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アニメSSまとめ速報

2chのSSまとめブログの記事を集め掲載しています。
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小鳥「は、はぁ!? キ、キスくらいした事ありますー!!」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 08:52:14 ID:WQ9OTQ6V0

暦30近い、アラサーの私は嘘をつきました。

※未完結SSです




3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 08:52:44 ID:YMh1vIu20

ことりさんじゅうななさい

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 10:15:42 ID:WQ9OTQ6V0

今の時代、アラサーで未婚なんて腐るほどいるでしょう。
私の友達だって、結婚した人など一握りです。
つまり選ばれた人間しか結婚できていません。

しかし、少数なグループが選ばれた側だとするならば、私もまた選ばれた人間なのかもしれません。

名誉ある……いや、不名誉ある称号。
アラサー処女。

アラサーで未婚なら腐るほどいるでしょう。
ですが、私はアラサーで処女。それに加えて年齢=彼氏なしでもあります。

これが選ばれた人間でないなら、なんなんでしょう?

本当に……この不名誉なら称号はいつ取り外せるのでしょう……


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 10:44:44 ID:WQ9OTQ6V0

しかし、中高生のように簡単には捨てるわけにはいかない。

アラサー処女は呪いの防具のような物だけど、一部には尋常じゃない人気を誇っている……はずなんです。

一発逆転を狙うなら、失ってはいけない物のはず。


まっ、実際には怖いだけなんですけどね。テヘッ

とは言っても、私には時間がありません。タイムリミットは押し迫っています。

どんどんアグレッシブに動いていかなけらばいけないのです。
小鳥ファイトー!

「プロデューサーさん、この後暇ですか?」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 11:00:54 ID:WQ9OTQ6V0

「この後ですか? いいですよ、どこで飲みますか?」

彼は我が事務所のプロデューサーさんです。唯一の男性社員でもあります。

そして私の片恋相手でもあるんです。デヘヘ

職場が同じ事をいい事に、良くお酒のお供をしています。
地の利を生かしているんです。私って戦略上手なんですよ。

「んー。どうしましょう」

「俺はどこでもいいですよ」

「じゃあ──」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 11:17:46 ID:WQ9OTQ6V0

「音無さんて、変な所知ってますよね」

「そんな事ないですよ」

「いや、こういう所に来るイメージじゃなかったので」

「そ、そうです、ちょっとだけ、お、大人な町かもしれないですけど」

現在、私とプロデューサーさんは私の指定したお店に向かっている所です。
そのお店の場所が少し特殊で、道中にはラブホ! ラブホ!! ラブホ!!!ラブホ満載なんです。

何故こんな場所のお店に行くか?
完全に私の戦略です。ありがとうございます。


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 11:28:47 ID:WQ9OTQ6V0

しかしこの初心な反応……

はは~ん、こいつ童貞だな。処女をこじらせている私には直ぐに分かりました。

なるほどなるほど、これまでの居酒屋デートで私を家に送りながらも何もしなかった理由が良く分かりました。

ここはお姉さんとしてエスコートが必要みたいですね。ぐへへ


「あっ、あそこですか?」

「そうです。さっ、入りましょう♪」

第一ラウンドの開始です。


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 11:48:45 ID:WQ9OTQ6V0

乾杯の掛け声とグラスとグラスが触れる音。
そして喉越し。

「ぷっは~、仕事後のビールはおいしいですね」

「この為に仕事を頑張ったって感じですよね」

「さすがはプロデューサーさん分かってますねー」

「はは」

「さぁ、ドンドン飲みましょう。ほらプロデューサーさんグイッと」

プロデューサーさんはグイッとビールを飲み干して、美味いと一言。


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 13:04:49 ID:WQ9OTQ6V0

「ほらほら、どんどん行きましょう」

「おっとっと、すいません」

こんな風に、プロデューサーさんのジョッキを空にしないよう減っては足して減っては足しての繰り替えし。

お酒が進むように、濃い味のおつまみも常時補填。

「すいませーん、串盛り合わせ。それと焼酎お願いします」

「焼酎ですか? いいですね」

「プロデューサーさん焼酎好きですよね」

色々な種類のお酒でちゃんぽん。

全てはプロデューサーをベロベロに酔わせる作戦。


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 13:18:56 ID:WQ9OTQ6V0







「だからですねー、私は結婚が出来ないんじゃなくてーしないだけなんですよー」

「わ、わかりましたから」

「あぁー信じてないでしょー! ホントですよー。結婚しようと思えばスパーですよ」

「信じてますって」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 13:52:34 ID:WQ9OTQ6V0

「いーや、その目は信じていない目です」

「そんな事言われてもどうしようもないですよ」

「じゃあ、これでどうですかー」

プロデューサーさんの腕を付かみ、スムーズに自分の胸に。

んっ……

「お、音無さん何をするんですか!?」

プロデューサーさんは驚いて、猫のようにすぐに手を引っ込めてしまう。

「らーって、プロデューサーさんが信じないからー」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:37:50 ID:Yg2wB/L0P

頭の中は既にピンク色。あれ? おかしいなぁ。

プロデューサーさん、もうぐでんぐでんのはずなのに。

「飲み過ぎですって、音無さん」

「へー? 私が飲み過ぎならぷろりゅーさんはどーなんれすかぁー!」

飲み過ぎてないもん。なのに、頭がふわふわして口が回らない。

仕方ないなぁ、もう一回。

倒れ込む振りしてプロデューサーさんの両手を掴んで、そのまま胸にダイブ。

「どーん!」

「ちょ、ちょっと音無さん!」

「本気になっちゃいますー?」

その目、私のこと見てる? 女として、見てる? うーん、わかんない。目、開かない。

それは別に私が処女だからじゃないです。まあぶっちゃけ、飲み過ぎた。ん、眠い。


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:43:21 ID:Yg2wB/L0P

ってダメダメ!! 一瞬だけ酔いが醒めてこれからの予定を再構築。

眠いから、寝る。違う違う! そっちの欲求じゃなくて! もっと、ピンクな方!

