「あ!・・・やっべ~やっちまった・・・」
???「あ、あの~もしもし?おたく大丈夫ですか?」
京介「」チ~ン
???「中村ァァァ!!!いや、金時ィィィ!!」
―――――
――――
―――
京介「と、まぁなんか銀髪パーマの人に跳ねられて今に至るんだな」
48: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 23:00:58.50 ID:Ftmm5rZo0
歩「いや、包帯無視できんの?じゃあ外せよ」
京介「いやぁ・・・実際の所、気を失って居ただけで外傷はほぼ無かったけど、桐乃の奴が心配して包帯巻いてくれてな~」ニタニタ
竜児「うぜぇよ、てか外せよ・・・」
京介「断るゥゥ!!この包帯はな!俺と桐乃の愛の結晶なんだよ!」
一同「あっそ」
京介「スルーが寂しい・・・」
50: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 23:19:27.61 ID:Ftmm5rZo0
京介「それに俺より変な奴居るじゃん。」
上条「そんな人居るんですかねぇ?」
一同「・・・」ジー
上条「ん?上条さんですか?」
一夏「いやだって・・・」
竜児「明らかに身体に異常が出てるだろ」
歩「何があったんだよ?」
52: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 23:29:50.82 ID:Ftmm5rZo0
上条「うっ!・・・じ、実は―――」
上条は語った。
なんかハーレムメンバーが何時の間にか1万を超えていたこと
上条の人柄上、みんなを幸せにしなければと思い、一人一人しっかりと相手をしようとした。
だが上条の肉体は1つ、対して向こうは万を越える軍勢。状況は次第に悪くなっていった。
度重なるデート等により金銭は底を尽き、寮を追い出され、学校にも通えなくなり、一人孤独に路地裏の帝王として君臨する事になった。
ただやたらと、赤髪バーコードと、である聖人が来てくれるので、彼等と熱膨張ごっこするのが今の生甲斐だとかなんとか・・・
53: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/16(日) 23:44:46.74 ID:Ftmm5rZo0
上条「と、言う訳ですよ。」
一同「・・・なんか・・・ごめんな」
上条「いいのですよ・・・心配してくれるだけで上条さんは幸せですよ・・・」
一夏「皆・・・大変なんだな・・・俺だけとか思ってのが恥ずかしいよ」
金次「まあ・・・な」
小鷹「女・・・怖い・・・」ガタガタ
歩「(あれ?よく考えると俺ってそこまで女性問題無いんじゃ・・・?)」
66: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/17(月) 22:14:31.78 ID:43KzU0cd0
真尋「皆の話聞いてて思ったんだけどさ、ひょっとして・・・前より状況悪くなっているんじゃ・・・」
一同「ッッ!?」ビクッ
一夏「そ、それは・・・」
サイト「くっ・・・」
竜児「ん~~~」
金次「!?」
真尋「やっぱりか・・・」ハァ~
69: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/17(月) 22:25:08.54 ID:43KzU0cd0
小鷹「だ、だって~あいつ等人の寝込み襲うし、薬盛るし・・・」
一夏「あちらこちらに盗聴器&隠しカメラあるもん・・・なんか愛情ポイントを同じに~とか言ってるし・・・」
一同「・・・はあぁぁぁ」ドンヨリ
京介「ククク・・・」
竜児「!?なんだ急に気持ち悪い」ビクッ
京介「どうやら俺の切り札が活かせそうだな」
歩「なんだって?」
真尋「何言ってんだよ、そんなもの・・・」
京介「皆・・・コレを見てくれ」
つ『To LOVEる』
73: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/17(月) 22:38:50.30 ID:43KzU0cd0
一同「???」
一夏「これが・・・」
サイト「切り札?」
京介「あぁ、これは宇宙規模でハーレムを築いた男の実話を基にした本なんだ」
一同「ナ、ナンダッテー!?」
京介「コレに解決の糸口があるのやもしれん。読んでみてくれ」
一同「御意!!」
74: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/17(月) 22:55:05.17 ID:43KzU0cd0
全巻読破中・・・
一夏「これは・・・」ゴクリ
サイト「なかなか・・・」
金次「ハァハァ・・・」
京介「どうだ皆?」
一同「興奮した」ハナジダラー
75: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/17(月) 23:18:03.34 ID:43KzU0cd0
一夏「特に御門先生が最高だわ~特にあのOPPAIだよ」
サイト「ナナたん・・・なんだろうこの感覚・・・」
金次「モモ翌様の太股マジパネェ!!」
竜児「古手川か・・・いいな黒髪って」
小鷹「お静ちゃん良い子だな~それに幽霊なら怖がらないハズ」
上条「春菜ちゃん・・・天使や・・・普通や・・・」
歩「綾先輩美しいですな」
真尋「ヤミちゃんか・・・なるほど・・・」
76: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/17(月) 23:35:14.34 ID:43KzU0cd0
一夏「ちょっwwwwwwヤミとか貧乳wwwwww」
真尋「アァ!?爆乳BBAがwwwwww」
サイト「醜いぞロリ厨とBBA専は帰れwwwwww」
金次「モモ翌様の人気に及ばんぞwwwwww」
サイト「は?モモ?あのビッチが?無いわwwwwwwナナだろ」
金次「は?暴力振るような女はwwwwwwカルシウム足りてないんだよ!胸見りゃスグ分かる」
サイト「斬り刻まれたいのか?」シャキーン
金次「上等だ!風穴まみれにしてやるよ」ガチャ
79: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/17(月) 23:54:52.98 ID:43KzU0cd0
竜児「ウルセェェ!宇宙人で揉めてるんじゃね!!大正義黒髪清楚大和撫子才色兼備品行方正の古手川が正解だろ!」
小鷹「無駄に漢字並べて持ち上げようとするなよ。奴は只のムッツリだ」
上条「普通が一番だって、な?いい加減気付け?つまり春菜ちゃんが―――」
歩「オイ!熱膨張クン~何言ってんのかな?」
上条「ヤメロ!!それ以上言うな!!!」ドン
イイカネジュウヨウナノハオッパイダヨオッパイヒンニュウハwww ズニノルナヨムネガスベテジャナインダヨ ヤッパフトモモダヨナ ハ?ウナジダロバカナンジャネ キンダンノコイッテステキヤン フツウガセイギダロウガテメェラノゲンソウブチコロスゾ デモクウキダヨネアノコ シロクソツケルカ・・・
80: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/18(火) 00:00:04.69 ID:ng2jG9Od0
京介「お、オイ!お前ら落ち着けって」
一同「お前は?」
京介「え?」
一同「お前は誰押しなんだって聞いてんだろうが!」
京介「俺は、美柑だな」
一同「はい、近親相姦キマシターwwwwwwきっもwwwwww」ゲラゲラ
京介「き、貴様ら~・・・」
一同「うっわ、シスコンバカが怒ったぞwwwwwwふぅ~ふぅ~wwwwww」ベーコンレタース
京介「懺悔の用意は出来たか?ハンティングの時間だ!!!」
84: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/18(火) 00:10:42.83 ID:ng2jG9Od0
一夏「イテテテ・・・」
サイト「追い出された・・・」
金次「まあ・・・アレだけ騒げば・・・」
真尋「で?何がヒントなんだよ?」
京介「オイオイ・・・しっかり見てくれよ・・・この子なんだけど・・・」
歩「なになに?リコちゃん?可愛いけどそれがいった―――」
小鷹「どうし―――」
一夏「なっ―――」
京介「気が付いたか?」
金次「リコが・・・リトだと・・・!?」
京介「そうだ・・・この物語ではリトがリコになるんだ」
86: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/18(火) 00:18:19.72 ID:ng2jG9Od0
サイト「でもそれが一体なんだって・・・」
京介「つまりだ、この作品が他のハーレムと違う点、それは・・・」
一同「それは?」
京介「主人公がヒロインになると言うことなんだ」
一同「!?」
京介「つまりハーレムでは、その世界のバランスが崩れてしまうのだろう。俺達が良い例だ。だが自らが攻略される側に回ればバランスは保たれる。」
一同「つ、つまり・・・」
京介「簡単に言おう。俺達に必要なのは・・・ヒロイン力だ!」ドン
一同「!?」
87: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/18(火) 00:22:45.80 ID:ng2jG9Od0
一夏「た、たしかに・・・良くラウラの言ってた『嫁』ってそういう事だったのか・・・」
真尋「ハス太の態度は僕にそれを知らせる為に・・・」
歩「アンダーソン君はホモなんかじゃない・・・俺が馬鹿だった・・・」
上条「じゃ、じゃあステイルとアックアとセロリと木原君のあの行為は俺を思って・・・」
竜児「こりゃ・・・マジだな・・・」
小鷹「あぁ・・・やるしかねぇ・・・」
京介「皆・・・」ジ~ン
京介「やっと・・・これで・・・」ウルウル
89: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/18(火) 00:25:46.12 ID:ng2jG9Od0
一夏「おい、何泣いてんだよ~」カタニポン
サイト「そうそう」
金次「泣くのはまだ早いぜ」
竜児「俺達が泣くべき時」
小鷹「そんなの決まってる」
上条「心の底から思う大事な人と」
歩「共に並んで」
真尋「歩いて行き」
一同「『ありがとう』の一言を心に刻み」
一同「笑顔で泣くんだろ。違うか?」ニコ
90: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/18(火) 00:28:21.60 ID:ng2jG9Od0
京介「み、みんな・・・そうだな、そうだよな。」
一同「それじゃあ、行くぜ・・・」
彼等は歩み続ける。己の愛する者為に、全てを幸せにする為に
その為にはどんな困難があろうと挫けず立ち向かうだろう。
何故なら彼等は一人じゃない。頼れる心の友がこんなにもいるのだから。
彼等は進む、未来を見据え、迷い無く、真っ直ぐに、その道を―――
そう、ヒロイン化計画の為に、女性下着売り場に向かい・・・
93: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/18(火) 00:36:33.57 ID:ng2jG9Od0
1時間後
一夏「ち、違う!コレはいかがわしい事ではないんです!」
サイト「そ、そうだ正当な行為だ」
金次「俺達は生まれ変わるんだ!」
竜児「信じてくれよ」
小鷹「何がいけないんだよ!」
上条「上条さんは幸福になるのですよ!!」
歩「俺はまた生まれ変わるんだよ」
真尋「お、おい・・・話を聞いて―――」バタン
94: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/18(火) 00:38:41.65 ID:ng2jG9Od0
彼等は白黒の車に乗せられ、連れて行かれる。
彼等の手には指輪ではなく金属のわっかが付けられていた。
奇しくもその輪は、天使の輪にも見えなくはないが、残念な事に彼等が向うは、(社会的な)地獄であった。
一同「出してくれ~~!!!」ウワーン
車内に、ゲリラ豪雨が到来したとさ。
95: ◆1WG3.WQqfk:2013/06/18(火) 00:39:32.86 ID:ng2jG9Od0
おしまい
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/06/18(火) 00:40:51.72 ID:K3mLFxrM0
乙
彼らに…救いはないのですか?
- 関連記事
-