「聞こえますか、音無さん? 参ったな……」

プロデューサーさんだってあれだけ飲んでたら、そりゃ来るもの来るでしょ!

ただ、まあ私に対する興味が塵ほどもなければ? タクシーで返されたりもするでしょうけど?

音無小鳥、ただ処女を熟成させてきたわけではありません。さて、ここらで一発……

「……プロデューサーさん」

「あ、よかった起きましたか。あの、倒れる前にそろそろ……」

「……帰りたくない」

「え?」

決まった! 幾度と鏡に練習を重ね、度重なる哀しみと吐き気に負けず磨いた技が今花開いた!

完璧な上目遣い、体はプロデューサーさんに預け、完全密着! さぁ、さぁ! 古い手だなんて言わせませんよぉ!

「あ、いや、その……」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:48:17 ID:Yg2wB/L0P

「気持ちはわかります! でも、ほら、明日も仕事ですし!」

「……」

「どっちにしても動かなきゃ行けないんですから、俺も眠いですけどよかったらおぶりましょうか?」

小さく頷く。いや、正直眠い。これは本当に予想外。でも私を奮い立たせているのは信念。いや、執念と呼ぶべきか!

いろいろとヤル気にさせる言葉は持ってきたはずなのに、思ったように声が出ない。

とりあえずおぶってもらう。あ、これ楽かも。それでいて、気持ちいい。背中、あったかい。

「今回は俺の持ちでいいですから」

何さらっと紳士アピールしてるんだ。お前童貞だろうが!

とはいえここまでされていて今更姉貴風を吹かせるというのも……いやまだ行けるか。

この流れを逃す訳には行かない。今までのような呟きではなくて、ちゃんと耳元で囁いてあげる。

「……帰っちゃうんですか」

「えっ?」

「……私はいいですよ」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:53:11 ID:Yg2wB/L0P

「な、何がですか?」

「……」

言葉がでなくなった。何故だ。今の私はまるで学生の頃のように胸が高鳴っていて!

鼓動が背中を通してプロデューサーさんに伝わってたらどうしようとか、言ってから今更恥ずかしくなってるとか。

そう言った小さな事も原因だったりするのかもしれない。我ながら見事な処女っぷり。

お互いに特に会話も交わさずに、プロデューサーさんは私をおぶって店の外に出た。

「……」

なんかもう、寝てしまいたい。結構辛いなぁ、飲み過ぎたなぁ。いや、それだけじゃないけどなぁ。

ネオンライトがまぶたにちらつく。あ、そっか。ホテル街だっけ。ここで一押しすればさぁ。

プロデューサーさん、実際どうなんだろう。胸、思いっきり当たってるけど意識してる?

私の言葉、伝わってる? そう思ったら恥ずかしさとか全部まどろっこしくなった。

「プロデューサーさん」

「は、はい?」

「……入りましょう?」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 20:58:00 ID:Yg2wB/L0P

「なっ……」

どこにとか、言ってない。それがいいんでしょう? ふふっ、伊達に処女やってないんですから。

私に言われたら、入らざるを得ない。いえ、プロデューサーさんに断る度胸があればですけど。

私だって産まれてこの方、その……美人とは言えなくても! 平均くらいだとは思ってますし!

プロデューサーさんの今までのことを考えると……なんて、ここまで来て分析か。弱気か、私。


お待ちかねの返答。


「……いいんですか?」

適度な間の後に、頷く。そうしたらプロデューサーさんは何も言わずに前を向いて。

これも演技というか、シナリオ通りなんだけど実際に言うとなると、これほどまでに緊張するなんて。


あれだけ煽ってたけど、入るのは初めて。


ついに現れたな、ラブホテル。


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:10:14 ID:AxLX7aII0

律子!!


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:11:31 ID:I1rrBD58P

真美!


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:12:16 ID:l1kuaCWj0

雪歩!!


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:18:18 ID:ip9aymWM0

貴音ぇ!!


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:19:02 ID:BZZg+rajT

小鳥ぃ!!!


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:19:40 ID:n4JlLYGiO

真ォ!!


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:27:07 ID:Yg2wB/L0P

やよいィ!


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:27:46 ID:O31J2nCX0

美希ィ!!


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:29:23 ID:FdrvqV7tP

春香ァ!


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:31:26 ID:bnUIqdP30

千早ァ!!


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:32:46 ID:4om8YEtC0

社長ォ!


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:35:14 ID:iNGZNH4hP

>>92
撃ち負けはせんよ 当たるのであればな


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:33:12 ID:yoguQgAv0

伊織!!


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:35:37 ID:tEwWX2bj0

亜美ぃ!!


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:46:08 ID:JDCuJA4rO

響ィ!!


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23 21:46:59 ID:ip9aymWM0

さて、決まってしまいましたな

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